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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2011/01/03

新年のご挨拶~日々の決断の基準

新年のご挨拶
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
新春の冒頭にあたり、日々の決断の基準について書かせていただきます。
1.人生の結果を左右するポイント
≪成功の方程式≫
人生の仕事の結果=考え方× 熱意× 能力(稲盛和夫氏)
能力や熱意があっても、考え方が間違っているために、十分な成果が出ない場 合があります。
考え方がマイナスだと掛け算なので全てがマイナスになってしまうからです。
人生の仕事の結果=考え方× 熱意× 能力× 出会い × 決断
この有名な成功の方程式にフォーバル創業者の大久保氏秀夫氏は、「出会い× 決断」を加えています。
出会いには、「類は友を呼ぶ」という法則があり、自分自身を磨けば、良い出会いがあります。
さらに、決断は「肉体」「心」「魂」の3つに分類できます。
①肉体の決断
本能による決断です。「疲れたからさぼろう」というようなことです。
② 心の決断
損得による決断です。「もうかるかどうか」とか「好きか、嫌いか」という基準で行う判 断です。
③ 魂の決断
善悪による決断です。お金と名声ではなく、自分の存在価値は何かという基準で判断しま す。
2.魂の決断
魂の決断とは、本来、人として判断せねばならない領域です。
あるガンの専門医は、何人もの患者に余命3か月と宣告してきました。そのガン患者の反応には2通りあるといいます。
●「自分の人生は何だったのか?」と後悔する
● 「充実した人生をありがとう!」と感謝する
仮に余命3か月(四半期)と宣告されたとき、残された時間を考えれば、名誉やお金は必要ありません。
最期に、社員、提携先、お客様、家族から「ありがとう」と言って頂けることが最も 大事なことと考えます。
人間の価値、存在感は、「ありがとう」と言って頂く数だと思います。
今からの発想ではなく、終着点からの発想で考えるならば、① 出世⇒存在感②お金⇒ 使命感③自由な時間⇒大切な人との時間となります。
魂のレベルで、事業実施の決断に至るまでの優先順位を考えるならば、経済性ではなく、社会性を重視します。
1 社会性(儲けよりも社会価値があるか?)
2 独自性(誰もやっていないか?)
3 経済性(採算が合うか?)
今回の決断の基準が事業主の皆さまに何らかの参考になれば幸いでございます。
末筆ながら、皆様の事業の益々のご隆盛を祈念してご挨拶とさせていただきます。

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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