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2023/01/05

「日本はどの方向に向かうのか」<564>

2023年の干支「癸卯(みずのと・う)」は兎には跳ねる特徴があるため、景気が上向きに跳ねる、回復すると言われており株式市場にとっては縁起の良い年として知られているようです。

跳躍する姿から「飛躍」、「向上」や「挑戦」に最適な年と言われています。

 

しかしながら、昨年末のブログ・遊魚動緑「戦いの2022年」に記したように、今の世界は不透明な環境にさらされております。

 

日本は将来にどう向き合えば良いのか、2023年度国家予算で考えます。

 

1、過去最大の国家予算114兆円に、新規国債発行が30%となる。

 

国家事業は増加する一方なのに税収は追い付かず、国債残高は1,200兆円(国民一人あたり1,000万円)に。

国債依存は次世代の負担になること。

 

2、防衛費10兆円超に増強。

2022年2月にロシアがウクライナに侵攻し、世界を脅かしている。

イラン、ベラルーシ、北朝鮮などがロシアと友好的で欧米と対峙している。

日本も反撃能力を含め軍事費の大幅増額を閣議決定し、軍備増強に大転換を図った。

日本の隣国がロシア・北朝鮮であり地政学的な脅威は避けられない。

 

3、経済成長と物価高騰対策。

 

企業のリスキリング強化費用に1,138億円。

リスキリングとは、技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、業務上で必要とされる新しい知識やスキルを学ぶことで、企業の働き方改革が求められていく。

 

4、子ども子育て対策。

 

少子化と児童虐待など。

2023年4月発足の「こども家庭庁」、保育士への負担軽減に1.5兆円。

 

5、その他。

(1)、新型コロナと物価高騰対策に5兆円。

(2)、マイナカード利用しコンビニで証明書発行対策に500億円。

(3)、霊感商法の被害対応法律に330億円。

(4)、電動トラック・タクシー事業者導入支援136億円。

 

税金に関する業務に従事しているので、税金の使途には関心を持つ。

税金の使途から方向性を斟酌して、企業の方向も考えたい。

 

 

写真・・・第1回日中友好迎春書画展(日中国交正常化50周年記念)で披露されたお目出度い「福」と「寿」。(2022.12.24招龍亭にて)

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プロフィール

名前
木村 光雄
資格
税理士
認定登録医業経営コンサルタント
情報化認定コンサルタント
趣味
囲碁とゴルフ
座右の銘
「この道より我を生かす道なし、この道を歩く」

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