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遊魚動緑

  • 「茶室・木啓庵」<338>

    2016.09.26

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    税理士法人木村経営ブレーンの社屋には「木啓庵(もっけいあん)」と名付けた茶室がある。

     
    平成7年に購入した築5年の物件が庭園の中に茶室と東屋(あずまや)があり、改築にあたり茶室のレイアウトに困った末、本体は鉄骨なのに車庫を鉄筋で造って茶室と庭園の一部をその上に乗せ、東屋は3階のスペースに移した。

     

    外部からは茶室は私の自宅だと勘違いされた向きもあったようだ。

     

    正面入口にある多宝塔もその名残である。

     

     

    茶室には中国禅宗の開祖「達磨太師」の言葉が書かれた短冊がある。
    京都のお寺で入手したと記憶している。

    「気・心・腹・人・己」

     

    「気」は長く
    「心」はまるく
    「腹」を立てず
    「人」には寛大に接し
    「己」を小さく謙虚すべし

     

    つまり、「穏やかな心で謙虚に生きる」ことが平和のコツである。

     

    また、柱には「持戒」と書かれた木簡が掛けてある。

     

    TKC北陸会の初代研修所長をしたご縁で、座禅の研修道場だった福井県大安寺の住職からいただいたもので、この木簡を拝見すると気持ちが引き締まる。
    茶室の設置を契機に茶道も習い、本年3月15日付けで裏千家「今日庵」(京都)から許状をいただく。

     

    「年来 修道 執心に 就き 今般 引次(ひきつぎ) 資格之儀 許容 令め(せしめ) 致す者也」
    裏千家今日庵主
    利休居士十六世

     

    千  宗  室 (花押)

     

    茶室にはこの他に囲碁棋士の揮毫入りの本榧(ほんかや)碁盤が二面ある。

     

    榧の木の寿命は1000年にも及び、成長スピードが極めて遅く、碁盤づくりに適した大きさになるには300年以上の歳月を必要とする。

     

    これらは、永く引き継いで欲しい逸品である。

     

     

    写真…茶室「木啓庵」にある短冊と木簡。

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