ファミリービジネスの要諦
日本の企業のほとんどはファミリービジネスであり、オーナー(同族)経営と言われるものです。
ファミリービジネスは、事業承継を戦略と捉える。
企業の継続は、公私混同がないことを前提としています。
5月25日(土)第41回北陸ORIX会。
いつも、ORIX宮内会長の話を楽しみしております。
世界が日本に注目している。世界が忘れかけていた日本。20年ぶりに世界が日本の動向を注視している。以下の3点をクリアすれば日本経済は伸長する。いずれの項目も反対が多い。やりきれなければ、日本は失速する。
1.成長戦略(第三の矢)の実行(TPP参画)
2.規制改革(既得権益をなくす)
3.財政再建(社会福祉の給付を抑える)
また、今後、以下の3点に留意する必要があるだろう。
1.消費税の増税(やり切らなければ、諸外国は投資を引く)
2.自民党の動向(対外摩擦など余計なことをしない)
3.欧米、中国の動向(世界経済の失速)
規制改革の雄、宮内氏の話を拝聴し、日本の復活にはやはり痛みが伴うと思う。
その壁を越えた先に、日本経済伸長の光が見える。
先日、北國総研ビジネス懇話会にて、久利氏の講演を拝聴する。
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(絵は、金沢出身の鴨居玲氏の作品数点)
久利氏は、神戸市内の児童養護施設の子供さん達を沖縄へ連れて行くことを続けています。
http://kobe-shmk.com/yumemirai/
久利氏は、街づくりは人づくりを信念に行動をしています。
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(翌日の北國新聞で紹介される)
講演の中で、俵万智さんの子供に対する考え方が紹介されていました。
2012年5月18日(金)NHKにて放映されたインタビューにて、俵万智さんは、東日本大震災で子供に対する心情の変化をこう語っております。(以下、引用)
「以前は、どういう子になってほしいですか?って聞かれたときに『人に迷惑をかけない』あと『自立した人になってほしい』ってなんとなくそう答えていたんですけれども、なんかそれには限界があるな、という気がして。
やっぱり人間生きていたら絶対迷惑をかけるし、一人では生きていけない、だったら、どうせ迷惑をかけるんだったら、こいつにだったら迷惑かけても、かけられてもいいなと周りの人から思われるっていうか、こいつのためだったらまあ一肌脱いてやろうと思われるような人になってほしいなと思うし。
あの、困ったときにこう助けてもらえる人間関係をね、作っていけるそういうのが生きる力かなというふうに思うようになりましたね」
単なる「良し悪し」ではない別次元のモノサシ。
「利他」に徹していけば、そのような形になっていくのかとも考えています。
論理を超越したリーダーシップの一つの形かと思い、更にこの考えを深耕していこうと思います。
現在、MMPG(メディカル・マネジメント・プランニング・グループ)の税制会計研究室に属しております。
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税制会計研究室で、下記の小冊子を大幅改定することとなりました。
10月に完成する予定です。
今年の私のメインイベントの一つです。
今回は、会計人向けはなく、ドクター向けにわかりやすく書こうと企画しております。
医師・歯科医師のための相続と事業承継の実務ポイント
メディカル・マネジメント・プランニング・グループ 編
定価 500円(税込)
平成22年(2010年)10月に発刊されたこの小冊子は、5千部以上売れました^^
※MMPGは医療・福祉会の健全発展に貢献することを目的に昭和60年に創設された、我が国最大級の医業経営コンサルタントのグループです。
TKC北陸会企業防衛特別研修会2013
TKC北陸会企業防衛委員長として、北陸会の方針とパネルディスカッションのコーディネーターを務めさせていただきました。これで2回目となります。
「経営支援としての企業防衛」というテーマです。
私を含めると、会社から15名参加させて頂き、思いを共有致しました。
企業防衛を通じて、お客様のため、「安心と信頼」をお届けしようと思います。
※企業防衛とは何かわからない方のために。
TKC全国会(会計人集団)と大同生命が40年の間、老夫婦のような提携関係に基づいて、お客様に適切かつ信頼できる保険供給体制を構築してきました。
会計人と保険会社が何でも言い合える関係を構築できたのは、お客様をなんとしてでも防衛するという強烈な使命や理念があったからだろうと思います。TKC全国会から大同生命へ要請して、過去、いくつかの保険商品も出来上がりました。
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