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  • 「自利利他」<257>

    2014.06.25

    「自利利他」<257>

    (6/25)

     

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    先日、TKCから書籍「心に棲む人へ」(永田智彦著)の贈呈をいただき、久し振りに飯塚毅先生の教義に触れた。

     

    TKC全国会の初代会長である飯塚毅会長は、TKC会計人の基本理念である「自利利他」について次のように述べている。

     

    大乗仏教の教論には「自利利他」の語が実に頻繁に登場する。

    解釈にも諸説がある。

    その中で私は、「自利とは利他をいう」と解するのが最も正しいと信ずる。

    仏教哲学の精髄は「相即の論理」である。

    般若心経は「色即是空」と説くが、それは、「色」を滅して「空」に至るのではなく、「色そのままに空」であるという真理を表現している。

    同様に「自利とは利他をいう」とは、「利他」のまっただ中で「自利」を覚知すること、すなわち「自利即利他」の意味である。

    他の説のごとく「自利と、利他と」いった並列の関係ではない。

    そう解すれば自利の「自」は、単に想念としての自己を指すものではないことが分かるだろう。

    それは己の主体、すなわち主人公である。

    また、利他の「他」もただ他者の意ではない。

    己の五体はもちろん、眼耳鼻舌身意の「意」さえ含む一切の客体をいう。

    世のため人のため、つまり会計人なら、職員や関与先、社会のために精進努力の生活に徹すること、それがそのまま自利すなわち本当の自分の喜びであり幸福なのだ。

    そのような心境に立ち至り、かかる本物の人物となって社会と大衆に奉仕することができれば、人は、心からの生き甲斐を感じるはずである。

     

    私、木村に多大な影響をいただいた飯塚毅先生は平成16年11月にご逝去された。

    あらためて敬愛の意を申し上げるとともに、ご冥福をお祈りいたします。

     

     

    写真…鞍月パーク(6/14)

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