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小規模企業共済推進 2021

はじめに ~ 更なる共済推進

2019年、TKC北陸三共済推進委員長を拝命してから、三共済を推進しております。

先日、北陸三県の支部例会で、芳野先生とインタビュー形式で動画を配信しました。

その中で、平成23年から事業主以外にも共同経営者が加入できることになったことを紹介しました。

1事業主につき2名まで、専従者の配偶者と子供が加入できます。

また専従者以外でも経営参画していれば第三者従業員でも加入できます。

事業主はほとんど加入ができているという場合、推進余地があります。

現在、当グループでは、共同経営者で加入しているかどうか確認しています。

 

1.共同経営者としての配偶者

経理を担当している配偶者の資産形成に着目する。

大切な配偶者の老後について、配偶者自身の独自資産の形成に小規模企業共済は有効です。

専従者給与を上げると同時に加入を進める。

 

2.共同経営者としての子供

子息や令嬢を後継者とする場合、後継者としての自覚を促すことや会社の財務内容を教えることは大事です。

後継者が40代後半となってもなお、現場しか知らない後継者も多く存在します。

小規模企業共済加入の要件として、共同経営者としての経営参画要件を満たす必要があります。

小規模企業共済加入をきっかけに後継者育成を始めることができます。

 

3.加入上の留意点

小規模共済は早期加入が有利です。

子供が役員ではないから加入できないではなく、子供を役員にして加入させましょう。

ただ、子供の加入推進には、留意が必要です。

先代経営者と折り合いが悪く、転職した場合のリスクがあります。

共同経営者の退任は任意解約扱いで、加入12か月未満では解約手当金は受給できません。

解約手当金を受給できたとしても、加入240か月未満は元本割れです。

また、退職所得ではなく、一時所得となり、課税上不利になります。

辞めないかどうか、加入する場合は事前に協議が必要です。

また、配偶者と離婚した場合にも上記と同じようなことになりますので、ご注意ください。

「TKC全国会創設50周年記念」<511>

TKC全国会は1971年に創設されてから本年50周年を迎えた。

7月8日に記念式がオンラインで行われ参加した。

 

わが事務所は1975年6月に創業し、1年半後の1976年12月にTKC全国会に入会した(TKC歴45年)。

 

以来、TKCを通して内外研修を受けながら、その間に会の役職も多く経験させて頂いた。

 

企業防衛制度近畿会委員長、北陸研修所長、中央研修所研修試験委員長などを歴任し、現在は北陸会相談役をつとめる。

 

とくに企業防衛制度では近畿会石川支部委員長として1979年6月に支部目標額260億円を全国で一番早く達成したのがTKCのデビューとなっている。

 

また、1983年発行の「差別化時代の会計事務所戦略」、1986年発行の「参謀型MASのすすめ」は懐かしい。

 

TKC全国会を創設した飯塚毅初代会長(2006年86歳でご逝去)から多大な影響を受け師と仰いだ。

 

TKCに入会した当時は心酔する余り、金沢の事務所から松任市(現白山市)の自宅に帰宅する車で飯塚会長の講演テープをボリュームいっぱいに聞く習慣になっていて、ある深夜、信号が点滅する交差点を一旦停止せずに直進しパトカーに止められた。

徐行すらせずに加速して行ったと叱責された。

 

また、直接ご指導いただく機会があり「木村君、禅寺で静かに座禅し瞑想するのも良いが、日々の業務の動きのなかで自己探求するほうがより優れた座禅なんだよ。これを動中の禅は、静中の禅に優ると言うんだよ」と指導を受けて以来、私の信条になっている。

 

飯塚毅初代会長のご子息、真玄氏(TKC名誉会長)は、私と誕生日が2週間違いで「花の18年組」として親しくさせてもらっている。

 

現在、TKC全国会会長は坂本孝司氏、株式会社TKC社長は飯塚真規氏である。

 

今後、100周年に向かってますますの発展を心から祈念しております。

 

 

写真・・・TKC全国会創設50周年記念の案内書

余暇 2021

ゴルフは社交の場とよく言われます。

事実、片山津ゴルフ倶楽部に行けば、必ず知り合いの経営者の方とお会いします。

社交場で振る舞うには、ある程度上手になりたいと思います。

 

