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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2017/05/21

ある事業承継セミナーの一コマ 2017

今年の冬はとても寒く、今年は暖かくならないのだろうかと絶望しかけていたところ、このセミナーがあった日、弱弱しい日光ではあったものの穏やかな天候に恵まれました。

穏やかな天候と同様に、セミナーも暖かい雰囲気で進行致しました。テーマは、「事業承継の事例研究 ~ A氏の事例」。落語同様、いつもの十八番でした。写真は、「事業承継計画の立案は、重要でかつ緊急ではない」という説明の箇所です。

「重要度」を縦軸、「緊急度」を横軸にしたマトリックス。当然ではありますが、重要度かつ緊急度が高い仕事は、優先順位が上位となります。この事業承継セミナーをドタキャンした方は、このセミナーを緊急度が低いとみなして、他の仕事を優先したのでしょう(備忘録として、此処で、微かな笑い有りと記録しておこう)。

事業承継計画の立案は、重要度が高く緊急度が低い。相続が起これば、緊急度が高くなるが、経営権も財産権もすぐには承継できません。

経営権とは、人の承継であり、将来の新執行部の陣容もイメージしなければなりません。(此処は大事ですねぇ。現在の執行部の方も引き続き継続する場合、それなりの配慮をする必要があります。)

財産権とは、主に事業用資産の承継であり、他の法定相続人とも調整が必要です。

経営者は多忙です。優先順位をどうするか。事業承継は重要であるとどの経営者も考えています。ただ、緊急度が低い分、後回しとなる。これが事業承継問題の一つの原因と考えています。

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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