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労働局からのエール

1.医療従事者労働に関する支援の現状整理(石川県)

平成26年、医療勤務環境改善支援センター(以下、支援センター)が全国に置かれました。厚生労働省がこの事業を所掌しています。

石川県の支援センターは、石川県庁(鞍月1-1)の医療対策課内にあります。

労務管理についての相談は、医療労務管理相談コーナーが設けられています。

この相談コーナーは、現在、公益社団日本医業経営コンサルタント協会(以下、日医C)石川県支部内、すなわち、当社(駅西新町3-4-33)内に置かれています。

日医C石川県支部が、石川労働局から事業を委託されているのです。

 

2.労働局と支援センターの連携元年

平成30年11月20日付けで各県の都道府県労働局長宛てに厚生労働省労働基準局労働条件政策課長・監督課長から通達がありました。

その通達名は、「医療従事者の労働条件確保のための医療勤務環境改善支援センターとの連携について」。

簡単に言えば、労働局が支援センターと協力する。具体的には、労働基準監督署(以下、署)が医療労務管理アドバイザー(石川県ならば、我々日医C会員メンバー)と情報共有するということです。

これは衝撃的です。取り締まる署側が応援する側になるという。

この通達以後、支援環境が変わると確信しています。

先日、開催されました医療勤務環境改善支援協議会(石川県医師会、石川県病院協会、石川県看護協会、石川県社会保険労務士協会、日医C石川県支部、石川労働局雇用環境・均等室、石川県健康福祉部医療対策課)のレギュラーメンバーに加えて、新たに石川労働局労働基準部監督課がオブザーバーとして出席致しました。

新しい通達により、労働基準監督課が支援の輪に加わったことは、医療勤務に関する支援の分水嶺になると推察しております。

 

 

中央大学常任幹事会石川支部開催 2019

1月26日(土)野町の春次郎にて、中央大学常任幹事会石川支部を開催する。

4月20日(土)の役員会、8月3日(土)の総会(いずれも場所は金沢東急ホテル5階)開催を決議しました。

100名弱の会員が集まる総会は、準備が大変なため、中央大学出身者が多い石川県庁、金沢市、北國銀行の3団体が持ち回りで担当しています。

2019年の担当は金沢市役所であることを確認しました。

富山支部との対抗ゴルフも6月8日(土)、太閤山カントリークラブで開催されることとなり、こちらも楽しみです。

「石川税理士碁友会で3回目の優勝」<422>

北陸税理士会の2月号会報誌への寄稿文です。

 

1月15日10時から税理士会館において、石川税理士碁友会が開催された。

当日は、囲碁サロン「石心」の佃優子師範をゲストに迎え、ハンディ戦の熱戦が繰り広げられた。

 

平成7年1月から開催されている石川税理士碁友会は、今回で41回を数え、平成最後になるかも知れない大会で優勝できたことは光栄なことであります。

 

四段で参加して、佃優子八段(師範)、北村四段、小倉三段、亀田五段との対局で3勝1敗。

 

碁友会には初回から参加して24年の歳月が流れた。

 

優勝の記憶を思い返すに。

 

1回目…二段で平成17年1月の14回大会。

2回目…三段で平成20年7月の21回大会。

 

今回の優勝は10年ぶりとなった。

 

ルールにより次回から五段となり、厳しい手合いが待ち受けますが楽しみながら参加したい。

 

囲碁は父親の影響で高校生あたりから興味を持ったが、これまで趣味として続けてきて良かったとつくづく思う。

 

将棋は62年ぶりに最年少棋士記録を更新した14歳の藤井聡太七段が注目を浴びましたが、囲碁も囲碁最年少の10歳でプロ入りした仲邑菫さんが脚光を浴びています。

 

囲碁は右脳と左脳をバランス良く使って、年令・性別・国籍・職業・肩書を超えた交流が楽しめます。

 

お誘い合わせてのご参加をお薦めします。

 

むすびに、お世話いただいている幹事の池田勝治先生、小川洋巧先生、小倉隆先生に感謝いたします。

 

(寄稿文、終わり)

 

 

石川県の囲碁界では、能美市出身の寺田柊汰(しゅうた)さん(21歳)が昨年12月9日に日本棋院中部総本部が実施した棋士採用試験で6人のうちトップの成績で唯一の合格者となった。

 

囲碁のプロ棋士試験には年齢制限があり、4月のデビュー時に23歳未満であることが条件で、寺田さんは最後のチャンスだった。

 

