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MMPG研究会2013第一回合同企画会議

MMPG(メディカル・マネジメント・グループ)税制会計研究室に所属しております。


医療・福祉・介護を業とする個人・法人を対象とした税務を研究しております。


事業を営んでいるドクター向けの贈与・相続税に関する小冊子を作成中。

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(MMPG研究会合同企画会議、8月9日金曜日、八重洲富士屋ホテルにて)
11月27日に、お披露目講習会を企画することに相成りました。。。

「お白石持行事」に参加する

医業特化の会計事務所団体のMMPGの会議が三重県伊勢市で開催され、その翌日、伊勢神宮を訪れる。
2013年の伊勢神宮は、神様の場所を20年に一度変える式年遷宮を今秋に控える。

歴史的なイベントを前に街が静かな興奮につつまれている。



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27日(土)、新正殿の白い敷石を奉納する「お白石持(しらいしもち)行事」に参加する。
「エンヤ」の掛け声で宇治橋を渡り、ヒノキの柱が神々しい輝きを放つ内宮において、白い布に包んだ白石を置く。

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すぐ隣には、20年前の旧正殿があり、その色は既に風雪に耐えたものとなっている。

新旧の正殿の色の対比が、この遷宮を一言で表している。


常若(とこわか)。

常に若々しい状態であること、瑞々しいこと。


常に新しいものが神様に力を与えると考えられてきた。

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2013年の式年遷宮は62回目。

次の遷宮は2033年。

20年後の正殿は、次世代の職人が担う。

この行事で様々な思いが去来する。

日本人の原点、先人の思い、変化の大切さ、承継・・・

今回の風景で美しいと思ったこと。

それは日本人の礼儀正しさ。
全ての参列者が自然と入口で立ち止まって礼をする。
そして、出口では振り返り、きちんと礼をする。
この美しい所作に、改めて日本人であることを誇りに感じる。

攻守両面の中小企業戦略について

はじめに 


3年日誌(40-43歳)を継続して書いております。斜め読みしていくと、確かなストーリーがあります。置かれた環境、周囲の人々との交流の中で心の軌跡が書かれています。面白いですね。。。

 

1.選択と集中(攻め)


中小企業の戦略は、「でんかのヤマグチ」が参考になります。

東京都町田市にあるこの「町の電器屋さん」は、 電話一本で呼ばれたらすぐに伺う商売スタイルを貫いております。社員の名刺には、「でんかのヤマグチはトンデ行きます」と書いてあります。地域では「遠くの親戚より近くのヤマグチ」と呼ばれ、電球を変えたり、TVを録画したりと超徹底しております。主要な顧客層は、家族に容易には頼めない高年齢者です。お客様は、価格よりも便利さや価値を望んでいることがわかります。したがって、ヤマグチの商品の価格が、量販店の倍であっても売れるのです。

お客様を減らす、商圏を狭める、取り扱いメーカーを限定するなど、とにかく対象を絞っています。何に取り組むかではなく、何を捨てるか。捨て去ることが戦略のキーワードです。


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2.会計で会社を強くする(守)


これまでにも、法人の黒字割合が3割にも満たないことをお伝えしてきました。

黒字企業の特徴として、翌月内に正確な月次決算によって自社の正確な業績を把握していることが挙げられます。しかしながら、月次決算をしている企業は2割もないと言われています。

多くの経営者は、記帳や決算を面倒くさいと捉えています。義務感が先にきているのでしょう。残念です。
会計は、組織を継続させる原動力であり、将来の利益も生むのです。


43歳の私の意見では納得しないかもしれません。

先達の先輩諸氏の言葉を紹介致します。


「会計がわからなければ真の経営者になれない」(稲盛和夫 「稲盛和夫の実学 経営と会計」より)


「商売に一大緊要なるは、平日の帳合を精密にして、棚卸の期を誤らざるの一事なり」
現代語訳(商売で最も大切なことは、日々の記帳を正確にして、定期的に棚卸を行い、損得勘定をつねにしていることである)
(福澤諭吉 「学問のすすめ」第14編より)


いずれも平成の大経営者や一万円札の肖像の方の言葉です。

会計で会計を強くすることが中小企業の生き残る道と確信しております。

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《参考》

http://kkb-gaku.seesaa.net/article/127981207.html

(2009年 9月14日 誰のために会計が必要なのか)

中央大学学員会石川支部総会&STLOWS第八回総会終了

今年の総会には、著名な野村氏をお迎えします。

○中央大学学員会石川支部総会のお知らせ

 

日時   平成25年721日(日)

 

