2008年11月25日

短信…「遊魚動緑」
木村光雄

「美しさは優しさを創る」<55>(11/25)

21日に志摩の「THALASSA SHIMA ホテル&リゾート」へ。
ホテルの社長で世界一のエステシャン、今野華都子さんの講演を聞いた。
タラサ志摩ホテルは西武系で建設総額はナント377億円。
ところが、赤字続きで支配人は入れ替わり立ち替わり。スタッフも入社してもすぐ辞め、残ったのは態度の悪い人ばかり。
手のつけられない状況のところへ今野さんが抜擢された。
心の荒れた人間関係を持ち前の感性と努力で立ち直らせた。

小さいころ虚弱体質で生と死の狭間で生きていた今野さん。
常に思っていたことは、「今この瞬間が真実で、明日生きている保証はない」ということ。
そして自分自身の行動が、学校の先生や友人に理解されなくても「わからないものをわかってくれ」というのは無理なこと。「今はわかってもらえなくてもいい」、「毎日の選択の連続が人生」と思っていたそうです。

今野さんがエステの世界に入るきっかけになったのは、仙台でまつげパーマのお店を出したことが始まりです。
「この人を良くするために何をどうしたらいいんだろう」、「自分がいい人生を歩みたい。相手に喜んでもらえればできる」……と日々研鑽。
効率や生産性の追求を良しとする社会において、今野さんは経営者をはじめ周りの人に語ります。
「人の才能はすべて自分の都合で見るものではありません」と。

そして……今野さんの信念は、「光の部分である好きなものや得意な分野を育て、社会に還元できるようにすること」である。
人としての美しさと優しさの創造のため、今野さんは忙しい経営のかたわら全国を講演している。

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