一昨年は本戦で1位だったものの、予選順位の関係で次点となり涙をのんだ。

 

寺田さんは辰口中1年時にプロを志し、日本棋院関西総本部の院生になっていた。

 

石川県出身のプロ棋士の誕生は2007年の田尻悠人四段以来12年ぶりとなる。

 

昨年12月30日に白山クラブでお会いしたが、将来有望な好青年だった。

 

今後のご活躍に期待しております。

 

 

写真…石川税理士碁友会でのスナップ。

2019年 曼荼羅シート発表

毎年1月のルーティン行事である曼荼羅(まんだら)シート発表。今年もきっちり実施いたしました。発表時間は一人90秒。

 

38名の曼荼羅シート。それぞれの個性がばっちり出てしまう。また、何を考えているかもわかり、同じチームとして一緒に仕事をしていくうえでこのうえなく貴重な資料となります。

 

年末年始の挨拶も終わり、北陸税理士会の新年賀詞交換会も終了。これから繁忙期に突入します。2名の新人も加わり、アルバイト、派遣社員などたくさんの方にお支えいただいて、確定申告最終日3月15日を迎えたいと思います。

「BOOCS」と「空腹が人を健康にする」<421>

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1月5日に義兄の小川修ご夫妻と会食。

 

その時に同席されていた、親戚の石原美佐子さん(静岡県在住で妻の姪)から「BOOCS」と「空腹が人を健康にする」について教えていただいた。

 

早速、書籍を数冊ネットで購入する。

 

 

一冊目…「BOOCS至福のダイエット革命~一日一快食、夢のダイエット」

 

著者は九州大学健康科学センター助教授の藤野武彦氏。

 

発行は20年前の1998年で、価格は定価1600円のところアマゾンの中古で31円!。

 

「BOOCS」とは、「脳指向型肥満調整法」の頭文字で、肥満に関心のある人への実践的ガイドブックだ。

 

B…Brain()

O…Oriented(指向型)

O…Obesity(肥満)

C…ControI(調整)

S…System(システム

 

私が関心をもったのは人間ドックで、適正体重を6キロオーバーのメタボ(肥満体)と診断されていたからだが、食事と運動のバランスが難しいと思っていた。

 

著書を読んで、なるほどと思ったことを列挙してみる。

 

・内臓に脂肪が多くつき、上半身が大きく、下半身が細く見える「りんご型タイプ」は悪い肥満で、それに対して皮下に脂肪がつき、上半身よりも腰から下が大きい「西洋梨型タイプ」の肥満は比較的病気の合併が少ない。

 

・悪い肥満を放置してたり、良い肥満を減量したりしていたずらに病気をつくる。

 

・ストレス過剰が脳疲労を引き起こし、五感を狂わせて食行動を異常にし肥満となる。

 

・ヒトは胃で食べるのではなく、脳で食べている。

 

・BOOCSダイエットの基本二原理

 

1、禁止を禁止する原理。

 

抑圧を最小にして快を貫く。

禁止と強制を少なくして心地よく食べる。

 

2、快の原理。

 

自分にとって心地よいことをひとつでも開始する。

 

 

・三原則。

 

1、健康に良い運動や良い食べ物でも嫌であれば決してしない。

 

2、健康に悪い食べ物でも、好きでやめられない場合はそのまま続ける。

決して禁止しない。

 

3、健康に良くて、しかも自分がとても好きな食べ物をひとつでもよいから食べはじめる。

 

 

・「健康にいいから嫌いでも無理して食べる」のをやめる。

 

・従来の健康と食事の常識にとらわれないことが、成功への一歩である。

 

・朝食を無理やり流し込むのはやめる。

夜遅い現代人の朝食は水分中心で十分。

 

・黒砂糖は脳へ入る栄養であるブドウ糖を補給する。

 

私は20年前に禁煙したが、そのとき著書に出会って行動を変えていたら今どうなってるのかなと思う。

 

 

二冊目…「空腹が人を健康にする」

 

2015年に発行。

 

著者は医師の南雲吉則氏。

 

・「どんどん栄養を摂れば元気になれる、というのは古い考えである」

それどころか、

「空腹でお腹が鳴ると体にいいことがどんどん起きて、若返りの効果がある!」

といい切る。

 

・人類存亡の危機を何とか、かいくぐって生き延びてきた私たち現代人には、餓えや寒さや感染症のときこそ生きる力が湧いてくる「生命力遺伝子」というものがある。

 

・生命力遺伝子には

 

