2025/05/25
個人財産のガバナンスについて 2025
はじめに~詐欺被害から「ガバナンス」という啓示
2025年5月1日、金沢市在住50代の男性が詐欺に遭ったと被害届を白山署に提出した。
SNS型の投資詐欺であり、被害総額は1億4,800万円。
事業経営であれば、第三者の役員や債務者である金融機関、第三者の株主、そして会計事務所から経営の監視を受けている。
事業会社はガバナンスがある一方、事業主に給与や賞与で支払われた預金については、野放図状態だ。
ガバナンスのない個人財産が詐欺師に狙われた。
事実、我々会計事務所の知らないところで、詐欺だけではなく悪質な営業会社が営業をしている。
我々のお客様を守らなければならない。
資産を猛烈に増やしたいという誘惑を絶たねばならない。
言い換えれば、個人のガバナンスをどのように担保するかが課題となる。
最近、個人の財産を守る視点で、会計事務所の役割を考えています。
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