日本M&Aセンター会議初日。
分林会長より、日本M&Aセンターの成長戦略につきご教授いただく。
売上高を全スタッフの数で割ると、一人当たりの生産高が出る。
全国の会計事務所の平均が700~800万円(中堅事務所ならば1,000~3,000万円)であるのに対し、日本M&Aセンターの生産高は6,000万円と脅威の収益率を誇る。
中長期経営計画で、2014年3月期に100億円の売上、50億円の経常利益の目標数値を拝聴し、なんとなく出来そうだなとも思う。
続いて、三宅社長から、会計事務所が取り組むべきM&A戦略につきご教授頂く。
戦略に係わることなので、ここでは割愛させて頂きます。
その後、元は日本M&Aセンターに在籍していたという陳大立氏より、中国経済と政治情勢につきご講義頂く。
貧富の格差と「上善若水」というタイトルが強烈に印象に残る。
上善若水(じょうぜんはみずのごとし)とは、老子の言葉。
「上善」とは最上の善、ここでは最上の善をそなえた人、即ち道に達した人を指す。
道に達した人は水のようなものであり、水は巧みに、すべてのものに恵みを施し、しかもすべてのものと争わず、多くの人々が嫌う場所に好んで就こうとする。
まさに水こそ「道」の本源であるといっている。
水の流れは格差があるほど勢いが激しい。
格差があったゆえに、発展を求める人間本能が働く。
経済の原動力になる。
中国は、激しい貧富の差があり、1000倍以上と言われている。
何百メートルの高さから水が落ちるような感じだ。
これを向上心という。
しかも、強烈な向上心。
向上心こそ、経済の原動力である。
そういう意味では、インドは中国になれない。
貧富の差はあるものの、カーストという階級制度が歴然としてあるからだ。
4つの階級での差だけで、極めて平均的だ。
日本のパワーのなさも、その平均主義にあると推察している。
(北京近隣探索)
(防寒対策してきたにもかかわらず、5月くらいの暑さ。半袖でパチリ。)
(本当に人が多い。中国の成長を目の当たりにする。)
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北京1日目
昨日の夕刻、北京空港へ着く。
昨年の春頃に完成した空港は、新しくて綺麗だ。
オリンピックに照準を合わせたその空港は、とても広く出国手続きまでに徒歩10分を要する。
ホテルのバスからの風景。
スモッグと黄砂のせいか、遠くまで見渡せない。
レセプションパーティー。
今回は、パネラー参加ということで来賓席へと。
日本M&Aセンター三宅社長を囲んで記念撮影。
その後、なんと、図々しくも、分林会長の部屋で飲み直すことに。
船井財産の平林さん達と会話する機会を得て、次々とビッグネームが飛び出し、別世界にいるようだった。
若いうちは、機会を求めて、先達者の話を聞くことが本当大事だなと思う1日となった。
プロフェッショナルの仲間
昨日の確定申告打ち上げが明けた今日、北京国際会議に参加するため、関西国際空港へ向かっている。
今、金沢駅8時4分発のサンダーバード10号に乗りつつ、ブログ更新している。
ここで、確定申告打上の挨拶後半部分を抜粋しようと思う。
「・・・運命を打開するべく、試行錯誤で挑戦しております。
最後にひと言だけ言わせて欲しい。
ここにいる全員がプロフェッショナルということを。
どんな状況でも誰のせいにもすることなく、自らの仕事を責任もって完了する。
その姿は決してアマチュアではない、プロフェッショナルのそれだ。
そんな皆様を心から誇りに思う。
そして、そういう素晴らしい仲間と同じ職場で働けることを心から幸せに思う。
今後とも宜しくお願い申し上げます。」
エール
本日は確定申告の打ち上げと併せて、退職者の送別会も兼ねております。
歴代の退職者も確定申告で鍛えられて自信をつけて実務に活かしています。
確定申告以上にハードに仕事ができれば成功するでしょう。
エールを贈ります。
ただ、仕事があるということの幸せに気付くのはこれからだと思います。
