2015/08/05
「誤りがちな日本語表現」<297>
Ⅰ、慣用句似てるけど違う
1位、×「間が持たない」…○「間が持てない」
2位、×「足元をすくわれる」…○「足をすくわれる」
3位、×「声をあらげる」…○「声をあららげる」
4位、×「采配を振るう」……○「采配を振る」
5位、×「新規巻き返し」…○「新規蒔き直し」
6位、×「しかめつらしい」…○「しかつめらしい」
7位、×「怒り心頭に達する」…○「怒り心頭に発する」
8位、×「押しも押されぬ」…○「押しも押されもせぬ」
9位、×「熱にうなされる」…○「熱に浮かされる」
10位、×「目鼻が利く」…○「目端が利く」
Ⅱ、惜しい!!その読み方
1、一世一代
×「いっせい一代」…○「いっせ一代」
2、綺羅星のごとく
×「きらぼしのごとく」…○「きらほしのごとく」
3、上意下達
×「上意げたつ」…○「上意かたつ」
4、素読
×「すどく」…○「そどく」
5位、十指に余る
×「じゅっしに余る」…○「じっしに余る」
6位、舌鼓を打つ
×「したづつみを打つ」…○「したつづみを打つ」
7位、斜に構える
×「はすに構える」…○「しゃに構える」
8位、代替案
×「だいがえ案」…○「だいたい案」
9位、あり得る
×「ありえる」…○「ありうる」
10位、年棒
×「ねんぼう」…○「ねんぽう」
平成27年7月にインターネット調査会社が20代~60代の1,000人に聞いた結果である。
慣用句の正答率は14%~41%、読み方の正答率は24%~74%。
正答率が最も高かったのは20代~30代だった。
互いにチェックして、楽しく正しい表現を身につけたいものだ。
写真…7//31、フラワーガーデンで。
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