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「TKC北陸たけし会」<653>

6/17、TKC前社長角一幸(すみかずゆき)氏から「飯塚毅博士から私が学んだこと」と題した講演を拝聴した。

久しぶりにお会いした。

飯塚毅初代会長と運命を伴に歩まれた方だ。

2011.12〜2019.12の8年間、社長を務められた。

TKCは創業者飯塚毅博士ならびに事実上の共同創業者である飯塚真玄(まさはる)名誉会長の強力なリーダーシップにより、創業以来51年にわたって成長発展してきた。

その成長の理由は、第一に経営理念「顧客への貢献」を掲げていかに厳しい状況下においても全くぶれることなくこれを貫いてきたことであり、第二に創業者による強烈な「トップダウン型経営」にあったと角氏は回顧する。

角氏は社長就任にあたり、マケドニア王アレクサンダー大王はリーダーシップとともにチームワークが歴史的な偉業を実現する鍵だったことを発見し勇気づけらた。

そして「チームワーク型経営」へかじを切ったのだった。

チーム型経営の懸念材料は経営なスピードが低下することだ。

これを乗り越えるには、日常的な情報共有と相互理解を徹底するしかない。

その必要条件は「迅速な報連相の徹底」であり、十分条件は「幹部社員の成長」となる。

常に関係部門間の情報共有と幹部社員の自己研鑽が重要だと言う。

 

講演後の懇親会では角氏の隣で思い出話に花が咲く。

 

司会者から飯塚博士との思い出をスピーチしてと言われ、博士が生前に「木村くん 動中の禅は静中の禅に優るんだよ」と諭していただいた逸話を話した。

 

2005年8月に発行された飯塚毅先生追悼集「自利トハ利他ヲイフ」の会員追悼文に掲載されている。

 

飯塚真玄名誉会長とは私の誕生日が11日早い同年という関係。

 

TKCの永続発展をこれからも願っております。

 

(写真)

1、角一幸前社長のレジュメ。

2、飯塚真玄名誉会長の小言。

3、追悼集「自利トハ利他ヲイフ」

 

「一期一会」<652>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5月17日〜21日までNPO法人日本海国際交流センターで中国大連のアカシア祭りに出向いたが、多くの出会いがあった。

作詞家ヴォーカリストの椿れいさん、二胡奏者の李彩霞さん、韓国の趙度衡ご夫妻、ぶった農園会長佛田氏ほか。

 

椿れいさんは福岡県八女市出身で金沢と七尾に在住、58歳で歌手デビューして14年経つ。

CDをいただき拝聴したが人生から学んだ詩と歌心の素晴らしさは感動そのもの。

 

趙ご夫妻も大連に来られていて椿れいさんから紹介され16日〜17日の白山カントリー倶楽部のゴルフ予約をさせてもらった。

 

国際情勢が激動する中、民間交流だけは平和でありたい。

 

(写真)

1、6/13.長八で趙度衡ご夫妻、椿れいさん、金沢茶屋仲島氏と。

2、6/16.趙ご夫妻と白山カントリー倶楽部で。

「創業50周年を迎えて」<651>

1975.6.1に、勤務していた会社を退職し木村光雄税理士事務所を開業し、2014.10.1に税理士法人に改組し、2025.6.1で創業50周年を迎えた。

 

50周年を迎えられたのは、多くの方々との出会いと後継者に恵まれたお陰であります。

 

支えていただいた皆さまに感謝しかありません。

 

ありがとうございます。

 

 

(写真)

私の50年史。

不易流行 50周年を迎えて

松尾芭蕉の弟子の向井去来(むかいきょらい)が芭蕉の言葉や考えをまとめたのが「去来抄(きょらいしょう)」。

その中で、芭蕉の考えが紹介されている。

「不易を知らざれば基(もと)立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」

(変えてはならない伝統やしきたりを知らなければ、基礎が成り立たない。しかし、流行すなわち時代の変化に沿った新しさも知らなければ、新たなものは生まれない。)

 

