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税理士連携短期継続保証制度の普及促進について

税理士が資金繰り支援できるように、信用保証協会及び金融機関と連携している保証制度が存在します。

その制度とは、税理士連携短期継続保証制度。

北陸税理士会と北陸三県の信用保証協会との提携関係を基に2018年4月から運用している制度です。

保証限度額は3,000万円。(現在、5,000万円に限度枠拡大を要望中)

手形貸付金方式で保証期間は1年以内であるものの、借換を条件に最長5年間継続できることから、疑似資本的な資金が調達できることが大きな特徴となっております。なお、5年経過以降は分割返済に移行するなど資金繰り相談しましょう。

 

北陸税理士会の会員が月次管理を行い、税理士の推薦書兼報告書の提出を行い、直近決算において経常利益を計上していることなどが条件となっています。個人の場合、直近の確定申告における青色申告特別控除前の所得金額が200万円以上となっております。

 

中小企業支援対策部では、税理士が中小企業の身近な相談相手となるよう、会員を支援して参ります。まずは、会員が少なくとも1件、私自身も実践できればと考えております。

 

「礼儀正しさこそ最強の生存戦略である。(シンク・シビリティ)」<450>

当社の木村岳二代表から、表題のビジネス書を紹介された。

 

著者は日本人では無く、なんとアメリカ人のクリスティーン・ポラスであることにびっくりした。

 

なぜ、一流のエリートほど不機嫌にならないのか?

 

ビジネスに効く!

人間関係も良くなる!

 

「職場の無礼さ」を20年にわたり研究し「礼節の科学」に集大成した著書が全米で話題になり、日本に初上陸した。

 

著者のクリスティーン・ポラスの気付きと考え方に学ぼう。

 

・皆を不幸にする無礼な上司

・無礼な職場では、半分がわざと手を抜く。

・礼節は自分も人も幸せにする。

・礼節によってなりたい人間になる。

 

○、無礼な言動とは。

1、部下を人前であざける、軽く扱う。

2、部下の仕事ぶりを常に過小評価し、自分の組織の中での地位は低いと思い込ませる。

3、部下を心が傷つくほどひどくからかう。

4、成功した時の手柄は自分のものにするが、何か問題が生じた時には他人のせいにする。

 

○、礼節が悪化し続ける本当の理由とは、無知が人を無礼にすることである。

 

○、無礼な人がもたらす5つの費用。

 

1、無礼な人は同僚の健康を害する。

2、無礼な人は会社に損害をもたらす。

3、無礼な人はまわりの思考能力を下げる。

4、無礼な人はまわりの認知能力を下げる。

5、無礼な人はまわりを攻撃的にする。

 

○、礼節がもたらすメリット。

 

「個人編」

1、仕事が得やすい。

2、幅広い人脈が築ける。

3、出世の可能性が高まる。

 

「組織編」

1、礼節のある上司のチームは高い業績をあげる。

2、礼節ある経営者は従業員に安心感を与える。

 

○、無礼は無礼を生み、礼節は礼節を生む。

 

実力ある無礼な人への対処法・・・職場環境から「無礼さのウイルス」を排除する。

 

○、自分を大切にすることも必要。

運動、睡眠、栄養を十分に取ることで態度は改善され、他者との関係もより良いものになる。

 

○、礼節ある人が守る3つの原則。

 

1、礼節ある人は笑顔を絶やさない。

2、礼節ある人は相手を尊重する。

3、礼節ある人は人の話に耳を傾ける。

 

○、ワンランク上の礼節を身に付けるための5つの心得。

 

1、与える人になる。

2、成果を共有する。

3、褒め上手な人になる。

4、フィードバック上手になる。

5、意義を共有する。

 

○、会議中にスマートフォンをチェックする。

 

誰かと会って話をする時は、ノートパソコンやスマートフォンは脇に置こう。

目の前にいる人との話を最優先している姿勢を示そう。

古いやり方に戻り、会議中のメモも紙とペンで取るようにする。

そうすると、相手の言うことを忘れないようにしたいという気持ちが伝わり、相手を尊重していることも伝わる。

尊重されるのは誰にとっても嬉しいことである。

 

○、その社員がいかに優秀でも、態度が悪ければ手加減してはいけない。

また、顧客や供給業者など、社外の人間が社員に無礼な態度を取ることも許してはいけない。

 

 

自分をどういう人間にするのか、私たちはそれを選ぶことができる。

良くなろうと決意すればいつでもできるのだ。

 

 

