金沢会計人 のすべての投稿

企業防衛委員会会合にて

昨日、福井県のホテルで、TKC北陸会企業防衛制度特別研修会が行われる。
石川県支部として、「これまでも、これからもお金より信用を大事にする」と宣言させて頂く。
そして、企業防衛委員としての任期はまもなく終了する。
(4.16 写真集)
CIMG2541.JPG
(京都の花山所長の講演)
CIMG2542.JPG
(豪放磊落、北方氏と銀座の文壇バーにて)
CIMG2544.JPG
(人生の影、小説の光)

2009年度MMPG春の陣

昨日、虎ノ門パストラルホテルで、MMPG全体会に参加する。
その会議において、税制研究会の研究員として改めてご紹介頂く。
デビュー戦は、資格認定試験のためのレジェメ作成と解説のビデオ撮りだ。
私は、「医療法人の税務」を選択する。
後に、160分と資格認定試験ビデオの中では最長と知らされる(苦笑)
共に研究委員として一蓮托生のW先生から、とても分厚い資料を手渡される。
GW中のやるべき事が決まった瞬間であった(笑)
その後は、京都の盟友、花山先生から、「社会医療法人」の設立実務をご教授頂く。
厚生労働省は、「社会医療法人」を200~250ほどの設立を考えているようだ。
追記
懇親会終了後、所沢の先生と銀座へ繰り出す。
銀座でも超有名な文壇バーで腰を落ち着ける。
そこへ、北方謙三氏が現れる。
私の性格上、壁の花には決してなれず、話しかけてみる。
結果、サインを頂き、がっちり握手しつつ写真を共に撮る。
(後日、謹んでアップしよう! お店の人に聞けば、こんなことは滅多にないようだ。 機会があればトライ!)
氏の超人気小説「水滸伝」を未だ完読していないにもかかわらず、あたかも完読したかのように話をしたのはやや気後れしたものの、やはり渋い人だった。
我々職業会計人は、専門書がなくては生きていけない。
ただ、小説がなければ、生きていく勇気を頂けない。

私語のない世界

ややこしい法人税申告を終えてホッとする間もなく、契約社員会議後、すぐに短大へ向かう。
前期二回目の「会計学総論」の授業。
この授業は、選択科目なので文字通り選択は自由。
にもかかわらず、会計に興味のある学生が急増したのか原因はわからないが、今年の履修はなぜか多い。
合同授業の学生数は90名を越えて、私語などコントロールが難しいというか、out of control(制御不能)だ。
この合同授業の後は、20名ほどの単体クラスを同じ内容で受け持つ。
その少数クラスでの出来事。
昨日の授業中、ある学生が私語を戒める発言をきっかけに、本当にクラスがシンと静まりかえる。
全くの静寂。
物音一つしない。
こういう状況での経験は初めてであったが、なんと話易いことだろう^^
私語のない世界を満喫する(笑)
人前で話すことは、恥をかく練習。
二回目の授業POINT
・収入と利益の関係
・取得原価主義
・含み経営
一回目の授業POINT
・会計の役割

ただ感謝の思いを伝えたくて

昨日、長年お世話になったお客様を訪問し、お礼を述べる。
二十数年関与を続けて頂いた感謝を述べる。
関与というご縁はなくなるが、これまでのお礼をどうしても言いたくて、訪問させて頂いた。
私が幼少の頃からのお客様ということは、学費や食費も間接的に頂いていたこととなる。
小学校のランドセルも、そのお客様からの顧問料で頂いたかもしれない。
こういう思いを伝えたくて、ご挨拶に出向く。
本当にありがとうございます。
帰りの車中、M係長と誓う。
所長に頼らずに生きていける強さを持とう。
おかけさまで此処まで育てて頂いた。
我々の時代は我々で創っていく。
何があっても二本の足で大地に立つ。

3月決算法人申告始動

昨日の午後、お客様が、多忙にもかかわらず、ご来社頂く。
所長と私と担当幹部、担当と4人で対応させて頂く。
所長が「なぜ医業特化したのか」など事務所の歴史を開陳。
さらには、「日本医業経営コンサルタント学会金沢大会」の紹介もさせて頂く。
ご来社、ありがとうございます^^
その後、3月決算申告のため、お客様の会議室へ籠もる。
数値が確定せずに、本日へと繰越となってしまった。
職業会計人にとって、この時期から法人申告がいよいよ佳境に入ってくるのだろう。
神奈川県が発表している「事業税の外形標準課税誤り事例」分かり易いです。
gaikeijirei.pdf

MMPG税制研究会委員として

今年度から、MMPGの税制研究会の委員を務めさせて頂くこととなる。
logo.gif
そこで、今朝も過年度の研究成果をMーLAS(会員専用サイト)でその会のコンテンツを視聴する。
参加すべき委員会の過去を知ることは、最低の礼儀と思われ、学習を兼ねて行う。
診療所の承継といったテーマひとつとっても、医療法人特有の論点がある。
さらに、行政との実務。
あっという間に時間が過ぎてしまう。
これは、とてつもなくハイレベルな委員会に属したようだ。
事務所ひいては地域へ還元できるよう、研究を持続しよう。
余談ながら、研究会の本部である東京へ出かける機会も多くなりそうだ。

