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「金沢国際囲碁交流協会の設立30周年記念台湾旅行」<631>

11/8、小松空港11:45発で3時間フライトして14:35に台北の台湾桃園国際空港到着。

時差は日本より1時間遅く、到着した現地時間は13:35。

台湾には初回1993年11月から6回目の訪問。

 

到着日夕方、台湾の囲碁チームと親善対局。

台湾チームは昨年2023年11月にいしかわ百万石文化祭2023・アジア囲碁の祭典で金沢に来られた面々。

金沢で対戦した王國慶四段(ワーン グオチーン)、林イ(日部に韋)恩五段(リン ウェイエン)と再会し、王四段との対局は、リスト三段の私が四段で対局しポカで金沢以来二連敗。

王イ恩五段は小学5年生で五段。

王くんは金沢の対局のとき私に負けて悔し涙を流していたが、一年経ちたくましく成長していた。

王くんのお母さん郭棋日さんから皆にお土産をいただく。

お父さんは半導体メーカーSMCのエンジニアである。

2024年2月、熊本に86億円投じて先端半導体生産工場を建設している。

世界80カ国500カ所に拠点を持つ空気圧制御機器のトップメーカーで、金沢営業所も自宅の至近距離にある。

 

観光では

・台北

中正紀念堂、忠烈祠・衛兵交代、龍山寺、国立故宮博物院、十分(シーフェン)・ランタン上げ、九份。

 

台北から嘉義まで新幹線で1時間半移動。

 

・台南

八田與一紀念館、烏山頭水庫(2011年5月に金沢経済同友会で訪れて以来13年ぶり)。

 

・台中

日月潭、宝覚寺。

 

宝覚寺は1927年日本統治時代に建立された臨済宗妙心寺派の寺院。

第二次世界大戦で戦没した日本人など14,000名の遺骨が奉納されている。

布袋大仏は近年、金色から灰色に塗装替えされている。

 

旅行中は石川県囲碁協会石坂修一会長と同部屋で、生活の知恵など楽しいお話を沢山聞けて、思い出深い旅でした。

 

金沢国際囲碁交流協会での最後の旅行、石川県囲碁協会国際部に引き継がれる。

神野正昭理事長はじめお世話いただいた方々に心からお礼申し上げます。

 

 

(写真)

1、王國慶四段に中押し負け

2、林イ恩五段と後ろは母親の郭棋日さん。

3、台湾チームと対局会場レストラン前で。

4、十分のランタン上げで家族安寧を祈る。

石坂修一、石﨑孝彦さんと。

5、烏山頭水庫で10名記念写真。(囲碁親善対局参加の松任谷秀樹さんは別ルートのため居ない)。

「石川碁優会」<630>

石川碁優会は2020年6月に石川税理士碁友会と石心メンバーとの交流大会で始まり、今は世代間交流と子ども囲碁普及事業として世代間交流囲碁大会になり、発足から4年になる。

 

11/2にかがやき組(七段〜四段)12名とはくたか組(三段以下)12名が参加し石心で開催された。

かがやき組の成績は優勝の松任谷秀樹七段、準優勝は亀田栄八六段、3位は五段参加の私だった。

 

税理士会館で開催する石川税理士碁友会は7/8に開催され10名前後ながら続いている。

私は2020年1月開催の第43回大会で優勝し六段に昇段して5年近くなる。

10/22開催の石税協レクリエーション囲碁大会では準優勝だった。

 

囲碁は脳の活性化と認知症予防になると医学界で立証されたらしい。

 

これからも囲碁を楽しんでゆきたい。

 

 

(写真)

1、10/22 石税協レクリエーション囲碁大会で準優勝、優勝は黒氏会員(2級→次回より初段に昇段)。

2、11/2 石川碁優会で3位。

 

 

 

「日韓友好税理士連盟で韓国へ」<629>

韓日税務士親善連盟との韓国での交流合同会議には2008年10月に初参加してから今回で6回目となる。

5回目は2018年だから新型コロナウイルス禍のため6年ぶり。

10月18日昼、金浦空港に着いたが入国までに1時間かかる。

午後、ソウル中部税務署とソウル地方国税庁を訪問した後、韓日税務士親善連盟(本年、協會が連盟に変更された)との交流合同会議に参加。

日本からは鈴木雅博会長はじめ日韓連会員32名と有志10名の合計42名が出席した。

韓日連からは45名。

ご来賓として、在大韓民国日本大使館参事官安藤浩和氏、日本国国税庁事務官石丸宏美氏、韓国税務士会会長丘在二氏、ソウル地方税務士会長李鍾鐸氏、AOTCA韓国親善連盟会長白創善氏