写真・・・著書「シンク・シビリティ」。

会社コンペ開催2019秋  ~ 白山カントリー泉水コース

2019年11月2日(土)、秋晴れの中、会社コンペ秋の陣が白山カントリー泉水コースにて開催された。

会社メンバー13名、提携ゲスト2名の計15名でグリーン放談を楽しんだ。

野崎本部長が、コースデビューとなり、大いなる一歩を踏み出した。目標はお客様コンペの参加である。

会社コンペは6月の事業発展計画発表大会後の夏の陣と今回の秋の陣の2回。次回幹事を4位と8位に決めたところ、4位となり次期幹事に選ばれてしまった。社員各位の協力をお願いしようと思う。

今回のスコアは99(48・51)。2019年のコンペは今回で最後。2020年に向けて再度、スイングを見直そう。

 

第46回日税連公開研究討論会 IN 札幌

過日、札幌で開催されました第46回日税連公開研究討論会に参加して参りました。

 

第一部 個人が負担する税等の制度についての提言~所得税と個人住民税の関係を中心に~(北海道税理士会)

第二部 新時代における消費税制のあり方~二桁税率時代を迎えて~(東北税理士会)

 

その前日、北陸税理士会金沢支部企画のツアーで滞在した登別にて温泉を堪能致しました。

 

硫黄の香りを楽しみながら、熱い温泉と冷たい水風呂を交互に入りながら、リラックスした次第です。再度、プライベートでゆっくり来ようと心に誓ったのでした。

写真は、宿泊した登別グランドホテルにて。

 

 

「碁苦楽会in播州赤穂」<449>

第21回「碁苦楽会」は20日~22日に忠臣蔵の里、兵庫県赤穂市で開催され参加した。

 

私の参加は芦原温泉、下諏訪温泉、熊野那智勝浦、下呂温泉に次いで5回目になる。

碁苦楽会は、国内で年2回開催し海外も「US碁コングレス」に毎年参加している。

 

会長は兵庫県加古川市在住の兵頭俊一氏。

9月で80歳になられても精力的に活動されている。

 

私と兵頭会長の出会いは、201411月に金沢国際囲碁交流協会が中国蘇州市で「中日韓友好都市囲碁交流」を開催したときに池田市のメンバーで来られたのがきっかけである。

 

初日は、日本囲碁ソフトの越田代表の特別講座とトーナメント戦、グランドチャンピオン戦、ペア碁対局。

 

2日目は、牛力力五段の指導碁、赤穂楽碁会との親善対局、四チーム対抗戦。

 

3日目は、兵頭会長の勉強会と表彰式。

 

私の成績は、四段で出て22敗。

 

兵頭勉強会で囲碁の基本理念を学んだ。

 

「今および近い将来、白黒双方が打ちたい価値の大きい所はどこか?を常に認識しておくこと」。

これを現状分析法という。

 

初日の晩、和室の3人部屋で同室者のイビキが強烈で不眠状態。

たまらず、2日目は空き室に一人移動する。

 

会が終ってから、「大石神社」を観光する。

 

大正元年(1912)に忠臣蔵の大石内蔵助良雄はじめ四十七義士と菅野三平を祭神として創建され107年過ぎた。

 

吉良邸討ち入りは、元禄15(1702)1214日だから、317年前になる。

 

当時の武士社会の慣習法では、喧嘩は双方とも罰せられることになっていましたが、時の将軍である徳川綱吉は吉良上野介を無罪とし、浅野内匠頭はその日のうちに切腹させられた。

 

大石内蔵助の子孫は今も生存している。

 

囲碁は生涯にわたり人を豊かにする。

人種、国籍、言語、年齢、性別、身分とは無関係に交流できる頭脳スポーツである。

 

 

写真・・・参加者掲示板、表彰式、大石神社、大石内蔵助像前で牛力力(にゅうりぃりぃ)五段と。

 

第23回日本医業経営コンサルタント学会愛知大会2019 座長初体験

公益法人社団日本医業経営コンサルタント協会主催の第23回日本医業経営コンサルタント学会愛知大会が今年の10月17日(木)から18日(金)の2日間にわたり、名古屋東急ホテルにて、「医療・介護・福祉のMIRAI 少子高齢化社会への挑戦」のテーマで開催されました。

 

今回、石川県支部長ということで、副学会長を拝命し、17日(木)17:30~18:15の枠で、一般演題2題の座長を担当致しました。

下記2つの一般演題のテーマがいずれも在宅医療。

 

「埼玉県の在宅医療提供の現状と課題」

在宅医療・訪問介護研究会 源川達也 氏

 

「小規模地方自治体における在宅医療推進の実施体制構築支援について」

総合メディカル株式会社 小野太資 氏

 