受付開始    午後330

     総 会     午後400分~445
     学術講演会   午後500分~6時10
     懇親会     午後6時20分~
 

場所   ホテル日航金沢  4階


懇親会会費   8,000円 (総会当日に徴収させていただきます。)


総会議題 

 

第一号議案  平成24年度事業報告、会計報告の件。

第二号議案  平成25年度事業計画案、収支予算案の件。


学術講演会

 

講師 野村 修也先生

テーマ 規制改革はなぜ必要か
    -いわゆるアベノミクスの第三の矢を考えるー



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(7月15日 月曜日 北國新聞朝刊 TV欄 広告にて)

○STLOWS第8回定期総会

異業種交流会今期もスタートしました。
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(7月2日 火曜日 弊社3F会議室にて)

新婦へのエール

当社の社員(新婦)の結婚式に出席。



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新婦サイドのスピーチ骨子

1.当社のアイドルの結婚であること


2.入社時の印象が「天使が舞い降りた」こと(一部の方に受ける)

3.
朝礼時の結婚報告の際、独身男性から悲痛の叫びが聞こえたような気がしたこと(まぁまぁ受ける)

4.マザーテレサの言葉を引用。世界平和のためには何をすべきか。「家に帰って家族を愛しなさい」


5.星野富弘の「自分の命」を引用し、嬉しい日が1日でも多くありますようにと。


「命が

 いちばんだと思っていたころ

 生きるのが苦しかった

 いのちより

 大切なものが

 あると知った日

 生きているのが

 嬉しかった」

(星野富弘作・おだまき(いのち)/書籍『鈴の鳴る道』/絵はがき集 2 収録)


 
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知的資産経営レポートについて

1.円の世界

会計事務所は、会計データを提供しています。


外部(税務署、銀行など)への決算書や内部(経営管理用)向けの資料など。。。


いずれにせよ、これら会計のデータは円単位です。


2.会計を超越した世界


会計単位では表すことのできない世界。


その世界を文字にする。


これが知的資産レポートです。

 


3.石川県商工労働部が提供する知的資産経営報告書


下記のホームページで伝統産業各社の円以外の世界が表現されています。


http://densan.g-keiei.com/report.html


会計の世界の産物である決算書が過去情報とすれば、知的資産経営報告書は、会社の未来情報です。


2013ベスト小説「影法師」

 今週のブログの内容は悩みました。


木曜日 富山の魚安で鮎を食す


金曜日 友人の新社長就任お祝い


土曜日 7月21日(日)開催予定の中央大学総会準備(1,523通を〒!)

 

この3点のどれかでブログを更新しようと思いましたが。。。


結局、今年読んで最も感動した本、「影法師」を紹介します。
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「永遠の0」の著者百田氏の魅力ある人間の物語。


「限りある命の使い方」を再度、江戸の時代で描く。


文体の感じは、藤沢周平で、読後感は、司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」に近い。


空を見上げ、遥か昔の情景を心に浮かべる。

昔から、大義を有した人間が歴史を変えてきた。


会社は何のために存在し、何を実現するために人が集っているのか。


原点回帰のきっかけとなりました。

基金拠出型医療法人の増加の実態

先日、厚生労働省のホームページで、平成25年度3月末時点の医療法人の数が公表されました。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/igyou/igyoukeiei/houzinsuu04.pdf
平成24年3月末日⇒平成25年3月末日
1. 医療法人の数 47,825⇒48,820(+995)
2. 基金拠出型法人の数 3,769⇒4,756(+987)
北陸3県でも基金拠出型医療法人が増加しています。
石川県 21⇒25(+4)
富山県 23⇒29(+6)
福井県 9⇒11(+3)
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(MMPG理事長青木先生の著書を参考に。。。)
なぜ、医療機関の経営者が基金拠出型医療法人を設立しているのでしょうか。
これは、事業承継の観点から増加しているものと思われます。
《財産権》
持分概念がないことから事業承継が容易になる
《経営権》
医療法人のできる付帯業務(医療法第42条)拡大が経営のメリットとなる

視点を変える大事さ

時折、私自身思いもつかないような視点の提案を頂くことがあります。

知性、知恵を感じる瞬間。


アップル故スティーブ・ジョブズがこのような名言を残している。


「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい??
 そう思った時点で君の負けだ。
 ライバルが何をしようと関係ない。
 その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」


私も含めて大概の人は、視点が単調になりがちです。


言い換えれば、似たような視点で話をしています。


情報×視点=付加価値


価値を上げるため、あらゆる視点で物事を考えるようにしています。

視点を変えよう!
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