金沢会計人 のすべての投稿

「音楽コンサートに癒されて」<666>

月1回の石川県庁ロビーコンサートには自宅から近いこともあって、時間があったら足を運んでいる。

音楽にはとても心癒される。

そして最近は石川県立音楽堂にも出掛けている。

チケットはネットQRコードで気軽に入手できる。

ただ、チケットを入手したら取り消しや変更は出来ないから要注意です。

 

最近拝聴した公演

・10/12

フラダンス(かほく市フラダンス教室)

・10/26

いしかわ秋の芸術文化絢爛2025

(石川フィルハーモニー交響楽団)

・11/2

能登の復興に想いを寄せて

(彩霞二胡アンサンブル第12回定期演奏会)

・11/3

チャイコフスキー国際コンクール覇者の二人による心躍るスペシャルデュオ!

(ヴァイオリン神尾真由子、ピアノ上原彩子)

 

芸術の秋と年末年始を音楽コンサートで楽しむのも良いですね😊

 

 

(写真)

1、かほく市フラダンス

2 、彩霞二胡アンサンブル演奏会

3、李彩霞さんと

4、11/3 石川県立音楽堂交流ホール

 

「高市首相は何を目指すのか」<665>

24日、衆参両院本会議での高市首相所信表明演説。

 

・今の暮らしや未来への不安を希望に変え強い経済をつくる、そして日本列島を強く豊かにしていく。

 

具体的には

物価高対策として

ガソリン税暫定税率廃止法案の成立

軽油引取税の暫定税率の早期廃止

中小企業などの賃上げと設備投資の後押し

電気・ガス料金の支援

 

・「日本成長戦略会議」創設。

AI半導体・造船など大胆な投資や国際展開支援

新しいデジタル技術の研究開発と産業化を加速

 

・2022年の「国家安全保障戦略」など3文書。

新しい戦い方顕在化、主体的な防衛力の抜本的強化が必要で年度末までの改定目指し検討開始

防衛費など2027年度GDP比2%を今年度中に前倒しへ

 

・超党派有識者「国民会議」を。

給付付き税額控除の制度設計議論

中低所得者の税や社会保険料の負担を軽減し所得に応じて手取り増やす

 

所信表明を受けて。

 

野党は、ガソリン税暫定税率の年内廃止や企業・団体献金の規制強化、年収の壁引き上げを要求している。

また、副大臣・政務官への不記載議員起用説明を求める構えだ。

 

連立した日本維新の会は絶対条件とした議員定数1割削減を議員立法として提出し臨時国会で成立を目指す。

法案提出できなければ連立離脱もありうるとしている。

 

多党化時代の中、如何に国民のニーズに応えるか、難しい舵取りが求められている。

 

(写真)

・18日、佐々木紀議員、小森卓郎議員、馳浩県知事のTKC後援会設立総会の議長つとめる。

・21日、石税協リクリエーション囲碁大会で4位に。

「鵜飼は重要有形民俗文化財」<664>

 

10月7日に長良川鵜飼を遊覧船で観光した。

鵜飼は5月11日から10月15日の5か月間、満月・増水・強風を除き毎晩行われている。

日本書紀や古事記にも記述があり、1300年以上の歴史がある。

岐阜の鵜匠は「御料鵜飼」を行う「宮内庁式部職鵜匠」という名称で国家公務員だ。

現在、全国で9名(長良川岐阜城近く6名、関市小瀬3名)が世襲制でこの職に就いており、直系男子のみに引き継がれる。

鵜は茨城県日立市の伊師浜海岸で捕獲された海鵜を3年訓練してから20年間使用している。

「鵜呑み」や「鵜の目、鷹の目」の語源になっている。

日本三大鵜飼として長良川以外には三隅川(大分県日田市)、肘川(愛媛県大洲市)がある。

 

(写真は長良川の鵜飼)

「日本初の女性総理誕生へ」<663>

10月4日に自民党総裁選挙が行われ、小泉進次郎氏(44)・高市早苗氏(64)・林芳正氏(64)・茂木敏充氏(69)・小林鷹之氏(50)の5氏が臨んだ。

9月22日に告示され13日間の論戦が繰り広げられていた。

私も党員として投票するため議論を傾聴する。

1回目の投票で過半数の候補は無く、高市氏と小泉氏の決戦投票になる。

そして、高市氏185票、小泉氏156票で高市早苗氏が29票差で当選。

7月の参議院選挙で与党が過半数割れの少数与党になり、石破おろしから約70日間、政策が停滞し政治空白が長期化している。

臨時国会は15日を予定されている。

そこで日本初の女性総理に指名される公算だ。

 

