実務経営(会計事務所の業界雑誌)の取材を受けました。発行部数は約4,000部と推察しております。
企画は、「株式会社日本M&Aセンター奥野執行役員と日本M&A協会次世代研究会会長木村岳二との対談」であり、会計事務所の未来について意見を共有しました。(写真は奥野氏との1枚)
プロのインタビュアーとカメラマン、奥野氏のおかげで円滑に取材が終了しました。
実務経営(会計事務所の業界雑誌)の取材を受けました。発行部数は約4,000部と推察しております。
企画は、「株式会社日本M&Aセンター奥野執行役員と日本M&A協会次世代研究会会長木村岳二との対談」であり、会計事務所の未来について意見を共有しました。(写真は奥野氏との1枚)
プロのインタビュアーとカメラマン、奥野氏のおかげで円滑に取材が終了しました。
過日(9月4日、月曜日)、宮本周司参議院議員とランチをしながら、中小企業支援について情報交換しました。(写真)
さて、京都大学EMBA講座も5回目が終了し、いよいよコンサルティング・レポートの準備にとりかかります。
第5回目は、パブリックセクターの会計について、学習しました。
(1)利益に替わる尺度~アウトカム
パブリックセクターと民間企業との違いとして、警察署、税務署などは公権力の行使を伴っている。特殊法人化改革にて強制的に独立行政法人化された。
パブリックセクターには民間の成果指標である利益という業績尺度がない。民間の組織の統制や戦略立案にとって、利益は単一で網羅的である尺度である。
中期計画の必要性は、ヴィジョン実現のためである。パブリックセクターには、社会貢献という使命がある。したがって、利益ではなく成果を指標とする。信頼の構築、サービス要請、人材育成という時間のかかる先行投資により、ミッション(大義)を実現する。そして、ミッションがどれだけ実現しているかという指標がアウトカム(成果)である。アウトプットは単なる業績結果である。アウトプットからアウトカムに至る中間指標を中間アウトカム指標という。
(2)最終アウトカムに至るロジックモデルの警察の例
インプットからアウトプット、中間アウトカムから最終アウトカムに至る道程を警察による地域住民への安全講習の例で見てみよう。ロジックモデルを活用して、適切な最終アウトカムを設定する。なお、日本の最終アウトカムはアウトプットに近く、数が多い。優先目標を設定すべきであろう。
警察による安全講習の開催(開催回数)⇒地域住民の講習参加(参加者数)
⇒地域住民による犯罪情報の提供(情報提供件数)
⇒提供された犯罪情報による解決(情報によって解決された犯罪件数)
⇒犯罪の減少(地区の犯罪件数)
⇒地域住民が以前よりも安全と感じる住民の役割。アンケートによる安全と感じる住民の割合(最終アウトカム)
(3)アウトカムと予算との関連付け
アウトカムをテコにしてインプット(予算)を結びつけたい。しかし、インプットは、支出統制であり、アウトカムの世界とは異なる。基本的にインプットとアウトカムの因果関係はない。
偉大なサービス業であるパブリックセクターは、人がすべてである。人にかかる活動が多いので、事務量に着目する。規制改革の前から、国税庁の職員は、どの仕事に何時間投入したか日報に記録している。職員が外部調査、公平な税務行政に時間をより投入するため、内部業務を減少していく。単に事務を減らすのではなく、職員の価値観や戦略に合うように、事務を効率化していく。現場の改善提案を期待する。
(4)非財務のアウトカムの設定~単位置き換えの仮説
アウトカムの中期計画の立案作成するに当たり、ミッションを実現するために、アウトカムの業績をどのように測定するか。インプットとアウトカムをいかに関連づけるか。
非財務の中間アウトカムとして、「ありがとう」という単位を設定する。以下、「ありがとう」の単位をTHと置き換えるという仮説を検証する。
3つの会計公準の中で、「貨幣評価の公準」がある。円単位から「TH」という単位へ置き換えるという仮説を立てる。「TH」という統一単位へと置き換えることができれば、民間企業のツールを活用できる。例えば、計画発表会で目標を共有できる。また、円単位の予算コントロールと対比するならば、TH単位のサンクスコントロールとして計画に反映できる。
国民の幸福度をTHで測る。経済学の貨幣論の議論へ。ただし、「ありがとう」とお金の違いは、「ありがとう」は放置しても増えないということ。お金であれば、複利で増え続ける。

囲碁仲間の森榮一さんから表題の書籍をいただいた。
著者は森さんの弟の森千春氏。
森千春氏は1958年金沢市生まれ。
東京大学教養学部ドイツ科卒。
読売新聞入社。
1989年~1993年、ベルリン特派員。
「ベルリンの壁」崩壊と東西ドイツ統一を取材する。
1997年~2001年、ソウル特派員。
2005年~2009年、欧州総局長。
現在、論説委員。
著書のタイトル。
「ビジネスパーソンのための世界情勢を読み解く10の視点~ベルリンの壁からメキシコの壁へ~」
読売新聞海外報道30年の経験にもとづく解説。
グローバル化逆流の時代。
生き残りを賭けた闘いが始まっている!