飢餓に備える「倹約遺伝子」、

飢餓状態のときこそ出生率を高める「繁殖遺伝子」、

感染に打ち勝つ「免疫遺伝子」、

癌と闘う「抗がん遺伝子」、

老化や病気を治す「修復遺伝子(サーチュイン遺伝子)」など、

 

数え切れないほどの遺伝子が私たちの体には備わっている。

 

・ただやっかいなのは、餓えや寒さの状態におかれないと生命力遺伝子は働かないこと、さらに飽食状態では逆に、体を老化させ、出生率を下げ、免疫が自分の体を攻撃するほうに働く。

 

・仏教の断食やイスラム教のラマダンに見られるように飽食状態よりも少食であるほうが長生きすることが経験的に分かってきた。

 

・「一日一食」で体は空腹になり、モチリンという消化ホルモンを出しお腹をグーグーさせ、胃袋からグレリンというホルモンが出て食欲を出させる。

 

・一日一食を習慣化すると確実にやせ、肌を美しくして、体臭までなくす。

 

・毎日規則正しく決まった時間に決まったことをする。

何も考えずに習慣で体を動かす。

些細なことにこだわらず、全体をとらえて感性で判断する。

 

・健康の三条件

 

1、一日一食または一汁一菜

 

2、野菜は皮ごと葉ごと根っこごと。

魚は皮ごと骨ごと頭ごと。

穀物は全粒で。

 

3、睡眠は夜の10時から夜中の2時までのゴールデンタイムを含むように。

(個人差があると別のメディアで知った。)

 

 

・メタボにならないための4条件

 

1、食べ過ぎ…ウエスト太い(男性なら85センチ超、女性なら90センチ超)

 

2、脂の摂り過ぎ…高脂血症。

 

3、糖の摂り過ぎ…高血糖。

 

4、塩の摂り過ぎ…高血圧。

 

 

これらを参考にして、生活を楽しめたら、ありがたいことだ。

 

 

写真…書籍二冊。

 

2019年 「足るを知る」からスタート!

2019年の曼荼羅シートの発表が近づいて参りました。

自身の思考がそのまま言動にでてしまう。自身の言動(仕草、ルーティン)で大きく飛躍できることもあれば失敗することもある。トップは後者のケースが多いと推察します。トップが腕を組んでいるだけで周囲(社員やお客様)から不遜に見えるなど、仕草(言動、ルーティン)にも留意が必要です。

曼荼羅シートとは、『仕事・人格・学習・社会・健康・家庭・経済・余暇』の8つの項目の中から、それぞれの項目ごとの言動を記入する、といったものです。
当社が2013年から曼荼羅シートを導入した目的としては、全従業員のそれぞれの個性が理解できるツールだからです。

今年のテーマは「足るを知る」。感謝しながら満足を知り、言動(仕草、ルーティン)に留意しながら自身を小さくできるか!です。今、これを書いている瞬間はそのように考えていますが、自身を小さくなんかできるか!と思うこともあります。そして、それがそのまま言動に出てしまう。

思うだけではだめ!言動に現れて初めて本物だ。言動から思考、思考から言動へと繰り返していくことが自身の修行ではないかなと。

利他の心を言動に落とし込めるように日常に落とし込み、ルーティン化していきます。足るを知るには日々の言動にあると知った2019年新春であります。

2019年 金剣宮参拝

新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願い申し上げます。
1月4日(金)、創業の地である白山市の金剣宮で参拝いたしました。
8時20分からの参拝で清々しい気持ちとなりました。
今年も皆で二拝二拍手一礼をし、心ひとつにしていこうと決意しました。
末筆ながら、皆様がいつまでもお元気でありますように、心から祈念しております。

「年頭に思う」<420>

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2019年の亥年、明けましておめでとうございます。

 

本年もブログ「遊魚動緑」をよろしくお願い申し上げます。

 

本年は10月1日より消費税・地方消費税の2%増税と軽減税率の導入が始まります。

 

同時に、仕入税額控除は帳簿及び区分記載請求書等の保存が要件になります。

 

さらに4年後の2023年10月からは、すべての企業に仕入税額控除を受けるために適格請求書(いわゆるインボイス)の交付義務と写しの保存義務が課せられます。

 

税理士業界にとっては2段階の請求書対応に追われる忙しい年になります。

 

事務処理に労力がかかるのは目に見えていますが、さらに働き方改革により勤務時間が制約されます。

 

「時間効率と生産性」が命題です。

 