海外の主な女性首脳としては、イタリアのメローニ首相、EUのフォンデアライエン欧州委員長、英国のサッチャー元首相、ドイツのメルケル元首相、韓国の朴槿恵元大統領がいる。

 

臨時国会では、物価高対策、ガソリンと軽油の価格引き下げ、給付付き税額控除などが議論される。

 

衆参両院で与党が少数の現状を踏まえ、連立枠組み拡大をどうするかも注目される。

 

(写真)

北國新聞一面。

「SNSの特性」<662>

 

 

 

 

 

 

 

9/19、北陸税理士政治連盟の第56回定期大会の講演会で佐々木紀衆議院議員(石川2区)の「つなぐ力」と題する講演を拝聴した。

佐々木先生は自民党の情報調査局長・選挙対策副委員長・国会対策副委員長に就任されている。

とくに、情報調査局長として7月の参議院議員選挙での自民党敗北(与党過半数割れ、石破総裁辞任)は都会議員増(左傾化)とSNSの影響が大きかったと語る。

 

SNSの特性について

 

1、フィルターバブル

自分と同じ傾向の情報が、「泡の壁」のように囲んでいて「自分とは違う意見や情報が見えなくなっている」状態。

 

2、エコーチェンバー

誤った情報や隔たった考えを信じこみやすくなり、異なる視点を受け入れられなくなります。

その結果、個人が「自分の考えは絶対的に正しい」と過信し、誤った意思決定をしたり、過激な行動に走ったりするリスクが高まる。

集団分極化が進み、異なる意見を持つ人々とのたいわ妨げられ、社会の分断が深まる恐れがある。

推し活、誤認しがち。

 

3,アテンション・エコノミー

情報過多な現代社会において、人々の「注目(アテンション)」そのものが希少な資源となり、経済的価値を持つようになる経済モデル。

注目度に応じて広告収入が得られる。

情報の質より注目を集めた方が利益が大きくなる傾向があり、過激な表現やフェイクの拡散、炎上といった負の側面あり。

切り取り動画、課金、スキャンダルを信じてしまう。

危うい。

 

4、アルゴリズム

問題を効率的かつ確実に解決するための「作業手順」や「思考方法」であり、プログラミングはもちろん、私たちの日常生活の様々な場面で活用されている。

ボットという機械による投稿が増えている。

「いいね」を自動的に仕込む。

 

ポピュリズム政党の台頭

 

政治変革を目指す勢力が、既成の権力構造やエリート像を批判し、人民に訴えてその主張の実現を目指す運動である。

日本では「固定的な支持基盤を超え、幅広く国民に直接訴える政治スタイル」という意味で使用されることが多い。

対義語は、リアリズム、エリート主義。

 

日本の民主主義は分極化し多様化した中で、どう変化するのか。

 

石破内閣の例に見られるように、過半数割れでは政策の実現には時間と労力がかかりすぎる。

連立政権も新たな段階に。

 

選挙もSNSによる新たな時代へ。

 

(写真)

  1. 9/17、来春の石川県知事選挙に向けて北陸税理士政治連盟から推薦状を馳知事に手渡す。
  2. 9/19、北陸税理士政治連盟の第56回定期大会。

森蔭輝夫会長から女性初の高木悦子次期会長を選任。

万歳三唱をさせていただく。

 

「50周年感謝祭」<661>

 

 

 

 

 

 

 

 

9/14、ANAクラウンプラザホテル金沢で「木村経営グループ50周年感謝祭〜絆を大切に、心からの感謝を〜」が開催された。

 

開演・御陣乗太鼓、オープニング映像「50年のあゆみ」、各部会紹介映像「吉見病院」、橋下徹氏特別講演「実行力、思いつきと組織づくりで実行力を〜2030夢洲IR〜」、金沢商業高校チアリーディング、電卓選手権、ゴルゴ松本講演「命の授業」、立食パーティー、10社のロビーブース出展、能登半島地震豪雨被害へ企業版ふるさと納税200万円と多彩な企画だった。