目次は次のとおり。
視点1、グローバル化の時代だからこそ国家の役割は重みを増す。
ネーションの復権が起こす世界各地の大変動。
視点2、政治指導者は先見性が問われる。
「ベルリンの壁」崩壊とドイツ統一。
視点3、激動期にこそ各国の性格が現れる。
イギリスのEU離脱とトランプ当選。
視点4、理念へのこだわりはつまずきにつながる。
実務家メルケル首相の難民政策での失敗。
視点5、民族の性格が危機を招く。
韓国の苦悩。
視点6、グローバル化した世界でも、核兵器は格別の強みとなる。
北朝鮮の核開発。
視点7、宗教を知れば世界が見える。
アラブの春から「イスラム国」へ。
視点8、民主主義は後退する局面にある。
ブーチン大頭領のロシア。
視点9、帝国が復活している。
南シナ海を巡る中国とアメリカの対立。
視点10、生き残りのためには強みを生かす必要がある。
日本の厳しい安全保障環境。
森千春氏は特派員として「ベルリンの壁」崩壊に立ち会い、各国での取材体験をもとに、この混迷と激動の世界情勢の読み解き方を考察している。
「ベルリンの壁」崩壊からグローバル化は加速し限りなく続くかに見えたが、いまやアメリカを筆頭として多くの国が閉鎖的になりつつある。
グローバル化逆流の時代、「国家」が存在感を高め、生き残りを賭けて動き出す。
世界の行方は!
その中で日本はどうする。
世界情勢の本質を的確に捉えた著書だ。
関心のある方はネットで書籍名を検索して購入されることをお薦めします。
写真…サルスベリの花(8/15.鞍月セントラルパーク)

現在、TKC北陸会石川県支部長を拝命しております。来年(2018年)、第45回TKC全国役員大会金沢開催に向けて準備をしております。
写真は、業界誌である「TKC」9月号で紹介された記事です。
第44回TKC全国役員大会(7月13日、14日)が香川県高松市にて行われました。今年も全国役員大会に参加させて頂き、四国の地で、改めて、TKC活動の意識が高まりました。そして、9月1日(金)、ホテル金沢にて、この意識の高揚そのままに第3回TKC北陸会役員大会(初回、平成27年開催)が開催されました。
酒井副会長による全国役員大会報告の後、藤井会長による北陸会方針発表が行われました。北陸会は、システムの利用率が高く、巡回監査や職員研修の意識は高いものの、個別テーマである予算管理(継続MASの予算登録)、自計化、書面添付の推進力がやや弱い。このように北陸会の強みと弱みを緻密に分析して、これからの方針を明確に打ち出しました。
会長の方向性を確認した後、それぞれ個性のある支部長(富山県の境支部長、福井県の松岡支部長、石川県の支部長の私)が方針発表をし、来年の第45回TKC全国役員大会金沢開催(2018年7月12日、13日)の概要説明を行いました。平成最後の全国役員大会が成功するように、北陸会が全員で力を合わせて実行することを確認しました。
株式会社TKC飯塚真規代表取締役専務によるご講演をいただき、環境変化に対応する「TKC会員の職域防衛と運命打開」を考える貴重な機会をいただきました。懇親会も大いに盛り上がり、今年の10月16日(月)に開催される冨山県の秋期大学のPRの後、酒井副会長による「書面添付33の2」の3本締めで閉会となりました。

8月18日のNHKテレビ「視点・論点」で筑波大学医学博士・松崎一葉教授が「クラッシャー上司にご注意」と題しての解説に目を奪われた。
松崎教授は「クラッシャー上司」の命名者の一人。
「クラッシャー上司」という言葉を初めて知った。
私の知識には無かった用語だった。
「クラッシャー上司」とは、労働問題にまつわる用語の一つで、気分の浮き沈みが激しく、部下のミスを執拗に責め、あるいは暴言を吐いたりして部下を鬱(うつ)や退職に追い込むなど、その言動で部下を潰してしまう上司のこと。
言葉の暴力で部下を威圧し、執拗に攻め立てることにより自身の部署内の存在感を示そうとしたり、組織内での自己保身を図る。
