2013年も大変、お世話になり御礼申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。
2014年も心穏やかな年になりますよう心よりご祈念申し上げます。
(寄付金の記事紹介)
27日(金)、事業発展計画に基づき、世のため、人のために北國ガン基金寄付150,000円、北國愛のほほえみ基金寄付150,000円、合計300,000円を利益の社会配分として、寄付させていただきました。
28日(土)北國新聞の朝刊を添付します。
お客様から経営相談を受ける時、ある前提を置きながら聴いています。
それは、どんな好調な会社であっても、何の問題もなく順風満帆であることは皆無という前提です。
眼前に高速道路が敷かれていて、何の考えも持たず順調に進むことはないと思います。
お客様の経営相談の多くは、人に関するものです。
経営者は、スタッフの給与水準を保ちつつ、成長を祈らなければなりません。
出来るスタッフは職場で成長したがっています。スタッフの能力を引き出すにはどうすれば良いか。
脳科学者の茂木健一郎によれば、普段使っていない能力は、「アウェー」の状況でこそ立ち上がるそうです。
慣れ親しんだ「ホーム」の状況では、脳の活動パターンがマンネリ化してしまいます。
どうしたらよいかわからないような状況に置かれてこそ、私たちの脳はフル回転します。
自分の経験値があまりない分野での商品開発など「アウェー」な状況でこそ、脳の潜在能力が活きます。
年を重ねるにつれて、次第に「ホーム」の領域が増えていくのは世の常です。
業務をこなす日常も大切ですが、「アウェー」があってこそ、脳の潜在能力は引き出されます。
脳の細胞は目一杯働いています。
ただ、使っていないモードは眠っていますので、積極的に、「アウェー」の状況に挑戦したいですね。
スタッフがいきいきと働く会社にするのは容易ではありません。
千里の道も一歩から。
経営者は、理想を語り、スタッフと対話できる時間を持たなければいけないと思います。
今年も早いもので、気づけば師走。
毎年、会社と自分の「10大NEWS」を作成しています
日経トップリーダーの「中小企業経営者が選ぶ10大ニュース2013年」は以下のとおり。
1.東京五輪決定
2.消費増税決定
3.アベノミクス効果
4.異常気象拡大
5.TPP交渉決定
6.円安株高
7.福島原発汚染問題
8.富士山世界遺産に
9.日中関係悪化
10.電力値上げ
2020年の東京オリンピック、万難を排して行きたいものです。
「医師・歯科医師のための相続と事業承継の実務ポイント」のレジェメ。
MMPG(メディカル・マネジメント・グループ)医療・福祉・介護経営研究所の税制会計研究室が作成したものです。
このレジェメは、MMPG会員がセミナー開催の時にそのまま資料として活用されることを想定しています。
下図は、「相続人は誰がなる? (相続人の範囲と相続分)」の説明の中で、家系図を用います。
(1) 配偶者相続人
被相続人の配偶者は血族相続人の有無に関わらず、常に相続人になります。
(2) 血族相続人
次の順序で配偶者と一緒に相続人になります。
① 第1順位:子
② 第2順位:直系尊属(父母や祖父母など)
③ 第3順位:兄弟姉妹
被相続人に子も、直系尊属もいない場合は、兄弟姉妹と配偶者が相続人になります。
なお、セミナーにおいて、上記の図に加えて、「さざえさん」や「ちびまるこちゃん」の家系図を使うことも良いと思います。
今回は、日本の民法上の適用はないものの、話題の英国王室の家系図を用います。
楠木 建(一橋大学大学院 国際企業戦略研究科教授)氏の『ストーリーとしての競争戦略』の中で、競争優位の源泉となるストーリーがいくつかあります。
その中でも、「自動車業界の流通革命」を起こしたガリバーインターナショナルが最も素晴らしいと感じておりました。
(ストーリーとしての競争戦略396頁、加筆 木村。おいしいマージンをかなぐり捨てて、在庫期間の圧縮を先、利益を後にするという図が記載されています。)
今回、元(株)ガリバーインターナショナル代表取締役副代表の村田育生氏の話を聴く機会がありました。ガリバーの成功は、ベンチャー・リンクというコンサルティング会社の存在なくして語れない。村田氏は、ガリバー入社前、そのコンサルティング会社のコンサルタント。村田氏は第三者の視点でガリバーの成長をサポートする。
どれくらい、成長したのか。
Microsoft、Googleといった設立10年未満で、10億ドルの売上を達成した企業は、アメリカでは"ハイパー・グロス・カンパニー(超成長企業)"と呼ばれ賞賛されています。超成長企業は世界に10社ほどしかなく、日本には1社だけ。それが、ガリバーインターナショナルです。
"小さなガリバー"の「ブレイクスルー前夜」の歴史創出のプロセスを実感致しました。
村田氏の話を一言で要約すれば、「高い志をもってクレージーに働いた」
「自動車業界の流通革命」という高い志を皆でやろうと。
コミュニケーションも大事ではあるが、志がないとただの仲の良い集団となってしまう。
村田氏の話を拝聴しつつ、司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」を想起しました。
皆様の会社の「志」「使命」は何でしょうか。
ここらへんの共有が成長の鍵と強く感じました。
(村田育生氏と。酒も強い。。。)
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