福島彩乃プロ司会のもと、TKC飯塚真規社長の祝辞をいただく。

MMPGの川原丈貴理事長もご臨席いただいた。

402名の方々にご出席いただき50周年の節目を飾ることが出来、幸せだった。

久しぶりにお会いしする方々、懐かしさで涙腺がゆるんだ。

 

1年前から準備を重ねた飯田将史実行委員長、松井千明実行委員ほかスタッフの皆さん、お疲れ様でした。

私は御礼挨拶で、武者小路実篤の「この道より我を生かす道なし、この道を歩く」という額皿を掲げて24歳から税理士試験勉強をした思い出話をさせていただく。

 

木村経営グループの理念のもと、次の100年に向けて地域社会の発展に貢献して参りましょう。

 

2006年10月3日の北陸税理士会創立50周年記念式典とともに50周年の思い出深い節目の日となった。

 

 

(写真)

木村経営グループ50周年感謝祭。

 

「演説の極意について」<660>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9/4、第64回TKC北陸原点の会に5回目参加して来ました。

今回の、高橋宗寛和尚の講話は、「演説の極意について」でした。

 

大乗仏教の教典の中に「金剛般若波羅蜜多経(金剛経)」というお経があります。

ある時、お釈迦さまが、弟子の須菩提(しゅぼだい)に、千人以上もの大衆の前で演説するときの心構えについて説きました。

 

経文によれば「云何為人演説。不取於相、如如不動」

とあります。

現代文に翻訳すれば「どのようにして、人のために演説したら良いのですか」との問いに対して、「相(そう)を取らなければ、如(にょ)の如く不動なのだ」とお釈迦さまは答えています。

 

私達が人の前で演説する場合、よほど馴れた人でもない限り、人の数とか、人々の眼とか、人の顔付きとか、その場の雰囲気とか、

会場を支配している熱気とか、いろいろな要素(それを相といっています)の影響を受けて、のどが渇いたり、足もとがガタガタ震えたり、声が震えてしまったり、思うことが半分も言えなかったりしてしまうのではないでしょうか。

 

それは、お釈迦さまに言わせると、眼や耳や鼻や皮膚や、はたまた自分の観念などから取り入れた諸要素に、自分がかき回されているからだということになります。

相(そう)を取らず、というのは、そういう諸要素を自分の心の中に取り込まない、ということなんですね。

 

眼で見たら見たきり、耳で聞いたら聞いたきり、鼻で嗅いだら嗅いだきり、皮膚で触れたら触れたきり、心の対象としての観念をもったらもったきりで、それらに更に自分の心の方から

、おまけを付け加えない。

 

別言すれば、それらの諸要素に自分の心を占領させない、ということなんですね。

 

ここに演説の極意があるのだ、そうすれば、心は如の如く不動なのだ、というのです。

如のごとく、というのは真如のごとく、という意味でしょう。

 

絶対の真理のように、微動もしないものなんだよ、とまことに親切に解明してくれているわけです。

 

人間は先入観や固定観念にとらわれ、新鮮に見ることができない。

 

「今ここ我」なのである。

 

 

(写真)

1、9/4 TKC北陸原点の会案内書

2、9/2  アルプ第30回懇親ゴルフ表彰式で古賀会長のエイジシュート祝い。

(私はダブルペリアで93人中18位)

「今こそ、野生の鴨になれ」<659>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

8/23に共助プロジェクトと一般社団法人能登の翼による共催で、「のと楽」会場にて開催された和倉温泉復興応援企画の「行徳哲男特別講演〜Rebornわくら〜 今こそ、野生の鴨になれ」を拝聴しました。

 

行徳先生にお会いするのは1989年(私の46歳のとき)に箱根のBE研修を受講して以来36年ぶり。

私のことも、うっすらと覚えていただいていて懐かしくお話でき楽しかった。

 

93歳の今も精力的に講演されておられる。

 

講演の骨子は、人間は逆境にあるときこそ成長する。

順風満帆のときは甘えて劣化する。

未見の自分を探求せよ。

野生の鴨はロシアから日本の4000キロも休まず飛び続け、ハングリーを乗り越えて楽園に辿り着く。

能登半島地震の逆境も飛躍のチャンスだと説かれる。

 

関連企画として

根上昌子医師による「和倉温泉Rebornウエルネスツーリズム構想・温泉医療と健康を融合した新しい観光価値の創造」、

一人一花in能登半島実行委員会による「一人一花in能登半島」プロジェクトの提唱があった。

 