最後の最後まで頑張って頂きありがとうございます。
とくに弟のように可愛がっていた君のことを思うと、正直、大丈夫かなと思いますが、お金より信用を大事にして頑張ってください。
応援しています。
連絡先決まったら、ひと言、ハガキください。
質問力
今年の確定申告業務。
いくつかの課題を残しつつも完了させて頂く。
ありがとうございます。
さて、地場の成功している経営者から、「会社が売っているもの」と「お客様が買っているもの」がずれると儲からないとご教授頂く。
例えば、会社が提供しているものが「サービス」と認識する一方、お客様が要求しているものが「コスト」である場合。
会社が儲からない典型的なパターン。
まずは、お客様が何にお困りなのか徹底して聞く。
経済概況や自分の知っている情報を蕩々と語るよりは、100倍マシだと思う。
質問力こそが、鍵なんでしょう。
中島孝志著「仕事ができる人の質問力―この“視点”が、有能な人の証明!」
なぜ仕事を頂けるのか
アウトソーシング事業で成功している経営者の言葉を会計事務所流に解釈してみる。
確定申告が大変だから、辛いから、面倒だから、お客様は我々に依頼し、結果的に仕事を頂ける。
問題があるから、我々がいる。
問題がなければ必要ない。
仕事が大変であればあるほど競合が参入できない。
だから、我々の仕事がある。
資本力のある大企業がこの事業に参入した場合、我々は苦戦を強いられるだろう。
仕事があるのは当たり前とも思ってはいけない。
「選択と集中」という甘美な言葉で、安易に大変な仕事を外注をしてしまい、インターネットやコンサルティング事業のみで生計を立てようとする気持ちは人情としてよく理解できる。
自社の強みが何か徹底的に考え抜く必要がある。
電子申告快調に送信中
電子申告悲喜こもごも状態だ。
<今朝のブログ>
電子申告が機能せず、
「送信中にエラーが発生しました。
国税受付システムとの通信中にエラーが発生しました。
しばらくしてから、もう一度ログインしなおしてください。」
とのメッセージが昨日の20時くらいから続いているようだ。
今朝、幹部のメモを見て愕然とする。
昨年と状況が変わっていないではないか。
IT国家の夜明けはまだまだ先の話なのだろうか。
とりあえず、電子署名だけしておく。
<その数時間後>
上記ブログを更新後、名古屋の大手会計事務所の先生に問い合わせると、順調との答え。
なぜだと疑問に思いつつ、ソフト会社に問い合わせすると、なんとも簡単な理由で問題解決。
国税局のせいにしてしまった(汗)
夜明け前が一番暗い(苦笑)
現在、電子申告快調に送信中。
電子申告数
昨日も、終日、確定申告内務。
手帳に、「電子申告数」を書き込んでいる。
もう少しだ。
繁忙期ゆえ、手短に。
学びて足らざるを知る
今朝、会社の郵便受けを開けると、TKCより「職員研修ご案内」の封筒が入っていた。
聴講したい講座が2つある。
・9月の中旬の「ランチェスター経営」竹田先生
・10-12月、3回シリーズの「笹岡塾」(相続・贈与)
学びて足らざるを知る。
検討しよう。
(会社のエントランスをパチリ。
チューリップが映える)
ランチミーティング IN 金沢大学
繁忙期であるものの、大学教授とのランチミーティングのチャンスは逃せない。
金沢大学の研究室を訪問する。
会計事務所のブランディングにつき、ご意見をお伺いする。
例えば、加賀野菜を全国販売しようとする。
「ごぼう」に焦点を合わせると、他の野菜は美味しくないと消費者は勝手に理解する恐れがある。
イメージは、光と影。
何かに焦点を合わせ光を当てると影ができる。
だから、「ごぼう」ではなく、「土」に焦点を合わせる。
どの野菜にも影が生じない。
TKC創設者飯塚先生が「光明に背面なし」との言葉を残している。
光とは裏も表もないすき通しのもの。
光明とは、智慧や慈悲を指す。
光はすべての人を平等に照らす。
真っ正直に裏表なく、1円たりとも誤魔化さずに生きることが一番尊いと教えて頂いている。
(お客様よりお祝いの品を頂戴する。
ありがとうございます。)