2005年(平成17年)にゴルフを本格始動しました。

最初、大抵の初心者同様、スライス(アウトサイドイン軌道)でよくOBを連発しておりました。

数年後、ホクモウにて、成田司先生に師事し、ドロー(インサイドアウト軌道)に修正し、ようやく90台のプレイヤーとなったのでした。

そして、今回、苦節16年、ストレートからややフェイドの球がようやく出るようになりました。(MVM)

スライス⇒ドロー⇒ストレート(フェイド)

どのプレイヤーも大体この進化の過程のようです。

とはいうものの、ミスが半分以上ありますので、90台は変わりません(苦笑)

 

アイアンをタイトリストからピン710へと変えたこともあります。

キャッチコピーは「ずるい」(笑)

簡単という意味ですね。

最近のクラブの進化を実感しました。

 

「第41回北陸税理士会金沢支部定期総会」<510>

6月29日に表題の定期総会が開催され会場出席した。

金沢支部は4月1日現在の会員数は個人395名、法人48名の合計443名。

総会出席者は会場出席者51名、委任状出席266名の合計317名だった。

二期目の宮川知生支部長からデジタル化など外部環境への適応と会員の資質向上を抱負として挨拶があった。

議長には北陸税理士政治連盟の玉井政利会長が選任され、事業報告・収支実績・事業計画・収支予算が承認されたあと、第5号議案に役員選任の件が上程された。

提案は金沢支部役員推薦委員長(これで7回目通算14年)の私が氏名を読み上げた。

役員推薦委員会は15名で組織され2020年9月から2021年4月まで6回開催されている。

審議の結果、賛成多数で承認可決された。

36名の役員のうち当社の木村岳二代表が副支部長に就任した。

 

来賓祝辞は新任の瀬戸順一北陸税理士会会長が述べたが、外部の来賓である金沢税務署長、金沢県税事務所長、金沢市長は宮田金沢支部常任幹事が代読する異例な事態となった。

県税事務所所長の挨拶では、コロナの影響で県税収入が前年比190億円の減収になったとのこと。

 

永年勤続従業員表彰で7名のうち、当社の藤田健也さんと安田幸平さんが表彰された。

 

懇親会も無く約2時間で定期総会が閉会した。

 

振り返ってみると、私が28年前の50歳のとき、平成5年6月の定期総会で金沢支部長に就任した。

 

「光陰矢の如し」を実感する。

 

 

写真・・・金沢支部定期総会と役員名簿。

新人研修(3) 2021

昨年2020年入社1名、今年2021年入社5名計6名に対し、自創経営第三回(最終講)の研修を実施しました。

最終講の今回は、習慣化について。

かの有名な「私はだれ?」を紹介し、習慣の凄さや恐ろしさを説明する。

説明時、私の曼荼羅シート(2021)を用い、今年1年間の日常への落とし込みを語った。

 

習慣化のポイントして、自創経営では、思考力(考え方)を重視する。

1.中心で考える習慣

「中心は?」

「何のために?」

枝葉末節にとらわれた議論はやめよう。

本質がわからないと、話が長くなる要因である。

具体と抽象を高速で行き来する習慣ともいえよう。

 

2.両面とも考え、どちらが主流かも考える習慣

「反対は?」

「主流は?」

例えば、承継しない場合の選択肢もある。

その場合の結果も考える。

 

3.立場観点を整理し、多角度から考える習慣

「誰の立場か?」

「他の立場は?」

例えば、経営者の立場での承継と株主の立場での承継を考えると観点が異なる。

立場が変われば、方針も変わる。

 

4.確定的要素から出発して考える習慣

「確かか?」

「主観か客観か?」

仕事をしていると、好き嫌いや噂話などが判断に影響することがある。

ヒアリングの相手の好き嫌いや噂話について、精査する必要がある。

振り回されることになるので、事実を必ず確認する。

 

5.行動のつながりで具体的に考える習慣

「具体的中身は?」

「行動内容は?」

本や映画から具体的行動にいかに結びつけるか。

日常にどう落とし込むか。

 

 

 