続けるということ

昨日の夕刻より、お客様の10周年記念パーティーにT副主任と参加させて頂く。
CIMG2532.JPG
一般企業で10年続くということは、かなり確率が低いということを来賓の挨拶で触れると、会場内から「おお、そうなのか」とどよめきともつかぬ反応がかえってくる。
代表を中心にスタッフ全員と、この有り難き日を皆で祝う。
その後、T副主任とホテルのラウンジで飲み直す。
彼の日頃の成長を讃えつつ、我が社の10年後に思いを馳せる。
続くということは当たり前ではない。
工夫すれば、継続できる。

TKC北陸会石川県支部4月例会

昨日の午後から、TKC北陸会石川県支部例会に参加する。
今回は、九州(熊本・大分・宮崎)の先生方とご一緒させて頂く。
過去から現在にかけて、石川県支部の執行部がいかに会員を集め、会務に取り組んだかを説明し、それに対し九州の先生方が質問し、さらにそれに答えるという感じで討議していく。
歴代の支部長から、例会の参加人数が5年前は数人であったことを聞き、隔世の感を覚える。
魅力的な企画を考え、事務所の発展に資することにより、どんどん会員が例会に参加するようになった過程を知る。
支部長や委員長からの問いの返事は「YESかはい」の伝統は、会計人は決して自己限定しないという気概の発露であることも再度ご教授頂いた。
さらに、突如、司会の方から会員に報告をもとめる、いわゆる「キラーパス」は、成長を促す愛情の現れと教えて頂き、そのルーツを知った。
現在、私は企業防衛委員会に属しているが、以前、突然、一委員としての報告を求められたことがあった。
うまく答えることができす、恥をかいてしまったわけだが、「キラーパス」の存在とルーツを知り、納得。

インターシップ懇談会

昨日の夕刻、金城短大インターシップ懇談会に参加する。
CIMG2528.JPG
受入先である企業13社の人事責任者が、学生の仕事ぶりなどを報告した。
名簿を拝見するに、お客様も数社あり、同時にご挨拶させていただく。
マスコミ関係者のお話はにわかに信じ難いものであった。
新入社員よりも学生の方がうまい記事を書き、それが採用されたという報告には、会場から感嘆の声があがる。
学力と筆力は異なる。
学生にとって随分と自信になったであろう。
当社は、講師をさせて頂いているご縁で、今年の3月、インターシップの学生を10日間受け入れた。
プロ集団の中に、素人が飛び込んできた格好で緊張したと思う。
たとえば、書類が紛れ込んで税務署へ送付された場合、その文書は公文書扱いとなる。
極度に緊張を強いられる職場での体験は、学生さんを良い方向へと変化させるようだ。
お言葉を借りれば、別人になって学校へ帰ってくる。
その一方で、変化は2か月程度しか持続しない学生もいると聞く。
短大関係者が、インターシップの学生に、「アルバイトと何が違うの?」と問うたところ、次のような返事が返ってきたという。
「アルバイトとは、責任感が全然違う」
なんとも微笑ましいではないか。
授業中、寝たり、私語している学生ほど、真剣に働く傾向が強いとも聞く。
誰もが人のために役に立ちたいのだ。
さて、お客様より綺麗なお花とボールペンを頂く。
CIMG2526.JPG
CIMG2527.JPG
ありがとうございます!

世代ギャップを乗り越えつつ

昨日の午後、金城短大「会計学総論Ⅰ」の初授業。
2年生を対象に授業を担当しており、1989~1990年生まれと、全員平成生まれ。
合同クラスとなると、学生数は90名ほどとなり、平成生まれに囲まれ、アウェイ感を否めない。
最初に、授業方針を説明する。
この際、必ず、掴みの「笑い」を用意するが、今年はなんと受ける(笑う)学生がいるではないか。
世代ギャップが、幾分解消される。
【税金の話】
昨日の午前中は、繰戻還付請求の件につき、お客様を訪問する。
そのお客様は、今期が赤字であり、残念ながら、所得ではなく欠損金が生じる。
ところが、前期は黒字であり、法人税を日本国へ献上している。
還付請求の実務は、還付請求書を記入した後、法人税の別表(1、7)に追加記入し、その還付請求書と法人税申告書を同時送付すれば完了だ。
ここで、法人税申告は当然電子申告するつもりであるが、今回の還付請求書は紙申告しか用意されていない。
「同時に申告」と手引きには書いてあるが、電子と紙では、そのタイミングが異なるであろう。
まさか要件どうりに、法人税申告を還付請求書と併せて、紙申告しなければならないのか?
ここらへんは課税庁に聞いてみよう。
地方税については、繰戻還付請求はできない。
しかしながら、手続きさえ行えば、事業税同様、地方税の法人税割など、今期生じた欠損金は、翌期の所得と通算することができる。
ここまでは、メリットの話。
ここからは、リスクの話をせねばならない。
一旦、国庫に献上したお金を返していただくのだから、日本国も確認させてほしいとなるのは、極めて合理的な判断だと思う。
ここでいう確認とは、税務調査だ。
必ず調査を受けるとは言い切れないが、これまでの経験では大概は受ける。
経営者の中には、調査が煩雑だといって、繰戻還付請求しないと意思決定する方もいる。
繰戻還付金の額と調査に要する時間コストを天秤にかけるわけだ。
ご自由に。