3月は、所得税・消費税の確定申告、贈与税申告で、会計事務所の超繁忙期です。
3月17日(月)夕刻の打ち上げまで、あとほんのちょっともう少し。。。
毎年、確定申告の打ち上げは、「ありがとう」の連発、感謝の場となります。
また、解放感満載の社内イベントとなります。
新人もこの冬を超えると、逞しくなっていきます。
そして、会計事務所の繁忙期が過ぎると春が来ます。
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第32回定時株主総会
第一回北浜クラブ
先日、関総研アドバイザー(SA)さん(SHK)と北浜法律事務所さんとのコラボ企画「北浜クラブ」に参加してきました。
場所は、北浜にある大阪証券取引所ビル。両社ともに、その歴史あるビルに入居しています。高いビルだけに景色も良いが、家賃も高そうだ。。。
さて、当社(KKB)は、自創経営(人を育て、自身が挑戦していく仕組み)を導入しています。
今回の講師の北川氏とは、自創経営導入時以来お世話になっており、いつもアドバイスを頂いている間柄。
北川氏は、普段から読んだ本の抜粋を小さいノートにまとめている。
セミナーの内容に合わせ、本の引用をスパイスのように効かしてくる。今回は、楠氏の「戦略としてのストーリー」の引用が多かった。。。
読書を単なる「お勉強」にとどめることなく、見事に¥(お金)へと回収している。
(熱弁をふるうSA社取締役の北川氏)
セミナーは、基本的に、経済新聞や雑誌を解説していくものではあるが、自創経営の正しさを裏付けていく内容となっており、説得力がある。
そして、北浜への引っ越しを機会に、西日本で有数の弁護士事務所(弁護士の数100名弱)とコラボしているSA社の商魂に改めて脱帽したのだった。
整理こそ付加価値の源泉
断崖絶壁の都市
中小機構主催、事業承継/知的資産経営フォーラム2014に参加する。
パネルディスカッション「経営の見える化で進む社内外のコミュニケーション~企業価値を高め、つなぐ試み~」のパネラーを見て驚く。
パネラーの一人が、KPMGピートマーウィック時代の知り合いだったからだ。
彼の話を聴くと、KPMG退職後は、家業を継ぎ、その事業再建後は、同業種と異業種の会社買収を断行し、業績を伸長させているという。また、知的資産経営に取り組み、事業の見える化を行い、優先順位をつけて改革を行っている。
ディスカッションの中で、経営者と社員の違いを改めて感じる。経営者は社員と違い、何の保証もない。経営者は、会社にかかる全てに対し、他人事ではなく自分事の意識がある。常に、危険領域にいるような感覚であろう。あたかも会社が断崖絶壁の都市のような。
(断崖絶壁の都市、経営者は常に危険領域に)
フォーラム終了後、早速、フェイスブックの友人申請をし、これからの交流を約束したのでした。
北國銀行友翔会 2014新年会
きんどん会 2014新年会
2014マンダラ発表会
医療・福祉・介護経営の視点で見た「平成26年度税制改正対応セミナー」
今週、MMPG(医療福祉介護に特化した会計事務所集団)で学んだことです。
2点あります。
○学習
「医療・介護・福祉の消費税」について学習。
○セミナー受講
平成26年度税制改正対応セミナー「医療・福祉・介護経営の視点で見た・・・」
1.既存建築物の耐震改修投資促進のための特例措置
⇒病院の耐震化率が低い現状あり。病院の投資促進の意味合いアリ。
2.所得拡大促進税制の延長・拡大
⇒医療・福祉・介護業界は労働集約型。雇用促進税制との選択適用に留意。
3.復興特別法人税の1年前倒し廃止
⇒個人に関する復興所得税は存続することから、法人成りのインセンティブに。なお、法人税率はグローバル化の進展で下がる傾向に。法人税は、消費税率が8%になった時点で、税収2位の地位を消費税に明け渡すことに。
4.交際費等の損金不算入制度の見直し
⇒資本金が1億円を超える法人の不算入枠が拡大。持分の定めのない医療法人においても適用になる可能性あり。ご留意を。
5.給与所得控除の見直し
⇒税収1位の大黒柱である所得税は、今後強化される。なお、公的年金控除・退職所得控除も増税の可能性あり。
6.医業継続に係る相続税・贈与税等の納税猶予等の創設
⇒持分の定めのない医療法人が活用の前提となっている制度。私見ながら、持ち分有りでも活用できる制度が望ましい。