2025年6月1日の今日、50周年を迎えた。

時代が変ったにもかかわらず古くからの方法に縛られていると、衰退してしまう。理念など変えてはいけない部分を変えてしまうと、滅びてしまう。

これからも不易流行を貫きたい。

個人財産のガバナンスについて 2025

はじめに~詐欺被害から「ガバナンス」という啓示

 

2025年5月1日、金沢市在住50代の男性が詐欺に遭ったと被害届を白山署に提出した。

SNS型の投資詐欺であり、被害総額は1億4,800万円。

事業経営であれば、第三者の役員や債務者である金融機関、第三者の株主、そして会計事務所から経営の監視を受けている。

事業会社はガバナンスがある一方、事業主に給与や賞与で支払われた預金については、野放図状態だ。

ガバナンスのない個人財産が詐欺師に狙われた。

事実、我々会計事務所の知らないところで、詐欺だけではなく悪質な営業会社が営業をしている。

我々のお客様を守らなければならない。

資産を猛烈に増やしたいという誘惑を絶たねばならない。

言い換えれば、個人のガバナンスをどのように担保するかが課題となる。

最近、個人の財産を守る視点で、会計事務所の役割を考えています。

「大連友好訪問ツアー」<650>

 

5/17〜21、NPO法人日本海国際交流センターの第7回会員親睦・大連友好訪問ツアーに古賀克己団長以下44名が集い大連を訪問しました。

 

17日、アカシア祭り歓迎夕食会

日本各都市から約千人が参加した。

18日、大連港湾周辺でアカシア・ウォーキング大会に参加し2キロ歩く。

19日、大連夏麗ゴルフ倶楽部(20名参加)でラウンド、4位。

20日、大連芸術学院(私立)を見学。

学生13000人が、絵画・書道・彫刻・文物復元(AIも活用)・楽器・声楽・舞台・服飾・農園(自給自足)の英才教育を受けている。

21日、帰国。

イベントで何度も歌手で出演された作詞家・ヴォーカリストの「椿れい」さんを金沢まで送る。

「大連の桜」、「月亮代表我的心」は心こもる素晴らしい歌でした。

車中、多岐にわたるお話や歌を聞かせていただいた。

 

大連への18年ぶり7回目訪問は思い出深い旅だった。

 

(写真)

1.懇親会で古賀会長がハーモニカ演奏。

2.アカシアウォーキング大会

3.大連夏麗ゴルフ倶楽部コンペ。

4.大連芸術学院見学。

移動時間の効用 2025

地方都市の交通手段は車が主である。

ここ金沢も例外ではない。

東京にいた20代の交通手段は、ほとんど電車であった。

電車の中では本は読めるが、車では道路交通法違反だ。

移動中に音楽を聴くのも良いが、学習する良い機会でもある。

手段は、オーディブル(AMAZONが提供する聴く読書サービス)だ。

 

よく聴くもの(ジャンル)

1 落語(立川談志シリーズが有難い。話し方の練習に。)

2 自己啓発(「自分自身との闘い」「足るを知る」「脚下照顧」のためのヒントを得る。仏教系が多いか。)

3 健康法(おれも歳だなー笑)

4 ポッドキャスト番組

①「ながら日経」(日本経済新聞記事の要約ではあるが、キャスターのコメントに秀逸なものがある。)

②「入山 章栄のイシューで経営理論を語ろう」(経営だけでなく、政治や文化そして宗教にも及ぶ)

 

講演や挨拶などを控えている場合には、車中で練習することもある。

車の中は完全プライベート時間でもあり、自己投資できる時間だ。

大事にしていきたい。

「直観力の培養」<649>

5/8、第62回TKC北陸原点の会で高橋宗寛和尚から表題の解説があった。

 

・直観というのは、人間がある種の判断とか表象をもつ場合に、何らの媒体も要らない力である。

・直観は手段として言葉、イメージを中間に容れないで、事物の本質とか、先行きとか、変化の動向とかを掴むことである。

・達磨から5代目の禅の祖師は弘忍(ぐにん)だが、彼は六祖の恵能に、一夜、金剛般若経の中の、応無所住而生其心(まさに住むところ無くして、其の心を生ずべし)との一句を説いて、恵能の悟りを誘発したといわれている。

