月曜日は、北陸税理士会の研修に参加する。
人気講師、笹岡宏保税理士による「円滑化法」解説。
先生の執筆した雑誌(税務QA)のコピーの解説が中心であった。
先生の私見として、3つの事項があった。
○「非上場株式等についての相続税の納税猶予制度」は、管理が大変なので、推奨できない。
(例えば、たとえ5年間が過ぎても、資産管理会社に抵触すれば、利息を付けて国に相続税猶予分を返還しなければならない。)
○「遺留分の特例」の「固定合意」終結時における専門家による証明責任は、一生つきまとう。
○「金融支援措置」は活用の余地あり。
この研修は、当事務所のO税理士とずっと隣で、昼食もともにし、来期の事業計画の打ち合わせも行う。
「リスクあるところに利益あり」を確信する。
誰にも権限委譲せず、5年前と同じ仕事をしているならば、どんな抗弁をしても、それは自身に執着する「自己保身」だ。
諸行無常、形あるものは滅びるならば、次の芽を育てていかねば、組織は続かない。
既存の事業に安住し続けることこそ、リスク。
本を読んで考えて実行できる次世代の経営者を育てていこうと決意する。
ただ、そのことに執着しすぎても良くないが(笑)
リスクある新規事業に挑み続けてこそ、経営者の真価が問われる。
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安息の日曜日
旧約聖書によれば、日曜日は安息日。。。
「安息日にはいかなる仕事もしてはならない」(出エジプト記20章8節10)
その教えに従い、今週火曜日の提案力コンテストの予習の他、読書も何もしない日を過ごす。
個人法人問わず、民事再生周辺の知識を再整理するにとどめておく。。。
ホームコースの土曜日
土曜日は、自宅から20分で1番ティーに到着できる我がホームコース、金沢リンクスで、ゴルフへ。
朝7時スタートの場合、11時位に終わるので、午後が効率的に活用できる。
下半身を中心に体を鍛える事が出来、後半の人生の糧となるであろう。
先輩ゴルフファーの姿を拝見するに、姿勢もスタイルも良い。
会員であるため、セルフプレイの場合、格安でラウンドできるのも魅力の一つだ。
結果99(48/51)。
フォームを日替わりで変化させており、未だ形が確立していない。
会議の金曜日
金曜日は、役員会・幹部会議。
給与改定につき、議論を重ねる。
事業発展計画に基づき、昇給昇格人事を行うこととなる。。。
プロフェッショナルは、第三者の視点。
一方、経営者は、当事者の視点。
何かを変えるには自分が変わる。
会議での発言が、一人称になったとき、経営者としての資質が備わったと理解している。
午後より、TKC企業防衛委員会のキャラバンに参加する。
先輩職業会計人の事務所を訪問するのは、このような機会しかない。
保険提案業務は、職業会計人の職域ではないと信じている方も少なからずいる。
また、防衛額が増加しないのは、外部ではなく内部要因であることも、改めて再認識する。。。
緊張の木曜日
木曜日(7.2)は、生涯で最も緊張した日の一つとして記憶されるだろう。
MMPG「医療法人の税務ポイント」の録画撮りを終える。
自己採点すると40点くらいか(苦笑)
次回はもっとうまく話せると思う(笑)
当日、午前3時に起きて準備しても、準備しすぎることはなく、とくに消費税については解説がイマイチだった。。。
いずれにせよ、修練の機会を頂き、感謝しております。
さて、来週はJPBMの提案力コンテスト。
課題は、すでに事前開示されている。
今年は、こんな課題が。。。
(問題2抜粋)
甲社は、乙社長が創業した輸入品を含む食品の保管、配送業を営む会社で輸出入業者を含む幅広い顧客を有している会社である。業績も順調に推移してきたが、ここ数年消費不況の影響で売上高が数億円減少し経常利益も1千万円台に落ち込んだが、懸命な営業努力をした結果、昨年度には、売上高約30億円、利払後の経常利益約1.5億円を計上するまでに業績が回復してきた。ただ、8年前に約80億円もの投資を行って倉庫2棟を含む物流センターと新社屋を建設したため、21年3月期の金融機関からの借入金残高は76億円もあり、利払負担が重くのしかかっている。
(中略)
●着眼点
〈1〉免除益課税の回避
〈2〉一部の債権者のみの債務免除の実施における問題点
〈3〉乙社長の退任する必要性
水曜日は朝礼から
水曜日の朝礼は、私の担当。
テーマは挨拶であったので、感想を述べさせて頂く。
2006年4月から、挨拶とブログを続けています。
当時、自分自身を変え始めたのは、経営者になろうと決心したからです。
外から飛んでくる毒矢は防ぐすべがあっても、内からくる毒矢は防ぐすべがない。
だから、人間のエゴ、欲望を抑えることが大事。
挨拶は、そのエゴを抑える役割があると信じております。。。
午後からは、金城短大の「会計学総論Ⅰ」。
確認テストを実施してからの授業は、お互いの緊張感が増し、良い^^
夕刻から、「医療法人の税務ポイント」の解説を再度チェックする。
火曜日は終日オフィスに。。。
月曜日の1日
月曜日の午前中は、夏期賞与の打ち合わせ。
初めて賞与を頂く新人の方には、今まで育てて頂いた両親にそのお金で何か感謝の印として買って頂きたい。
職業会計人の中には、両親への謝辞付きで強制する方もいる。
例外なく、両親の方々は、感涙するようだ。
手を合わせて感謝だ。
また、賞与は先輩方の尽力の賜という感謝を決して忘れてはいけない。
午後からは、お客様を訪問。
お客様の経理陣をしっかり御指導させて頂くのも、職業会計人の勤め。
その後、オフィスへ戻り、木曜日の「医療法人の税務ポイント」ビデオ撮りに備えて、レジェメの解説を練る。
法人税、源泉所得税、消費税を160分間、解説する。
力不足を痛感。。。(トホホ)
荒川静香選手のオーラ
国政座談会
土曜日の夕刻より、馳浩氏の国政座談会に参加する。
有力STLOWS会員の会長宅で40名ほどの人が集まっていた。
医療に話が及んだとき、代議士からレセプトの電子請求がなぜ進まないかと逆に質問を投げかけられる。
そこで、現状の紙申請(日本国に保険請求して入金されるのは、2か月先)をオンライン申請にすれば入金を早くする。
例えば、2日後に入金するとなれば、大いに促進されることを進言させて頂く。
未収入金のサイトを60日から2日に大幅短縮されれば、医院ないし診療所のキャッシュフローが大幅に改善され、電子化への大いなるインセンティブになることを申し上げた。
2009年5月26日「レセプトの電子請求」参照。
代議士もフンフンと頷いていた。。。
その後、郵政民営化、道州制などメジャーな論点へと話が進む。
