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  • 「日本M&A協会の国際会議」<285>

    2015.04.05

    20150405縮小「日本M&A協会の国際会議」<285>

     

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    3月18日~24日に、日本M&A協会主催の国際会議に参加するため、シンガポールとミャンマーを訪ねた。

     

    総勢361名の参加だったが、全国各地の懐かしい方々と久しぶりに会えて楽しかった。

    北陸からは、石川県の畠善昭先生、中山雅人先生、富山県の鷲山浩一先生、福井県の上坂経営センター片川氏。

     

    19日の国際会議の会場はシンガポールの「マリーナ・ベイ・サンズ」。

    3つの最上部をつないだ独創的なつくりのホテルで、約2,500室の客室と57階に位置するスカイパークの他にコンベンションセンター、シアター、国内初のカジノなどを擁している。

     

    研修内容は次のとおり。

     

    1、会計事務所の使命と経営「顧問先の経営を良くすること~経営があって税務がある~」

    株式会社日本M&Aセンター 代表取締役会長 分林保弘氏。

     

    ポイント…医療コンサル、相続税対策⇒経営計画、事業承継(M&A)。

    後継者問題を抱える会社は3社に2社(65%)。

     

    2、「日本M&Aセンターの今後の方向性~アジアは一つ~」

    株式会社日本M&Aセンター 代表取締役社長 三宅 卓氏。

     

    ポイント…ASEAN加盟国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フイリピン、の中核5か国とカンボジア、ベトナム、ラオス、ミャンマー、ブルネイを合わせて10か国)は、今年2015年末に経済共同体として発足し、モノ・ヒト・サービスの自由化で域内経済が活性化する。

    人口も6.3憶人で、中国やインドの約50%。

     

    このASEAN10か国に日中韓が協力し、ASEAN+3。

    また、EAS(東アジア首脳会議)は10+3+オーストラリア、インド、ニュージーランドの16か国。

    日本国内では2010年の1憶2,806万人から人口が減少し始めて2060年には33%減少する。

     

    2050年にはアジアが世界GDPの半分を占める。

    アジア抜きにして日本経済は考えられない。

    「アジアは一つ!」

    会計事務所こそ、M&Aの声をかける主役。

     

    ①、中小企業の存続…企業譲渡で雇用、技術、販売ルートを守る。

    ②、大都市の企業買収…東京で営業受注し北陸から供給。

    ③、地方で合従連衡…合併、HCでシナジー効果、生産性アップ、中央からの侵略を防ぐ。

     

    3、「逆算して外から時代を見よ」

    日本戦略情報機構CEO 田村耕太郎氏

     

    ・日本の輸出が対中から対ASEANへ加速。

    ・日本の直接投資は、対中国100兆円だが対ASEAN155兆円。

    ・日本は、人口減少、高齢化、空洞化、負担増大、コスト増加(円安、エネルギー)。

     

    ・中国での賃金上昇率二桁と高騰、賃金の生産性以上の上昇。

    ・生産年令人口の減少始まる。

    ・高まる日中間の緊張、中国の最大の貿易パートナーは韓国。

    ・ASEAN主要各国の平均年令。

    フイリピン 22.2歳

    マレーシア 26.0

    カンボジア 26.8

    インドネシア 27.8

    ヴェトナム 28.2

    ミャンマー 28.2

    タイ 34.2

    シンガポール 37.6

    中国 34.5

    アメリカ 36.9

    日本 44.7

     

    ・日本の6割、無人地域に…2050年(35年後)

     

    ・日本の896市町村が消滅!…2040年(25年後)

     

    4、「シンガポール進出を考える企業への会計士としてのアドバイス」

    少徳健一氏

     

    5、体験発表と表彰式

     

    会員の飯田邦博氏と中込重秋氏が体験発表し、日本M&Aセンターから安丸良広氏と奥野秀夫氏がM&Aの今後の方向性について発表があった。

    最後に成績優良者への表彰式があった。

     

    来年の開催地はパリ。

    また、理事会が10月に金沢で開催される。

    当法人の木村岳二代表は理事・北陸支部副支部長を務めている。

     

     

    旅行中の23日に、シンガポールの首相を務め、「建国の父」と言われている「リー・クアンユー」氏が91歳で亡くなった。

    50年間で、

    1人当り名目GDP(2011年)…アジア1位。

    富裕層の割合…世界1位。

    世界競争力ランキング(2012年)…アジア1位、世界4位。

     

    このように、アジア・ナンバーワン都市になった。

     

     

    研修会議と情報交換会の合間に観光した先は次の通り。

     

    20日(シンガポール)…マーライオン、ホーカーズ(露店商、屋台街)、セントーサ島、水族館

     

    21日(ミャンマー・ヤンゴン)…シュエダゴン・パゴダ寺院(6~10世紀)、チャウタッジー寝釈迦仏、ボージョーアウンサンマーケット。

    1991年にノーベル平和賞を受賞したアウンサン・スーチーは2012年5月、ミャンマー連邦議会議員に就任している。

    2013年に来日し安倍首相と会談した。

    自宅の近くにある湖の付近を通った。

     

    22日(ミャンマー・バガン)…シュエジーゴン・パゴダ(釈迦の聖骨と聖歯が納めてある)、アーナンダ寺院、ニャンウー市場、漆工房、タビニュ寺院。

     

    観光の途中に少年の「得度式」に出会った。

    少年は象の背中に着けた飾り箱に座り、着飾った人々が馬や牛も従えて長い行列を作り行進していた。

    ミャンマーでは男子が成人する前に一度は出家して仏門に入る。

    その披露行列だ。

    相当な金持ちの子供のようで、これほど盛大な得度式はガイドのソウソウさんも初めてだとか。

     

    23日(ミャンマー・バゴー)…シュエターリャウン寝釈迦仏、シュエモード・パゴダ、チャイプーン・パゴダ。

     

    シンガポールは赤道の1度北に位置し、人口は福岡県と同じで面積は淡路島と同じ。1965年に都市国家としてマレーシアから独立以来、東南アジアの流通・経済の中心地。

     

    過去2年間で急激な円安となり、現地の日本社員は約45%の実質減給となり苦しめられているとのこと。

    物価が高くて暮らしにくそう。

     

    ミャンマーは人口6000万人。

    日本製の中古バスや電車が車体の塗装そのままに走っていて、日本の昭和20年代の様相。

    バガンでは雨は年に2~3日しか降らない。

    日中気温は45度になり、日本との気温差はなんと40度。

    寺院内の観光は裸足で回る。

    ミャンマーは生まれた曜日を大切にし、名前で曜日が分かるとか。

    私の生年月日を言ったら、ガイドは金曜日と教えてくれた。(帰って調べたら正しかった。)

    動物は「モルモット」と云われ苦笑する。

    金曜日の仏像に水をかけて拝んできた。

     

    中国に近い北東部では2月にミャンマー国軍と少数民族武装勢力の戦闘が始まっている。

     

    通貨はチャットで日本円とは交換出来ない。

     

    両国とも日本人と顔も似ており、仏教国でもあり、今後とも交流が盛んになっていくと予測される。

     

     

    写真…沙羅双樹の花(3/23ミャンマー・バガンの寺院

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