自身に非があったとしても、それを認めることができない性格であり、自身の非を指摘された場合は脅迫まがいの攻撃性を他者に向ける。
職場で問題が起こった場合には、代わりに部下などを徹底的に責めることで自身の立場を守ろうとする。
高度成長時代の会社組織では、この様な人物は「モーレツ社員」の一種として扱われ、組織内部の必要悪として黙認され、往々にして出世を果たしたタイプである。
「クラッシャー上司の特徴」
〇、コミュニケーションに偏りがあり、上司から部下への一方向である。
〇、部下が業務上の失敗をすると、長期間・長時間にわたり非難する。
〇、上司の主張は実績や経験に裏打ちされた内容で、論理的には外見上正しいため、その内容自体への部下からの反論はしづらく、たとえ反論したとしても、それを上回る勢いで否定し持論を押し付ける。
部下が少しでも自身のイメージと異なる行動をしたら即刻矯正しようとする。
〇、部下が仕事の内容や過程を説明しようとすると、話を遮って、「言い訳するな、人のせいにするな、お前の考えは間違っている、だからダメなんだ」などと輪をかけて激しい攻撃をしてくることが多い。
そのようなことが重なると部下は上司に対し心を閉ざし、必要最低限以外を話さないようになり、それが部署内のコミュニケーション不足と業務効率の低下を引き起こしてしまう。
〇、モーレツ社員であることも多く、仕事や勉強に人一倍努力する。
そのため言動は自信に満ち、専門的知識や業務知識は豊富で、個人としてプレーする場合は極めて高い能力を発揮する。
そのため昇進する機会が多いが、マネージャーとしては致命的な問題が見られ、部下を精神的・肉体的に疲弊させてしまう。
安倍内閣がすすめる「働き方改革」と「生産性の向上」はある意味相反する。
クラッシャー上司は人格が未成熟であり、極めて高いプライドを持つ反面、精神的に傷つきやすく気の小さい人者に多く見られるという。
「パワーハラスメント」にならぬように、エゴイズムを抑え、部下の成長を願いつつ、自身には謙虚であるべきだろう。
人間、謙虚な分だけ成長するのだ。
また、常識と教養の上に専門的知識があるのであって、常識や教養が欠如した専門的知識は害をもたらす。
私が過去に受けた研修で、その後の生き方に強い影響を与えた言葉は。
「本当の勇気とは、優しさである!」
写真…金沢駅西口庭園に咲く蓮の花(8/19)
クリーンビーチ石川2017年に、当社も17名が参加いたしました。(写真に写っているキッズ、とても可愛いです。私、参加できませんでした。ごめんなさい。)
企業イメージ向上のために参加したこの企画。暑い中、本当にありがとうございます。
先日、北陸税理士会松任支部及び小松支部にお伺いし、北陸税理士会の事業承継サイト「担い手探しナビ」について、会員の先生方に説明をさせて頂きました。
M&Aは営利行為であり、デリケートな契約の塊。一方、北陸税理士会は非営利団体。非営利の団体に営利を目的とした承継をどう位置づけるか。「担い手探しナビ」というネーミングにこのサイトの本質があります。
「譲り渡し」を「担い手探し」、「譲り受け」を「担い手」と置き換えることにより、後継者を探す趣旨というサイトとしました。「譲り渡し」を売り手、「譲り受け」を買い手とする表現は、とくに「譲り渡し」のお客様の心理的障害も大きいと判断しました。
なぜ、財産権ではなく、後継者を探すという経営権の承継を中心とした仕組みとしたのか。財産権は、事業の価値化に当たり、瑕疵担保責任が譲渡者(売り手)に生じるなど責任が大きいからです。こういう財産権の売買は民間の営利団体に委ねることとにした方が良いのではないかというのが私の思いです。
(小松支部の質問にもありましたが、もちろん売買を伴う案件も「担い手探しナビ」に登録いただけます。但し、北陸税理士会は承継サイトという場所を提供しているだけです。売買における契約事項締結等は税理士会員同士で行って頂きますことをご留意ください)
