

11月22日、北鎌倉にある円覚寺へ故飯塚毅名誉会長のお墓に詣でる。
全国19箇所で開催されている「原点の会」の合同で78名が参集した。
今回はコロナの影響もあり令和元年以来6年ぶりの開催とのこと。
お墓は円覚寺の雲頂庵にある。
往復30分だが急坂上り下りは高齢者にとって少々きつかった。
円覚寺の伽藍は鎌倉独特の谷戸(やと)と呼ばれ、丘陵地が浸食されて出来た谷に沿って建てられて、壮大な空間をつくりだしている。
焼香の後、逗子駅からバス15分の大同生命葉山セミナーハウスに移動。
佐藤栄作先生の司会で研修を受講する。
1、加瀬昇一TKC千葉会元会長・中央研修所所長(1997〜2005)による「飯塚毅会長と原点の会」講話。
1987年(38年前)11月7日に「会計人の原点を読む会」としてスタート。
講師は高橋宗寛和尚、会員は4名。
私は1989年に中央研修所研修・教材委員長を経験したが、加瀬先生との出会いは無かった。
2、佐野鑛治元事務局長(1977〜2004)の回顧談。
佐野氏(現86歳)には現職のときご厚誼をいただいていた。
ご挨拶したら「光雄!」と親しく声をかくていただいた。
- 1971年(54年前)
「TKC会報260号」
TKC全国会結成の行動指針
「①、租税正義の実現のために、租税と税務行政にかかる法令等の改正について、国会・行政当局およびマスコミに対して提言を行う。
この法改正を実現するために国会議員との連携を強化する。
②、税理士業務の完璧な履行の実現のために、税理士法第33条の2に基づく書面添付運動を強力に推進し、申告是認率99.99%の達成を目指す。」
- 1975年
TKC議員連盟の設立趣意書
「日本職業会計人の国内・国際的な権威向上のためには、その血縁的団結と集団的自己規制の強化断行は無論のこと、進んで彼らとその世界観を等しくする政治家集団直結の関係を形成し・・・」
- 1978年
「TKC会計人の行動基準書」初版制定
- 1980年(45年前)
税理士法第一条に「独立した」を入れて可決
- 1988年
「正規の簿記の諸原則」改訂版
- 飯塚毅博士の経歴
1918年 (107年前) 誕生
1943 東北帝国大学繰り上げ卒業
1946 会計事務所開業
1962 第8回世界会計人会議
1963 飯塚事件発
1966 (株)TKC設立
1970 飯塚事件結審(7年後)
1971 (54年前)
TKC全国会創設
1988 法学博士
2004(21年前 86歳)
永眠
3、高橋宗寛和尚の談話
1987年10月にTKC千葉会秋期大学で飯塚毅会長と初出会い(39歳頃)。
現在、中央研修所長顧問として全国を駆けている。
研修後、おさらい会(私も天狗舞と珍味を持参)があり佐野鑛治講師(上智大学合唱部元会長)のタクトで「ふるさと」を合唱して閉会した。
翌日23日に長谷寺を詣で帰途へ。
(写真)
1、飯塚毅名誉会長のお墓に墓参。
2、研修会の三講師。
3、おさらい会で木村茂徳TKC中部会元会長と。











10月7日に長良川鵜飼を遊覧船で観光した。