本年は平成の時代が四月で終わり、五月より新しい元号に変わります。

 

カレンダーは10連休ですが、日本は資源が少ない輸出国なのに、ましてや中小零細企業はそんなに休んで大丈夫なのかなと思ってしまいます。

 

「働かざる者、食うべからず」なんていう言葉は古いとしても、「休むために働く」という欧米化した勤労感になったんでしょうか。

私は22日で76歳になります。

 

いよいよ喜寿の仲間入りです。

 

「成功とは、健康・家庭・教養・精神・経済・社会の六要素を出来るだけバランス良く大きくする過程を言う」と学びましたが、後期高齢者になって一番難しいのは健康だと思う。

 

心身ともに健康でありたいと願っています。

来年の2020年夏には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。

 

本年が平穏な年になりますよう祈念いたします。

 

 

写真…門松(1/3・梅の花)

2019年も宜しくお願いいたします

皆様、2018年もお世話になりまして感謝しております。2019年も宜しくお願い致します。

恒例の全員写真の年賀状です。いつも一言を書いております。例えば、ある女性スタッフの両親に向けてはこんな感じです。「大切なご令嬢をお預かりしております。立派な社会人として成長しております」と記しました。
年賀状は、年末挨拶とセットのルーティンです。

2019年は、1月4日(金)の参拝後、幹部会議。7日(月)の年始挨拶から本格スタートです。

「2018年を振り返る」<419>

平成最後の2018年を振り返る。

 

 

・自然災害が多く発生…大雪、豪雨、台風、猛暑、地震。

 

・平昌五輪やW杯ロシア大会などスポーツの祭典があった。

また、スポーツ界の不祥事が相次ぐ。

 

・森友学園を巡り、財務省の決裁文書の改ざんが発覚。

 

・オウム死刑囚の死刑執行。

 

・日産自動車のカルロス・ゴーン会長を逮捕。

 

・海外では南北首脳会談と米朝首脳会談。

 

・藤井聡太七段(将棋)が最年少新人王に。

 

・築地市場が83年の歴史に幕。

 

 

私事では…

 

・1月、75歳の後期高齢者に。

 

・2月に「七人の侍の会」を横浜で、10月に「NKK会」を金沢で。

 

 

・4月に金沢経済同友会監事を退任。

 

・5月に書道「顔真流」の代表発起人を下りる。

 

・6月、碁聖戦第一局は井山裕太碁聖に許家元七段が挑戦し金沢で行われる。

所有の井山七冠揮毫入り碁盤を提供する。

三度目の提供だったが、本局は立ち会い席の後ろに座ることを許され、日本棋院囲碁チャンネルで放映された。

井山碁聖は負けたが、魚半の打ち上げ会では隣でご一緒した。

 

(その後、三連敗して碁聖のタイトルを失って六冠になり、さらに名人戦でも張挧九段にも敗れて現在は五冠。)

 

・海外は、6月に囲碁ツアーで台湾、9月に日韓友好税理士連盟で韓国へ。

 

・7月に白山カントリー倶楽部・松風コースでスコアが2年4か月ぶりに96。

 

・関西棋院棋士指導碁、6月に本田邦久九段、7月に水戸夕香里三段、11月に滝口政季九段と佃亜紀子五段、12月には公開対局で田村千明三段より指導いただいた。

 

・8月に第二の故郷である新潟県二本木駅を訪れる。

 

・9月に「レジェンドMの会」が石川県で開催され白山カントリーにて優勝。

 

・9月に第12回市町対抗囲碁団体戦で個人では四戦全勝し北國新聞に載る。

 

・10月に「メビウスの会」懇親ゴルフを横浜の戸塚カントリーで開催。

 

・11月に湯涌温泉で石心碁游会、熊野で碁苦楽会、静岡で詩卿石心囲碁会と富嶽カントリーのゴルフ。

 

・11月に「第1回MMPG相談役会」が加賀屋で開催。

 

 

・本年、ご逝去された方々。

心からご冥福をお祈りいたします。

 

関本和幸先生、中村兼治氏、森金次郎先生、、関福男先生、中村正紀弁護士、高田順三氏、久野峯一先生、吉木佐佳枝先生、田添謙之輔先生。

 

 

来年は…

 

戊戌年(つちのえ・いぬ)から己亥年(つちのと・いのしし)へ。

 

平成の30年を経て来年5月より新元号へ。

皆さま、良いお年をお迎えください。

 

 

写真…今年最後のゴルフ(12/23、白山カントリー倶楽部)