心がどこにも住著(じゅうちゃく)しない状態のときに直観力が機能する。

・直観力は、人間の霊性を直接根拠として機能する。

・直観力の培養とは、住著しない心を鍛え上げることだ。

 

人間は好き嫌いや知識・経験に基づく先入観を持ちやすい。

 

無の境地を会得するには、どうしたら良いか。

自己修練・自己実現を希求し続けてゆきたいものである。

 

(写真)

5/13、TKC北陸会顧問相談役会懇親会(玉泉園)。

健康経営の取り組み(2) 2025

法人会の取り組み~法人会ヴァージョンの健康経営で国家財政の健全化へ

 

法人会と税理士会には、健全な納税意識の発展普及のためという共通目的がある。

「適正かつ公平な課税の実現」は、私たち税理士においても税理士法第一条の使命と同じだ。

金沢法人会の5月の総会には北陸税理士会金沢支部長が、そして金沢支部の6月の総会には金沢法人会会長が必ず来賓として出席する。

今度、5月29日の金沢法人会(ANAクラウン金沢で開催)の挨拶の最後に、金沢支部長として出席する際、このように祝辞を述べる。

「金沢法人会様と北陸税理士会金沢支部とは国税当局のもとにおいて格別に深い関わりあいを有し、今後とも引き続き、当局の適切なご指導のもとに協力関係をより密にし、地域社会の発展のために寄与してまいりたいと存じます」と。

 

数年前から、青年部会が中心となって、子供たちへの租税教室から更に発展させて、健康経営を推進してきた。

「健康経営」への道のりは遠い。

従業員の健康寿命が延伸し、将来的に国民医療費と介護費を抑制することができると期待したが、康永秀生著「健康の経済学」(中央経済社 2018)によれば、医療費の抑制につながるという科学的根拠はないと知る。

 

しかし、諦めない。

2040年にピークを迎える社会保障給付費の抑制と安定的な国の歳入確保に向け、「法人会から日本を変える」という決意をしたという。

1 健康経営を柱にした企業の活力向上がもたらす税収の増加(歳入の視点)

2 適切な医療利用による医療費の適正化(歳出の視点)

 

法人会は、未来を担う子供たちのために、持続可能な社会を実現させたいと願っている。

国の財政健全化に貢献していきたいという強烈な思いが伝わってくる。

現在、金沢法人会では、青年部会の健康経営委員会が主導して推進している。

この点は、5月の金沢法人会の来賓挨拶に言及したいと思う。

「ナタリー」<648>

 

知人の作家・福ゐ行介氏の既刊「シロガミ」、「彩雲」に続く第3作「ナタリー」を親書とともに贈呈いただく。

 

4/23に幻冬舎から発売されている。

 

帯にあるストーリーは、

 

写真家の「僕」は、アメリカ東部の小さな町でナタリーと出会い、恋に落ちる。

二人は時を共にし、未来を語り合うが、ナタリーはメラノーマという病に倒れる。

無保険の彼女に残された道は、日本で治療を受けること。

しかし、すべてが遅すぎたー。

「僕」はナタリーの遺灰を抱えて旅をしながら、不平等なアメリカの医療制度と向き合い、彼女が求めた理想を追い続ける。

悲しみの先にある、新たな希望の軌跡とは。

 

国境も制度も超えて、ただ守りたかった命がある。

人を愛するということ、人生の意味を問いかける一冊。

 

詳しくは、お買い求めいただきお読みください。

 

福ゐ行介こと坂井浩介氏とは34年の付き合いになる。

 

1956年福岡生まれ。

日本大学芸術学部写真学科卒。

MMPG(メディカル・マネージメント・プランニング・グループ)の役員、大学非常勤講師在任中から作家活動に入る。

 

いつかは有名作家になる逸材で、期待しております。

 

 

(写真)

・「ナタリー」と親書