交歓研修会では、日韓連常務理事の沈植(韓国名)先生が「日韓両国における相続税及び日本の贈与税」と題して研究発表された。

その後、和気あいあいの懇親宴会があった。

 

席上、2016年11月に金沢をご案内した元駐日本国大韓民国大使館参事官の崔仁洵(チェインスン)氏に出会う。

今は加賢税務法人の代表税務士とソウル税務士会副会長を任ぜられている。

 

私は2014年3月に大韓民国国税庁長から感謝碑を受賞したが、大韓民国国税当局との出会いは北陸税理士会発足50周年の記念事業として2006年4月に会員約80名で韓国・中国の税務業界と交流を深め、その年10月の式典では韓国税務士会の役員6氏にご出席いただき「三税理士会共同宣言」を交わした。

宣言は日・韓・中の税理士が東アジアの発展に貢献し、それぞれの国の税制基盤をより強固にすることを誓った。

 

韓国の税務署訪問で電子申告普及率が日本は1%未満なのに韓国は90%超と知り、会員一同驚いたことを覚えている。

 

交流会の後、経済発展が目覚ましく多車線高速道路が10キロ近く渋滞しているのを目の当たりにし、観光名所巡りと松茸や韓国料理をいただき、最後に、現職のユン・ソンニョル大統領が初めて一般公開した青瓦台大統領府を見学して21日帰途に着いた。

 

日韓連創立から30年、これからも日韓両連盟のさらなるご発展を祈念しております。

 

(写真)

1、ソウル中部税務署を訪問

2、交流合同会議

3、青瓦台にて

 

「第28回日本医業経営コンサルタント学会新潟大会」<628>

10月10日〜11日、新潟市朱鷺メッセで開催された。

テーマは「未来の医療・介護へ、新潟からの発信〜待ったなし!地域包括ケアシステムと医業経営改革〜」。

 

・特別講演

演者、松本吉郎日本医師会会長

「日本の医療・介護のこれから〜2024年度診療報酬改定と地域包括ケアシステムのあるべき姿とは〜」

 

2024年度診療報酬改定は、6年に一度の診療報酬、介護報酬及び障害福祉サービス等報酬の同時改定であった。

それと同時に医療従事者の確保に向けた賃上げへの対応、医療DXの推進、外来診療の機能分化・強化、ポストコロナにおける感染症対策の推進、働き方改革など、医療を取り巻く様々な課題への対応が求められた改定だった。

そのため改定項目も例年以上に多岐にわたるものになった。

 

かかりつけ医機能の充実・強化、地域医療構想に基づく医療体制の充実および地域包括ケアシステムの構築を三位一体として取り組むことが必要。

 

本年12月2日からは現行の健康保険証の発行が終了することを踏まえ、診療報酬上の評価体系も10月以降は見直されるなど、この分野は施策のスピードが速いことも特徴である。

 

・シンポジウム

演者、中村洋心新潟県福祉保健部長

「新潟県の病院再編の現状と今後の方向性」

 

新潟県の県土は全国第5位で、政令指定都市を持ち、南北に長い地形。

高齢化率は全国平均より高く、2025年には県人口の32.8%が高齢者が占める推計。

医師数は人口10万対で全国平均より低いが、一人当たり医療費は全国最低。

少ない人材と医療費で最良のアウトカムを出すことが出来た。

 

全体を通して感じるのは、地域の基幹医療機関は切実な赤字に陥っていて、医療・介護・健康・福祉のバランスの中で国、地方自治体、国民の負担をどうするかは今も変わらぬ課題である。

 

10日にホテル日航新潟で日本医業経営コンサルタント連盟のランチミーティングを開催し、10月27日投開票の第50回衆議院議員総選挙に臨んでの推薦議員を検討した。

16日の連盟WEB理事会で決定する。

 

 

(写真)

日本医業経営コンサルタント学会新潟大会。

「石破内閣の課題と今後の政局」<627>

 

9/27、9氏が立候補した自民党総裁選挙で石破茂氏が決戦投票(409票)で高市早苗氏を21票の僅差で総裁に当選した。

石破氏 215票

(議員189票、地方26票)

高市氏 194票

(議員173票、地方21票)

 

石破氏は5回目の総裁挑戦だった。

 

