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2012年5月15日
短信…「遊魚動緑」
木村光雄
「公益社団法人日本ファシリティマネジメント協会(JFMA)」<181>(5/15)
11日にJFMA(ジャフマ)坂本春生会長と懇談させていただいた。
坂本会長は女性通産官僚の草分けで、元札幌通産局長をされている。
当協会は1987年設立され、今年1月に公益社団法人に移行した。
JFMAは1月現在、法人・団体会員164社(正・準)、公共特別会員76団体(準会員)、個人会員1044人(正・準)を擁する。
ファシリティマネジメント(FM)とは、アメリカで生まれた新しい経営管理手法。
1、FMとはどのようなものなのか…
ファシリティ(土地、建物、構築物、設備等)のすべてを経営にとって最適な状態(コスト最小、効果最大)で保有・使用・企画・計画・運営・維持するための総合的な管理手法である。
2、FMの必要性…
企業をはじめ日本の組織体の大部分はその革新、改革を迫られており、その方法として人事リストラを強力に進めています。
ところが…
人件費に次いで大きく、しかも大部分が固定費であり、世界でもっとも高額といわれる施設関係費については一般に関心も低く、したがってその対策も著しく遅れています。
バブル時代に急増した施設には多額のコストが掛かりながら活用が低調、不適切なものが著しく多く存在している。
また、企業はもとより、病院・学校・その他の公共・公益事業は施設依存の経営が多いにも関わらず、施設が不合理、不経済、不適切なものが多く、経営を著しく圧迫させています。
また、安全・防災・省エネ、環境問題などの面からも改善すべき施設が極めて多く存在している。
3、FMの効果…
イ、不要な施設、不足な施設、不適当な使われ方の施設が明らかになり、経営にとって最適な施設のあり方が示されます。
ロ、ファシリティの改革によって、経営の効率が最高度に向上します。
ハ、同時にファシリティに関わるコストを最小に押さえる事ができます。
ニ、顧客、従業員その他の施設利用者にとって快適・魅力的な施設を実現します。
ホ、安全・安心で省エネを実現し、環境にとって効果的な解決手段となります。
当協会の活動
1、ファシリティマネジメントの普及・定着
2、「認定ファシリティマネジャー」資格試験の登録更新
3、調査研究活動
4、海外関係機関との交流等
第6回、「日本ファシリティマネジメント大賞」で最優秀賞を受賞したのは、静岡県浜松市であった。
5年間にわたる公共FMの取り組みが高く評価された資産経営の取り組み。
データ整備、評価方法な確立、現状評価、総量縮減への計画、組織体制整備など、一連の継続的活動が高く評価された。
平成大合併により不要となった町役場を外国人学校などに活用するなど積極的に動いている。
特に公会計制度と事務事業評価等の既存制度とを連携させ、全庁的にしくみを変える動きが、他の自治体にも影響を与えることを期待しての受賞となった。
過年度の最優秀FM賞は
2007年…アクセンチュア株式会社(本社オフィスなどの戦略的FMの実践)
2008年…青森県(FMの導入・推進)
2009年…日本アイ・ビー・エム株式会社(1989年のIBM箱崎事業所におけるワークプレイス構築の変遷)
2010年…財団法人倉敷中央病院(変化する病院、経営者・医療者・設計者が三位一体となったFM)
2011年…東京都三鷹市(FMを都市の再生・リノベーションと捉え、FM推進の全庁的組織を設置)
JFMAの活動は設立から25年、日本医業経営コンサルタント協会は22年、また、共に本年、公益社団法人に移行した。
お互い似たような経緯を経た組織であり、今後の連携・交流を誓い合った。
☆正社員、契約社員の募集を再開いたします。
詳細は、こちらから!
「遊魚動緑」
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