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遊魚動緑

  • 「クラッシャー上司とは」<372>

    2017.09.05
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    8月18日のNHKテレビ「視点・論点」で筑波大学医学博士・松崎一葉教授が「クラッシャー上司にご注意」と題しての解説に目を奪われた。

     

    松崎教授は「クラッシャー上司」の命名者の一人。

     

    「クラッシャー上司」という言葉を初めて知った。

    私の知識には無かった用語だった。

     

     

    「クラッシャー上司」とは、労働問題にまつわる用語の一つで、気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責め、あるいは暴言を吐いたりして部下を鬱(うつ)や退職に追い込むなど、その言動で部下を潰してしまう上司のこと。

     

    言葉の暴力で部下を威圧し、執拗に攻め立てることにより自身の部署内の存在感を示そうとしたり、組織内での自己保身を図る。

    自身に非があったとしても、それを認めることができない性格であり、自身の非を指摘された場合は脅迫まがいの攻撃性を他者に向ける。

    職場で問題が起こった場合には、代わりに部下などを徹底的に責めることで自身の立場を守ろうとする。

     

    高度成長時代の会社組織では、この様な人物は「モーレツ社員」の一種として扱われ、組織内部の必要悪として黙認され、往々にして出世を果たしたタイプである。

     

    「クラッシャー上司の特徴」

     

    〇、コミュニケーションに偏りがあり、上司から部下への一方向である。

     

    〇、部下が業務上の失敗をすると、長期間・長時間にわたり非難する。

     

    〇、上司の主張は実績や経験に裏打ちされた内容で、論理的には外見上正しいため、その内容自体への部下からの反論はしづらく、たとえ反論したとしても、それを上回る勢いで否定し持論を押し付ける。

    部下が少しでも自身のイメージと異なる行動をしたら即刻矯正しようとする。

     

    〇、部下が仕事の内容や過程を説明しようとすると、話を遮って、「言い訳するな、人のせいにするな、お前の考えは間違っている、だからダメなんだ」などと輪をかけて激しい攻撃をしてくることが多い。

    そのようなことが重なると部下は上司に対し心を閉ざし、必要最低限以外を話さないようになり、それが部署内のコミュニケーション不足と業務効率の低下を引き起こしてしまう。

     

    〇、モーレツ社員であることも多く、仕事や勉強に人一倍努力する。

    そのため言動は自信に満ち、専門的知識や業務知識は豊富で、個人としてプレーする場合は極めて高い能力を発揮する。

    そのため昇進する機会が多いが、マネージャーとしては致命的な問題が見られ、部下を精神的・肉体的に疲弊させてしまう。

     

    安倍内閣がすすめる「働き方改革」と「生産性の向上」はある意味相反する。

     

     

    クラッシャー上司は人格が未成熟であり、極めて高いプライドを持つ反面、精神的に傷つきやすく気の小さい人者に多く見られるという。

     

     

    「パワーハラスメント」にならぬように、エゴイズムを抑え、部下の成長を願いつつ、自身には謙虚であるべきだろう。

    人間、謙虚な分だけ成長するのだ。

     

    また、常識と教養の上に専門的知識があるのであって、常識や教養が欠如した専門的知識は害をもたらす。

     

    私が過去に受けた研修で、その後の生き方に強い影響を与えた言葉は。

     

    「本当の勇気とは、優しさである!」

     

     

    写真…金沢駅西口庭園に咲く蓮の花(8/19)

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