総合メディカルがある小規模自治体から委託を受け、住民アンケートを実施し、住民の在宅で亡くなりたいというニーズが多いことに驚く。

この住民のニーズに対し、どう民間の医療機関が対応していくか。

民間の医療機関はライバル同士であり、自治体が医療機関の橋渡しの役割を担うことが必要であろうとの結論を得た。

 

次回、第24回日本医業経営コンサルタント学会の開催地は福岡である。

2020年10月22日(木)-23日(金)と日程が決まった。

「覚悟と挑戦~TKC北陸会秋期大学~」<448>

9日、ANAクラウンプラザホテル金沢で、「令和」最初の「第35回TKC北陸会秋期大学」が開催された。

 

学長は藤井俊彰TKC北陸会会長、実行委員長は木村岳二TKC北陸会理事。

 

大会のコンセプト

 

明治維新では武士は自らその権利を放棄し、江戸時代に終止符を打った。

現在、税理士という士業も岐路に立っている。

150年前の黑船に相当する人口知能が職業会計人に影響を与えると言われている。

いま、TKC会計人は何を考え何を行動すべきなのか。

勝ち残る次の3つの条件が求められている。

 

1、組織化

2、社会の納得

3、新しい業務

 

新しい業務とは、MIS(モニタリング情報サービス)の提供が、書面添付付きの信頼性の高い決算書を活用した中小企業金融の支援に繋がり、それがTKCブランドを確立する。

 

MISや書面添付の「覚悟」ある推進で社会に「挑戦」する大会コンセプトのもと、400名の参加者は熱心に聴講した。

 

昨年、金沢で開催された第45回TKC全国役員大会で、遠藤俊英金融監督局長(現、金融庁長官)が基調講演で「金融行政の方向性と外部専門家への期待~金融機関による共通価値の創造に協力を~」と題して、顧問税理士と金融機関の協働を説かれたのは歴史的なことであった。

 

第一部 基調講演

 

坂本孝司TKC全国会会長の演題は、「税理士の未来~新たなプロフェッショナルの条件~」。

 

・TKC会計人は、日本の職業会計人(税理士登録しない公認会計士は除く)の職域防衛と運命打開のために絶対実践原理とする集団である。

TKCや自分のためではなく、日本の職業会計人のために存在する。

 

・税理士は、「税務」「会計」「保証」「経営助言」の4大業務であって、すべて同じデータに基づく多様な分類・分析および解説を包含し、同一の企業に対して4大業務を同時に提供できる。

 

・「私の会社は何屋さん」かを定義することが重要。

 

・税理士はインテリジェンス・バンクとしての機能を発揮すべきである。

 

・税理士は企業・個人のガバナンス強化に貢献する専門家である。

 

・税理士の業務は本来、税務に関する法律業務である。(飯塚毅初代会長)

 

・税理士よ法律家であれ。租税法は法律であり、憲法三十条の租税法律主義を基本原則としている。したがって租税法を取り扱う税理士業務は「法律業務」を本質とすべきである。(松澤智第二代会長)

 

・「保証業務」には、決算書の信頼性と職業会計人の保証の程度には相関関係がある。

 

・2012年に「中小企業経営力強化支援法」が施行されて、2016年には「経営革新等支援機関を認定する制度」が創設された。

しかし、認定支援機関は多く登録されたが実行が弱く、浸透は道半ばである。

 

・帳簿を作成していないと破産も出来ない。

 

・坂本会長の著書、「税理士の未来」が中央経済社から発売されている。

 

 

 

第2部 パネルディスカッション

 

パネリストに北陸三県の第一地銀の役員が出席された。

 

北陸銀行 前田部長

北國銀行 小西取締役

福井銀行 佐竹取締役

 

・2003年に金融庁が「リレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラム」が公表され、金融行政が変化した。

2011年には、「中小・地域金融機関向けの総合的な監督指針」により、税理士との連携を提示した。

 

・地域金融機関は貸し出しだけでなく、最近は企業への経営サポート(ビジネスマッチング、事業承継など)に力を入れている。

 

・最近の報道では、政府は地域金融機関の合併をはかる法制化を進めているようだ。(木村)

 

・三行の貸出金とMIS(モニタリング情報サービス)受信件数。

 

北陸銀行 4兆7千億円(28,000件?)

