2025/12/05
「石川GOGO囲碁団体戦」<669>

11/29、津幡町文化会館で表記の囲碁大会が開催された。
石川県囲碁協会として令和6年に名称変更してから初めての団体戦。
石川県囲碁協会の前身は昭和54年8月に発足した日本棋院支部石川県連合会だから46年の歴史がある。
私は「石心B」の三将(4段)として参加。
主将は西六段、副将は亀田五段、三将は私、四将は山本初段、五将は稲葉2級。
初戦の相手は津幡Bで個人◯、チーム●
2回戦はシトラスBで個人●、チーム◯
3回戦はNTT北陸で、個人●、チーム◯
4回戦はシトラスAで個人◯、チーム●
私が勝つとチームが負ける、私が負けるとチームが勝つという巡り合わせ。
20チーム中12位だった。
優勝はチーム妙長寺、2位は金沢市役所だった。
チーム妙長寺は福井の若者と石川県の混合で、主将は長尾想太さん。
長尾さんは14歳で、2023年にジュニア本因坊大会で全国優勝している。
お母さんの長尾華奈さん(アマ六段)は、石川県出身で今は福井県あわら市に在住され、2024年福井県囲碁名人戦Aクラスで初出場初優勝されている強豪。
華奈さんは2023年3月まで津幡町で囲碁サロンシトラスの席主をされていた。
想太さんは、将来プロ棋士を目指すのかと思っていたが、ご本人は亡きお父さんが世界的な数学者だったこともあり、その道を目指すようだ。
最近は囲碁界は低迷しており、将棋界は盛り上がっている。
神野正昭理事長と雑談で話をしてたら、囲碁界も将棋界のようにタイトル戦を新聞社に頼らず大手民間会社を頼るべきだと言われていたが同感である。
金沢で毎年開催されていた囲碁タイトル戦「碁聖戦」も2025年から北國新聞が手を引き金沢開催されず、他の共同新聞社もすべて誘致を止め、全部日本棋院で対戦されるとのこと。
私も2016年から2024年までの9年間、タイトル戦に碁盤石を無償貸与していたが今後は無くなる。
少子高齢社会の影響かも知れないが、何とも寂しいものだ。
(写真)
石川GOGO囲碁団体戦の様子。


この記事へのコメントを書く