8/24は輪島門前中学校での「絶望は希望への架け橋〜希望の翼in輪島」コンサートを拝聴。

 

2日間で懐かしい方や新たな出会いで有意義な受講だった。

 

 

(写真)

和倉温泉復興応援企画のイベント。

最後の写真は、行徳哲男先生からいただいた色紙「不撓不屈」。

 

「戦後80年に思う」<658>

昭和20年8月15日の終戦から本年で80年。

終戦時、私は2歳7か月だから戦争を理解して居ない。

父の喜作は新潟県の富山県寄りの地方駅勤務であったから小学5年生春までは鉄道官舎住まいだった。

二本木小学校の通学道路で出会うのは、軍隊では無く保安隊(今の自衛隊)の車が日本の治安にあたっていた。

自動車も少なく、通る自動車の香ばしい排気ガスの匂いを嗅ぐため自動車を追いかけたのを覚えている。

敗戦で日本は憲法9条で戦争放棄、戦力不保持、交戦権否認を制定し平和になった。

 

しかし80年経った今も、ロシアとウクライナ、イスラエルとパレスチナ(ハマス)など世界各地で戦争は絶えない。

自国ファーストの分断社会により、戦争による罪の無い市民の死と飢餓を招いている。

 

地球温暖化防止の国際協調は何処へやら、今年は史上最悪の猛暑に襲われている。

 

戦争回避や地球環境保護を目指す国連が拒否権を持つ大国により歪められ機能を果たせない。

 

猿が分岐して、現人類は穏やかな協調動物のボノボになったと習ったが、今は争いを好む自分ファーストのチンパンジー化したのか。

 

生まれた時に、おっぱいを飲みオムツをしていた子供が、大人になり罪の無い市民の命を奪い戦争する国家リーダーになるとは。

 

分断が悲劇になるのは人類の歴史が証明している。

人罪だけで無く、自然災害で苦しんでいる人がいるのに。

36年前(46歳)のときに人間の本当の勇気とは「優しさ」であると行徳哲男先生のBE研修で学んだ。

 

家庭と社会の教育のあり方が問われる。

 

国民に選ばれたリーダーは人の上に立つのではなく、人を下から支えるために存在するのではないか。

 

 

(写真)

自宅近くの花。

「大規模税理士法人の是非」<657>

7/24、日本税理士会連合会の第69回定期総会が帝国ホテルで開催された。

連合会役員は太田直樹会長(東海会)はじめ副会長(単位会会長)15名、理事100名、外部理事1名(早川眞一郎東大名誉教授)、監事15名、外部監事1名(澤野正明弁護士)の

133名。

7議案は太田会長議長のもと単位会15名の会長で議決された。

総会では、表彰規程に基づく表彰(953名)、日税研究賞(4点)、日税連金子宏賞(田尻吉正会員)が表彰された。

 

総会に先立ち、顧問相談役・執行役員懇談会が11時から開催された。

私も相談役として2007年7月総会から出席している。

来年は20年目になる。

 

出席者は顧問に神津信一前会長(池田隼啓元会長は欠席)、出席相談役は単位会会長経験者29名(46名中)。

 

懇談会では活発な意見交換があった。

その中心意見が、2001年の税理士法改正で創設され、25年経過した税理士法人についてであった。

 

税理士法人は無限連帯責任社員2名以上が設立の最低要件である。

ちなみに、公認会計士は有限責任監査法人である。

 

日税連制度部は次期税理士法改正に向けた論点整理の中で、税理士法人設立に1人社員を認めるようにとあり、相談役から異論が出た。

相談役会では、1人社員では法人化の意味が無いとの意見が多かった。

 

大規模税理士法人は事業承継先が見つからない事務所を次々に買収し、職員はたくさんいるが税理士はほとんどそこに居ない事務所がある。

 

地方の少ない職員で作成した税務書類は中央で集中管理しているという。

 

大規模税理士法人は全国に85拠点、スタッフ2,200人(うち税理士・公認会計士350名)になるという。

 

無限責任の社員が統括できる規模とは思えない。

 

相談役会では、税理士法人は社員数に上限を設けるべきではないかとの意見が大勢を占めた。

 

 

(写真)

1、日税連定期総会で太田直樹会長を挟んで金子秀夫相談役と。

2、懇親会で加藤勝信財務大臣を挟んで平野豊相談役と。

3、相談役4番目の席。

相談役全員紹介され会釈。