勝因は、

1、地方創生大臣に就任時の全国行脚で党員や地方組織に高い知名度

2、党内野党的な立場で刷新の期待

3、立憲民主党野田新代表の論戦に耐え抜く安定感

4、派閥の解消で各議員が自主的に投票できた

5、高市氏の保守政治を警戒

6、1回目の投票で3位になった小泉進次郎氏が石破氏の支持に回った。

岸田首相や菅前首相も支持したとの見方。

 

1回目投票

国会議員票(367票)

小泉氏75票

高市氏72票

石破氏46票

小林鷹之氏41票

 

党員票(368票)

高市氏109票

石破氏108票

小泉氏  61票

林芳正氏 27票

 

 

課題

1、政治とカネの問題

政党法の制定は

政策活動費は

資金の実態解明

2、旧統一協会問題

3、派閥・旧派閥との間合い

4、大雨被害の補正予算案は

5、物価高対策は

6、防衛費増の財源確保

7、金利高傾向の負担増

8、外交安全保障政策

中ロの軍事活動活発化

日中間の懸案山積

アジア版NATO

11月アメリカ大統領選挙と次期大統領との信頼関係構築

9、連立の公明党新代表石井氏との連立

 

内閣や党役員に入らなかった高市早苗氏や河野太郎氏と安定した運営を築けるか。

 

先ずは10/27の解散総選挙の結果を踏まえ今後の手腕が問われることになる。

 

 

(写真)

石破内閣の大臣、副大臣、政務官。

「ミッドライフクライシス」<626>

9/17のクローズアップ現代を見る。

ミッドライフクライシスとは、中年期の下記要因による「心の危機」を指している。

・更年期

・ホルモンバランス

・退職

・転職

・睡眠の質

・キャリア

・介護

・体力

・親との死別

・夫婦関係

・子の自立

・食欲

 

最近の調査では日本人45〜59歳の幸福度が過去最低に。

番組には、子育てでキャリアを諦めた後悔や就職氷河期に翻弄された怒りなど、生き方が多様化して人生の「正解」が分からず、誰にも相談出来ない人がいる。

前向きに年を重ねようとするにはどうしたら良いか。

 

中年期のこれからの老い方を考え、心の危機を乗り切るヒントとは。

 

作家phaさんの著書には。

今は、格差社会化や高齢化が進んだせいか、役に立たないものを面白がる余裕が無くなってしまった。

自分の存在が少しずつ時代遅れになってきているのを感じる。

 

歌手俳優の小泉今日子さんは、今は同世代をとにかく元気にしたいし同時に私も元気になりたいとイベントを開催している

 

熊代精神科医によるチェックリストで4つ以上当てはまったらミッドライフクライシスの可能性あり。

 

・老いや体の変化をうまく受け入れられない。

・家庭生活や仕事にやりがいを感じられない。

・今までの生き方に限界を感じている。

・人生の決断をするなら今しかないと思っている。

・子育ての終わりに満足より寂しさを感じる。

・続けられそうな趣味がない。

・人間関係に不満を持っている。

・これらの悩みについて話せる相手がいない。

 

 

熊代精神科医は心を軽くするために推奨するのは。

 

・髪型や服装を変える

・適度な運動(散歩など)

・人と話す(イベント参加)

 

 

私は中年期を過ぎ、今や高年期後期に入っているが、

頭と体のケアは自分自身で行うべきだと思う。

 

趣味が私の生活を支えていると言っても過言ではない。

 

 

(写真)

9/25北國新聞夕刊の「石心プロ指導対局」記事。

「第55回北陸税理士政治連盟定期大会」<625>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9/13、北税政の第55回定期大会が富山市で開催された。

私は北税政相談役・岡田直樹後援会会長として出席する。

 

大会前に上田英俊衆議院議員(富山2区)の「日本の課題と処方箋〜税は政なり〜」と題する講演を聴講した。

 

・能登半島地震被害への復旧復興支援。

 

・人口減少問題(少子高齢化時代)。

2005年人口は1億2700万人→2050年予測1億人。

2700万人減÷45年=毎年60万人減少する。

2年毎に富山県の人口が無くなる。

127%増の努力。

対策→教育(人材育成、職業教育など)

 

・農業問題

世界人口→40億人が今は2倍の80億人(うち中国15億人、インド15億人)。

食糧安全保障への取り組みが課題。

農地のフル活用(米、大麦、小麦、大豆)。

法人大規模経営、持続可能な政策を。

 

・社会保障問題。

公的扶助、公衆衛生、社会福祉、社会保険。

減らせるのは医療のみ。

対策→病気にならない政策。

社会保険130万円と106万円の壁→上田案、5年間200万円にしたらどうか。

パートでも20代と50代で社会保険の負担を変える。

 

