金沢会計人 のすべての投稿

2009年初出社

本日、初出社。
午前8時、恒例の松任金剣宮(まっとうきんけんぐう)にて社員全員で初詣。
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松任は、当社の創業の地だ。
この御祓いのおかげで、本当、何か大きなものに守られているような気がするから、不思議だ。
金沢の自宅からその神社まで、車で約30分。
余裕をもって、朝7時には出よう。
毎年、必ず、誰か遅刻してくる。
賭けていたりして(笑)
ここで、遅刻すると、謝り初めとなり、なんとなく気まずい雰囲気となる。
意地でも遅刻できないのだ。
さて、事業年度が暦年の会社の場合、2009年の損益計算書の収入は、今のところゼロ。
綺麗にリセットされている。
しかしながら、固定費は、これも見事にリセットされているものの、4日分の費用はすでに計上されているのだ。
1秒でも早く仕事に取りかかり、採算を合わせて行かねば。。。

神様からひと言

荻原浩氏の「明日の記憶」を購入ついでに、「神様からのひと言」を衝動買い。



読み出すと、止まらない。
443頁を一気に読んでしまった。
サラリーマンの悲哀を痛快に笑い飛ばす佳作。
ただ、上司や役員、後継者の無能ぶり(本当、このような会社ならば、すぐに傾く)を徹底してイジリまくることで笑いを誘っている。
お客様の意見は無視し、役員や後継者はスタッフを大事にしていないし、上司は自己保身に精一杯で、部下を大事にしていない。
当社の事業発展計画書の方針とかなり食い違う点で、小説の設定ながら、この架空の会社経営に我慢ならない。
ユーモア小説なので荒唐無稽な設定は、仕方なしと理解しているつもりが、ついつい経営者の視点から見てしまい、素直に賞賛できない点がいくつかある。
もはや、職業病だな、こりゃ(笑)
さて、主人公は、有名な広告代理店に勤めていた。
しかしながら、上司に暴力をふるい、中堅食品メーカーに転職する。
そして、その転職先でもトラブルを起こし、リストラ要員の強制収容所と言われる「総務部お客様相談室」へと異動。
そこで、直属の上司から、組織の本質を教えられる。
上司は、飲み屋で、おでん鍋を見ながら、会社とは、肩書きだけで尊敬されている枠組と喝破する。
『ほら、狭いところでぐつぐつぐつぐつ煮詰まってさ、部長だ課長だ役員だなんて言ったってさ、
しょせん鍋の中で昆布とちくわが、どっちが偉いかなんて言い合ってるようなもんだ。
考えてみ、このおでん屋じゃ牛スジが一番高くて偉そうだけど、
他の食い物屋へ行けば使っちゃもらえない。
こんにゃくはここじゃ安物だけど、味噌田楽の店へ行けばエリートだよ。』
会社の組織では、自己保身のために、上司に諂い、部下には威圧的な態度をとる方もいるだろう。
『お客様の声は、神様のひと言』と金科玉条のように言えば、部下を奴隷のように扱って良いのか。
(若者ゆえの甘さは、一喝していただくのは結構。
 上司は部下に厳しく指導して頂きたいもんだが。。。)
主人公の憤りが伝わってくる。
しかしながら、読み進めるうちに、著者の暖かい心が伝わってくる。
人間の持つ可能性「希望」という光が。
ある日、著者宛に証券会社をリストラされた友人からメールが届く。
「知り合いが自殺した」と。
著者は、メールを返信する。
「死ぬな」と。
著者の会社員時代、逃げ出したくなるようなとき、同僚からよくこうアドバイスされていたようだ。
「大丈夫、死にゃしねぇよ」。
死ぬほどつらいのは生きている証拠。
大切な仲間が周りにいるじゃない。
今年から、繁忙期が終わる頃、幹部やスタッフと飲む機会を意識的に持とうと思う。
事業発展計画書やブログだけでなく、飲み会という遊び的要素を加えることにより、より価値観を伝えることができるだろう。
あぁ、飲み代のお金、別に押さえておかないと(笑)
この立場で、割り勘は要求しくにくし、第一、誘いにくい(苦笑)
あと、ブログのネタにもなるし一石二鳥だ(爆)

休みの効用

正月休みもいよいよ終盤に突入。
この休みは、とくに充実したものとなり、天の恵みだと思う。
思考も整理できたし、学習もできたし、さらに、ゴルフも練習できる^^
次回の大型休みは、8月の盆休み。
(大型の休み前には会社の大掃除も必要だな、こりゃ)
いつも、この時期に、半期を振り返りつつ、次の事業発展計画書の作成に取りかかる。
さらに、学習する事項も事前に整理しておこう。
下手に動き回るより、じっくり考えて動いたほうがいい。
今年は、やるべき事10をピックアップして、半分やらない事を決めた。
なぜか。
ランチェスターの法則が参考になる。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』から引用しよう。
マーケティング戦略で言うならば、
「一つの特殊な分野に特化することで、そこまで手を回す余裕のない大企業の隙を突いてのし上がれる。
一般化して述べれば、弱者のとるべき戦略は差別化戦略で、敵より性能のよい武器を持ち、狭い戦場で、一対一で戦い、接近戦を行い、力を一点に集中させることである。」