北國銀行 2兆4千億円(15,000件)、MIS受信は900件。

福井銀行 1兆7千億円(10,000件)、MIS受信は500件。

 

 

金融機関とTKC役員とのパネルディスカッションは時代背景を浮き彫りにし問題点と課題も出され有意義だった。

 

また、QRコードによるリアルタイムな参加者アンケートを取り入れ、斬新な運営だった。

 

懇親会ではサプライズ企画もあり、提携企業の方々と会員・職員300名が懇親を深めた。

 

 

写真・・・リーフレット、木村岳二実行委員長の開会宣言と懇親会。

糸魚川青年会議所2019 10月例会講師受嘱の件

過日、糸魚川青年会議所の経営力向上委員会から講師を受嘱し、10月例会の講師を務めて参りました。

戦略会計図と資金別貸借対照表の価値共有を図り、3年日誌の効用を説き、日誌を参加者全員にプレゼントさせて頂きました。

 

≪参考≫

糸魚川青年会議所(経営力向上委員会)の公式フェイスブックのアドレス。

講演 御礼
https://bit.ly/2MpMgwF

3年日誌 御礼
https://bit.ly/2VsYQ2q

以下、当日の式次第です。

 

自己紹介               19:10~19:14(4分)

経営力向上委員会への謝辞

 

1.戦略会計を使った経営計画立案方法 19:14~19:34(20分)

必要利益と逆算の思考について

15年前の資金別貸借対照表の紹介

 

2.経営計画の作成(ワーク)     19:34~20:04(30分)

資金分岐点売上高と

損益分岐点売上高の違いについて

質疑応答

 

休憩                 20:04~20:09(5分)

 

3.資金別貸借対照表の説明      20:09~20:34(25分)

4つの資金構造について

(損益資金・固定資金・売上仕入資金・流動資金)

キャッシュフロー計算書の紹介

 

4.資金別貸借対照表の作成(ワーク) 20:34~21:04(30分)

安定資金の意味について

人生貸借対照表の説明について

質疑応答

 

5.おわりに             21:04~21:15(11分)

3年日誌の効用について

明日から具体的な行動のために

第35回TKC北陸会秋期大学開校挨拶

消費税法の改正により、10月1日より軽減税率の導入及び消費税率10%アップとなりました。

弊社においても10月分以降の報酬については、新税率の10%で請求させて頂くことになります。

どうかご理解のほど、お願い申し上げます。

 

さて、10月9日(水)に開催されます秋期大学の開校挨拶の草稿です。

 

実行委員長の木村岳二でございます。今回の秋期大学のテーマは「覚悟と挑戦」です。
TKC全国会坂本会長のご講演、北陸の三地銀のパネルディスカッションを通じて、中小企業の永続的発展のためには何が必要か、TKC会計人の矜持、誇りとは何かを皆様と共に学習したいと思います。
また、パーティでは、皆様の心に残る号砲を響かせたいと思っています。
それでは、令和最初となります第35回TKC北陸会秋期大学を開校いたします!

「消費税の軽減税率導入とキャッシュレスのポイント還元策」<447>

101日より5年半ぶりに消費税が2%増税され10%になった。

一方、酒類・外食を除く飲食料品や新聞は8%に据え置く軽減税率や来年6月までのポイント還元策が導入された。

 

税収増は、幼児教育・保育の無償化や低所得の年金生活者への給付金支給といった社会保障費に充てられるが、国民生活には年間2兆円程度の負担増になる見通しだ。

 

来年度には国の税収で消費税は最大の割合を占める基幹税となる。

 

消費税は景気に左右されにくく税収が安定している半面、低所得者ほど負担が重い逆進性がある。

 

税制は公平・簡素・中立が基本原則だ。

 

税理士会では、事務処理の煩雑さを理由に消費税の単一税率を要望していたが、複数税率となってしまった。

 

クレジットカードなどのキャッシュレス決済に国費で最大5%のポイントを還元する制度も、対象中小店舗200万店のうち、約4分の150万店にとどまり、消費者の混乱も予想される。

 

レジの税率表示やポイント還元の煩雑さも一因と見られる。

 

顧客の多くが現金派で不要と考える店舗もあるようだ。

 

政府ではキャッシュレス決済比率を80%に引き上げたいとしている。

 

私も引き上げ前日にJRの切符を買いに行ってきたが、時間帯が良かったのかそんなに混んでなかった。

JRにポイントはつかない。

 

金沢市はじめ石川県の15市町では、10月より来年2月までの5か月間、消費税増税対策として住民税非課税者や子育て世帯主を対象に、プレミアム商品券(5,000円分を4,000円で買える。最大5冊まで。)を発行している。

 

 

キャッシュレスを習慣にするため、もっとクレジットカードやペイカードの活用を心がけたいものだ。

 

 

 

写真・・・第8回「アート575」展でデザイナーの小川修氏と。(9/19)