上田議員の話は、政治家として良く調べ最善の提言に苦慮しているなと感じた。

 

定期大会・懇親会には、衆議院議員の小森卓郎、高木毅、橘慶一郎、田畑裕明、参議院議員の堂故茂の各氏が出席された。

 

岡田直樹先生は丹後智浩秘書が代理出席された。

 

話題は9/27投票の自民党総裁選挙(立候補9氏)に集中していた。

 

地方の自民党党員投票では、税理士は税理士業界に理解ある方を選ぶべきだ。

 

(写真)

第55回北陸税理士政治連盟定期大会が富山市ANAホテルで開催。

小森卓郎代議士の来賓ご挨拶。

 

「TKC会計人の原点」<624>

7/4、TKC北陸会研修室で第59回北陸原点の会を受講。

講師は千葉県香取市の妙性寺住職の高橋宗寛和尚(77)で、年数回北陸を訪れ講義をいただいているとのことだが、私は初めて受講した。

参加者は松岡世話人他6名。

私は1975年6月に税理士を開業してから1年半後の1976年12月にTKC全国会へ入会した。

以来、TKCで学んだ体験が私の有形無形の財産になっている。

とくに、飯塚毅TKC全国会初代会長が説いた「自利利他」の理念は礎である。

詳しくは、私の履歴書「遊魚動緑」に記載してあります。

 

4日の教義は飯塚毅著「TKC会計人の原点」から、阿含経のこと、大燈国師の偈、大燈国師末後の偈、大応国師末後の偈、沢庵和尚の偈、植木義雄老師の遺偈、自利とは利他をいう

を解説していただいた。

 

「自性は無性、実相は無相」

 

なつかしく、心洗われる2時間だった。

その後のおさらい会(食事会)も楽しい時間だった。

 

 

(写真)

テキストの「TKC会計人の原点」。

「はせ浩石川県知事の能登半島地震対策報告」<623>

24日、はせ浩石川県知事の県政報告会がホテル日航金沢で開催された。
能登半島地震発災からあと7日で八か月となる。
馳知事は今も防災服を身に着け元旦から日々奮闘されている。

小森貴連合後援会長の開会挨拶の後、満員の会場でスクリーンを使って生々しい災害対策を語っていただいた。
発災から1ヶ月は県庁知事室で24時間対応されていたと言う。
話を聞いているうちに、あまりの心労を思いやられ胸が熱くなる。
馳知事は26年間の衆参国会議員の経験があり、国とのパイプが太く地震対策では熊本地震を上回る539.8億円の基金が確保され石川県民にとっては有り難いことだ。
1時間近くの説明はあっと間に終わり、帰りの会場の出口では馳知事とグータッチして「頑張ってください!」と声を掛けさせていただいた。

馳知事のご苦労に感謝し、創造的復興を目指して、説明されたスクリーンの一部を添付します。

「お盆・酷暑2024」<622>

 

恒例の墓参り、私の実家の墓は白山市(旧松任市)にあり先祖が眠っている。

実家の兄は95歳で健在だ。

父親の姉の嫁ぎ先の墓も同じ墓地にありお参りする。

 

それにしても今年は危険な酷暑だ。

石川県では7月に熱中症による死者が4人になり過去5年で最多となった。

8月5日にも1人死亡している。

甲子園の高校野球では試合数を変則にしたりクーリングタイムを設けるなど工夫している。

 

世界の気温は過去100年で0.6℃上昇しており、近年の上昇は強まっているという。

二酸化炭素やメタンガスが温室効果を招いている。

自然災害、山林の開拓、戦争による自然破壊など人為的酷暑とも言える。

孫子の代に負の遺産を残さないようにするには国際協力による対策に期待するしかないが、分断化が進む今の世界では厳しい状況だ。

 

専門家は2050年には47℃を超える日が続くと言う。

2003年にヨーロッパを襲った猛暑で7万人が亡くなったことを忘れてはいけない。

 

先祖は10代遡ると1024人、20代遡ると1048千人が居ることになる。

ちなみに令和5年の石川県人口は1111千人だから同じ数だ。

 

「人類、皆兄弟」とは言いながら、地球の温暖化を防止するには、SDGsの掛け声とともに、個人が身近な日常生活の中で積み重ねるしかないのか。

 

 

(写真)

ルーティンG&G(囲碁とGOLF)

1、8/10に囲碁サロン石心で囲碁プロ棋士の後藤俊午九段から四子局の指導をいただく。

2、8/6に金沢カントリー倶楽部の「たたら会・紅組」で27人中4位に入賞。