死中に活路を見いだす

昨日の横浜は快晴。
ポカポカ陽気の中、初詣へ。
道中、高台より、富士山が見える。
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向かう場所は、称名寺(しょうみょうじ)。
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金沢(かねさわ)北条氏の祖、北条実時(1224年-1276年)が開基したという。
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2009年、関係各位のご健勝とご多幸をお祈りする。
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午後より、帰郷。
羽田空港へ向かう途中、正月恒例で、元旦の新聞を三紙、買い込む。
日経、産経、毎日新聞。(分厚いなぁ)
正月、このボリュームたっぷりの新聞をじっくり読むのが楽しみなのだ^^(歳とったと思う)
小松空港へフライトする直前、雪のため引き返す可能性有りとアナウンス。
「勘弁してほしいな」と思いつつ、到着。
周りを見渡すに、ホント銀世界やないか~い♪
さて、機中、吉川氏の三国志を読むに、その英雄達は、死中に活路を見いだしている。
安岡正篤氏の「六中観」に通ずる世界観を感じる。
六中観とは、「死中有活 苦中有楽 忙中有閑 壺中有天 意中有人 腹中有書」の世界。
死中有活(死を背にしたその中に活路を見いだす)
苦中有楽(苦しみ抜く最中に楽しみを見つける)
忙中有閑(忙しさの中で見つける心の余裕)
壺中有天(壺の中からも満天の世界に通じる)
意中有人(尊敬できる人を心の師とする)
腹中有書(己を導く座右の書を携える)

アメリカ不思議体験記(2009年新春書下ろし)

アメリカ不思議体験記(2009年新春書下ろし)
あれは、私が就職して数年経った20代後半の秋であった。
あの頃の日本は、全体が暗かったというか息苦しかった。
バブル崩壊後、日本人全員が頭をうな垂れていたのだ。
また、会社組織の人間関係で相当ストレスがあった。
なんだか、すべてが嫌になり、思いたったら鉄砲玉。
後先考えず、長期休暇をとり、旅行へ行こうと決意。
行き先は、アメリカ。
デルタ航空使って、オレゴン州のポートランドへ。
何の目的もない。
一人旅であり気楽なものだ。
そして、何日かたったある日、何処かのバーに入った。
何杯か飲んで帰ろうとしたとき、ある老婆から声をかけられた。
おもろい婆さんで、日本人と初めて話したと喜んでいた。
実際、ポートランドで買い物して、クレジットカード署名で自分の名前を書くと、漢字を初めて見たって人がほとんどだった。
話がすすむうちに、「神を感じたことあるか」とこう聞かれた。
一瞬、何かの宗教の勧誘かと思い、身構える。
アメリカで気をつけたのは「ホモ」と「ドラッグ」の2つだけれども、「宗教」も加えようかと真剣に思ったものだ。
でも、よく聞いてみると勧誘でも何でもなかった。
彼女は私に大事なことを教えてくれようとしていたのだ。
私は、彼女の問いに対し、「感じたことはない」と正直に答えた。
彼女はこう言った。
「神は、目に見えない。香りもない。触ることもできない。聞くこともできない。」
「でも、感じることができるじゃない。ちょうど、風のように。」
この瞬間、不思議なことが起こった。
本当、神様にぎゅっと抱きしめられたような感じで、もの凄く、ハートが熱くなったのだ。
私は、自然と目を瞑りながら、話を聞いていた。
真っ暗な宇宙の中で、神に抱きしめられていた。
ちょっとした放心状態だったのだろう。
目を開けたら、その婆様はトイレにでも行ったのかいなかった。
それにしても、何なんだろう今の感覚は。
しかし、いいこというなぁ。神は風の如しか。。。
バーデンダーに「婆様遅いね」と問うと、「誰ですか」と言う。
「怖いこと言わないでよ。私と話していたあの婆さんだよ。」
そしたら、そのバーテンダー。
もう一回、「知らない」と言う。
なんか、鳥肌が立ってきた。
なんだ。そうであれば、私は異国のバーでただ居眠りをこいていただけなのか。
それにしても、リアルすぎる。
私の英語が下手なだけなのかもしれない。
もう一回、バーテンダーに質問してやろう。
そう思った瞬間、バーの扉がバタンと空いて、風が入ってきた。
そして、また、あの感覚。
神に抱きしめられているような感覚でまたも放心状態となった。
今でも信じられないけれども、全部夢かもしれない。
ただ、あのバーで酒を飲んで、居眠りしていたのは事実。
信じるか信じないかではなく、感じるか感じないか。
これが、私の不思議アメリカ体験だ。
帰国後。
日本に帰って、母親から連絡がある。
「あんた、何処、行っていたのよ! 
 何度も電話連絡したのに。
 おばあちゃんが亡くなったよ。」

謹賀新年 丑年

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。
年末年始は、今年も横浜で過しております。
青空の中、中華街で「世界一の肉まん」を食しつつ、散歩。
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7時20分からの紅白を見つつ、アメリカ不思議体験記(2009年新春書下ろし)を書く。
恥ずかしながら、披露しよう。
あぁ、今年も良い年になる予感^^
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