北陸税理士会は小規模事業承継を軸に、例えば、一人で個人事業を営んでいる飲食店が担い手を探し、その担い手が地域に愛された味を承継できればと考えています。なお、日本税理士会連合会は、この北陸税理士会の取組である承継サイトを全国展開することを検討しています。

「第42期碁聖戦記念・北國囲碁まつり」が8月18日~19日に開催された。
予定としては碁聖戦第4局の対局だったが、井山裕太碁聖が5番勝負の3局までの全局、山下敬吾九段を下し碁聖6連覇したため「北國囲碁まつり」となった。
18日には前夜祭が行われた。
あいさつで、砂塚北國新聞常務の後に協賛社を代表して私に指名ありあいさつさせていただいた。
初代本因坊算砂と金沢市本多町の本行寺にまつわる話をした。
中野寛也九段、飛田早紀初段とのトークショーで、井山碁聖は全七冠復帰に挑む名人戦に向けての決意を示した。
懇親会のあと、割烹で井山碁聖の横で楽しいひとときだった。
19日は抽選による指導対局と井山碁聖と中村有佑さん(金大付属高校1年)の公開記念対局が行われた。
碁盤は昨年の碁聖戦に続いて私が提供した。
碁盤の裏には井山碁聖が昨年197日間七冠を保持していた7月にいただいた七冠の署名がある。
対局は3子のハンディを付けて行われ、中野寛也九段が大盤解説、飛田早紀初段、佃優子アマ六段が聞き手を務めた。
私のあいさつの中で話した初代本因坊算砂についてさらに調べて見た。
僧名は「日海」で1559年京都生まれ、1623年(64歳)没。
京都の寂光寺2世。
1607年、江戸桜田の伊達正宗邸で、家康の臨席のもと算砂らの碁会が催された時、これを奉行したのが加賀藩老中の本多正信だった。
1615年(元和元年)4月、大坂夏の陣による豊臣家滅亡の後、算砂は加賀藩前田家の求めに応じて金沢に出向き、2年間過ごしている。
算砂は1578年に織田信長と会い、信長から名人と称えられた。
名人の始まりとされている。
1582年、本能寺の変の前夜、信長の御前で三コウという珍しい形ができ無勝負となり、不吉な前兆とするのはこの時からである。
1585年、豊臣秀吉の御前試合で優勝する。
1603年、徳川家康と五子で対局している。
家康の指示で幕府公認のプロ棋士となっている。
算砂は加賀藩主、前田利常を指南し金沢本多町に寺地を賜り1617年に本行寺を創建した。
本行寺に行くには、片町から小立野方面の途中の思案橋信号を左に入ったところ。
寺に入ると、すぐ右手に「本因坊第一世算砂之碑」があり、「第二十一世秀哉謹書」」とある。
本因坊秀哉(1874年~1940年・66歳)は家元本因坊家の21世で、終身名人制の最後の名人。
囲碁は四千年ぐらい前の中国と云われている。
三国志の英雄たちも「琴棋書画」を身につけるため囲碁をたしなむ。
日本への伝来は5世紀ころ朝鮮を通してきた。
紫式部の源氏物語にも囲碁の場面がある。
囲碁を生涯の趣味として楽しんでいきたい。
写真…井山裕太碁聖、飛田早紀初段との会席。公開記念対局の様子。

京都大学上級経営会計専門家(EMBA)プログラムの企画に携わり、今回、受講生として、プログラムを受講しております。先日、ちょうど4回目の講座が終了したところです。毎回、丁寧に課題(宿題)の提出を義務づけられますので、なかなか辛いところではあります。
第4回講座のテーマは、「組織と会計」。「責任会計制度と報酬」について、従業員のモチベーションを上げるための報酬制度構築につき、ディスカッションをして発表させて頂きました。
今まさに、税理士法人木村経営ブレーングループの事業発展計画を立案中であり、良い検証の場になっています。良い機会を頂いたことに改めて感謝しています。

NHKの「ファミリーヒストリー」に感化されて、私の家系図づくりは3月22に開始し、お盆前の8月11日に完成した。
約5か月かかったが、多くのことを知り学ばせていただいた。
