宝在心

  1. Top
  2. ブログ
  3. 新人研修(2) 2021

「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2021/06/06

新人研修(2) 2021

昨年2020年入社1名、今年2021年入社5名計6名に対し、自創経営第二回の研修を実施しました。

優秀な方も多く、成長が楽しみです。

下記は、前回と同じある新人の方の研修報告書です。

詳細な報告、私も参考になりましたので、WEBでも共有します。

 

1.経営がみえる会計
 会社で会計を行うのは経営に利用するためであり、決算書を作成する目的は株主や税務署等の外部の利害関係者に報告するためである。そのため、企業会計は内部利用目的である管理会計と外部報告目的のための財務会計に大別される。
 そして、決算書を公表する理由は制度会計のためであり、決算書の作成方法や公表方法は法律によって細かく決められており、会計にかかわる我が国の具体的な法律としては、金融商品取引法、会社法(商法)、税法がある。
 またわが国では申告納税制度を採用しており、納税者が自ら税額を算出し、申告納税することになるが、租税は複雑であり、年々変化するため、納税者が租税について自ら理解し、税額を算出することは困難を極める。そのため、私たち会計事務所職員はお客様の適正な納税を手助けする、いわば代理人のような位置付けにあたる。
 日々の業務に関してもミクロ的な視点でものごとをみるのではなく、なぜこれをするのか、お客様の事情には何があるのか、どのようなお金の流れになっているのか等、ものごとをマクロ的な視点でみて、かつ、その本質を理解するよう努めることで、自身の理解が深まり、より良いサービスをお客様に提供することが可能となる。私も業務に関して、疑問が思った事柄に関して、なぜそうなるのか、仮説を立て検証する習慣を今後身に着けていきたいと思います。

2.第47回事業発展計画書
 今回の講義では「組織にとって大事なこと」についての内容でした。今回の講義で私自身の考え方として大きく変わったのが「主語は『I』ではなく、『WE』とし自身と他者を統合していこう。」という内容です。
 他人の悪口や影口を言わないのは至極当然のことだと思いますが、この考え方に立った場合、それを口にするたびに自身の首を絞める結果を招きます。また、この考え方で行動することにより、私にとって良い事ではなく、みんなにとって良いことは何か考えるようになります。自分勝手な行動をすれば利益を得るのはその人だけで、その行動により不利益を被る人は少なくないかもしれません。しかし、今回の視点で考えた場合、他人を思いやる気持ちや敬う気持ちが自然ととられると思います。全員がこの考え方であれば、組織全体の評価も上がり、そこに所属している私たち社員の評価も相対的に向上すると思います。
 今回の講義では、経営がみえる会計ではものごとの本質をみて、決算書の数字のみでなく、お客様の諸事情にまで目を向けること、そして事業発展計画書では、IではなくWEでとらえるように、広い視点で考え、かつ、その本質をとらえる大切さを学びました。

 貴重な研修をしていただきありがとうございます。

この記事へのコメントを書く

この記事へのコメントを書く

コメント



プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

新着記事

最近のコメント

  • 宝在心
  • 遊魚動緑

Category

Archive

Contact Usお問い合わせ

お電話でお問い合わせ