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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2025/05/04

健康経営の取り組み(1) 2025

はじめに~2040年に向けて

 

いわゆる2025年問題が今年。

 

2025年は、高齢者人口増加の転換期であり、その後も65歳以上の高齢者人口と75歳以上の後期高齢者人口の増加はとどまるところがなく、2040年にピークを迎えるという。

 

高齢化社会の進展による課題は以下の通り。

①医療費や介護費の増大

②労働力の不足

③社会保障制度の持続可能性の確保

 

2040年には、団塊ジュニア世代(1971-1974年生まれの第二次ベビーブーマー)が65歳以上となり、65歳以上の高齢者が人口の約35%を占めることになる。

2025年問題の状況がさらに深刻化することを「2040年問題」という。

 

健康経営の取り組み~経済産業省の試み

経済産業省は、東京証券取引所と共同で、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組む上場企業を「健康経営銘柄」として選定している。

今年(2025年)の受賞は53社。

この中には富山のゴールドウィンが含まれている。

蛇足ながら、たまに小矢部にあるゴールドウィンゴルフ倶楽部でラウンドさせて頂いている。

非常に美しいゴルフ場だ。

 

3月11日授賞式の翌日の12日には、パネルディスカッション「継続がもたらす効果と広がりー健康経営の展望を探るー」があり、パネリストには、早稲田大学大学院 経営管理研究科 早稲田大学ビジネススクール 教授の入山 章栄 先生が登壇された。

余談ながら、ポッドキャスト「入山 章栄のイシューで経営理論を語ろう」は毎回楽しみに必ず拝聴している。

入山先生の視点は、経営だけではなく、政治など幅広く面白い。

 

さて、「健康経営」とは、従業員の健康保持・増進の取り組みが将来的に企業の収益性を高める投資という前提があり、従業員の健康管理を経営的な視点から実践する経営だ。

健康経営の推進は、従業員の活力や生産性の向上の組織の活性化をもたらし、結果的に業績や企業価値の向上につながるとしている。

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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