家系図には私から見て高祖父から孫まで七世代にわたる親族114名の氏名を記した。
「2の7乗(世代)」=128人、「2の20乗(世代)=1048千人」だから、夫婦2人が2人子供を生み、その子供がさらに2人づつ生んだとしていくと、20世代で石川県の人口ぐらいになってしまいます。
まさに、「人類、皆兄弟」です。
146年前の明治4年(1871年)に戸籍法が制定されたときから戸籍がはじまる。
大政奉還から明治にかけての時代だ。
曽祖父の木村助右衛門は192年前の文政8年(1825年)の生まれである。
江戸幕府が異国船打払令が発令した年だ。
調査には随分と時間と労力がかかったが、それを支えたのは、「ルーツと自分さがし」の想いだった。
はじめは家系図づくりの業者をネットでさがし、ソフトを購入すれば何となくやれると思ったが、そんなに甘くはなかった。
完成した今、私がおすすめしたい家系図づくりは次の点だ。
1、調査はすべて自分で行う方が良い。
業者は表面的な調査になりがちで最終的に満足感は得られない。
家系が広がると自分の家系だけでなく複数の家系に繋がってくるから範囲の判断は親族でないと分からない。
原稿も自分の手で何度も書けば実感がわく。
家系図はエクセル仕様で私の希望を入れて特注した。
2、調査は足繁く運ぶべし。
私は役所に3か所6回、墓地は9か所18回、寺院は4か所訪ねてうち宝集寺(金沢市寺町)は過去帳を見て回答いただいた。
3、業者はネットで知った家系図ソフト会社、近所の書画用品店、知り合いの書道家を別々に私からお願いした。
4、家系図は永久保存するものだから貴重なものにする独自の工夫を。
私は、桐の箱入り、エクセル仕様家系図を巻物で表装、家紋はシールをネットで購入。
5、役所の除籍謄本は自分の直系しか請求できないから、姻族は親族に協力を得ないと分からない。
私は五家の方に協力を仰いだ。
これがきっかけで久しぶりに交流できた。
6、家系図が完成しても子孫が将来追加できるよう、また親族に電送できるようエクセル仕様のUSB(電子データ)を添えた。
7、ファミリーヒストリーの私のブログをUSBに4編加えた。
(1)、「木村の姓」
(2)、「木村家のファミリー・ヒストリー」
(3)、「父・木村喜作の生涯」
(4)、「母・静子の父親・森田六三郎の生涯」
8、この家系図づくりを通して新たな親族の墓石を発見する。
「祖母の母の実家の墓」(白山市成町共同墓地)
「祖母の父の実家の墓」(白山市成町共同墓地)
「祖父の先妻の実家の墓」(白山市村井町墓地)
9、墓石を多く見たので、墓石をつくる時の参考になった。
墓石に「法名、没年月日、俗名、享年(満年齢表示が社会通念で報道機関も満年齢で報道している)」があった方が良い。
10、木村家の宗派は「真宗大谷派」である。
浄土真宗の宗派の1つで、阿弥陀如来一佛を本尊とし、親鸞を宗祖とする。
本山は真宗本廟(通称:東本願寺)。
浄土真宗は真宗十派あり、東本願寺の他に西本願寺などがある。
浄土真宗では「戒名」とは言わず「法名」という。
大谷派と本願寺派の特徴。
焼香の回数は大谷派は2回、本願寺派は1回。
畳の敷き方は大谷派は縦、本願寺派は横。
僧侶の衣の色が違う。
「正信偈(しょうしんげ)」をはじめ読誦する勤行本は同じだが、節回しに違いがある。
新盆(7月15日)旧盆(8月15日)とお盆の時期が異なる理由は、明治時代に暦の国際基準化を目的として行われ、改暦に伴って日本の各行事は30日遅れとなったためである。
旧暦の7月15日に行われていたお盆も、改暦後には新暦の8月15日に行われるようになった。
7月15日の新盆は多摩地区の一部を除く東京、函館、金沢の旧市街地のみで、大多数の地域は8月15日の旧盆だ。
家系図を作成した今夏の墓参りは感慨深いものがある。
写真…六家の家系図
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