MVM 2021

毎日、日記を書いております。

時折、日記を見返しますと、大概は、飽きることなく、ルーティン、習慣を繰り返しております。

そんな日常の中にも、「その時、歴史が動いた(のではないか?)」という瞬間があります。

また、他にも、「これ、今、達成したなっ」というあくまでも私の実感ではありますが、充実した瞬間があります。

私はこの瞬間を捉えまして、「MVM」(Most Valuable Moment)と勝手に呼称しております。

MVM、すなわち、最も価値のある瞬間です。

私は、自身のルールとして、少なくと月一回はMVMを無理やりにでも創出しようと努力しています。

 

今年も半年が過ぎ、2021年の四半期(4-6月)のMVMを振り返っております。

1.M&A受託 2件

2.税務調査完了 4件

3.税務顧問契約 2件

4.北陸税理士会中小企業支援対策部長退任(三地銀提携完了)

 

「家庭部門のCO2排出実態統計調査」<509>

3月19日に環境省地球環境局長から表記の協力要請の文書が自宅に届いた。

 

その要請文は…

 

「家庭部門のCO2排出実態調査は環境省地球環境局総務課、脱炭素社会移行推進室が全国13,000世帯を対象に1年間実施する政府の一般統計調査であり、この調査において集計した結果は、家庭部門の効果的なCO2削減効果の検証のための基礎資料として活用しております。
この度、全国の世帯から統計上の抽出方法に基づいて無作為に選定いたしました結果、令和3年度の調査をあなた様の世帯にお願いさせていただくこととしました。
ご回答いただく内容を他に漏らすことは統計法で禁じられており、秘密の保持には万全を期して統計調査を実施いたしますので、お答えいただいた内容が外部に漏れることはございません。
この調査は、株式会社インテージリサーチに委任して行っており、株式会社インテージリサーチの調査員が3月以降、対象のご世帯に順次お訪ねして、詳細をご説明いたしたく存じます。
また、昨今の状況に鑑み、感染症対策をしっかり行った上で伺いますので、調査の趣旨をおくみとりの上、是非ご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
なお、お伺いする調査員は必ず調査員証を提示いたしますので、ご確認いただきますようお願いいたします。」

 

 

政府は2030年度の家庭からの二酸化炭素(CO2)排出量を2013年度比で約4割削減することが目安として掲げられている。

 

そのための調査と理解し協力する。

 

期間は2021年4月~2022年3月までで毎月回答する。

 

4月分の第1回は世帯の状況や電気とガソリンの購入を、5月分からは電気とガソリンの購入をネットで回答する。

 

過去、平成31年度調査より得られた主な結果は…

 

1、建て方別世帯あたり年間CO2排出量。
・世帯あたり年間CO2排出量は全体平均で約2.8トンとなっており、エネルギー種別でみると電気が約7割を絞めています。
・戸建住宅全国は集合住宅世帯と比べて、世帯あたり年間CO2排出量が約1.8倍となっています。

 

2、世帯類型別の世帯あたり年間CO2排出量。
単身、夫婦、夫婦と子、いずれにおいても若中年世帯の排出量に比べて高齢世帯のほうがやや多い傾向が見られます。
(私見、高齢世帯の方が在宅時間が長く、楽しみのために使う電気代は優先するのだろう。)

 

次世代のため、地球温暖化を食い止めるのが人類最大の使命だ。

 

 

写真・・・白山(6/21、白山カントリー倶楽部に向かう車中から)と紫陽花(6/17、鞍月セントラルパーク)。

あれかこれかー「本当の値打ち」を見抜くファイナンス理論入門 2021

野口真人氏の「あれかこれかー『本当の値打ち』を見抜くファイナンス理論入門」を一気に完読する。

冒頭にキルケゴールの「あれか、これかーある人生の断片」の言葉を抜粋している。

「どんな金持ちも、自分自身を選ばねば無である。」

 

ファイナンス理論では、その時点で如何にお金を貯め、どんなに節約しても価値はない。

自分自身がいかに「お金を稼ぐか」にのみ着目している。

経営資源の「ヒト・モノ・カネ」のヒト(人)に注視している。

会計は逆に「カネ」に重きを置いている。

実際、貸借対照表の資産の部は、現金を筆頭に換金し易い資産から換金し難い順に並んでいる。

 

本書では繰り返し、自分自身がいかに「お金を稼ぐか」にのみ着目している。

自分自身への投資が先で貯金は後。

ヒトが先でカネは後。

貯蓄をしても自身の価値は高まらない。

学習やネットワーク構築した場合、自身の価値が高まるし、会社の評価も良くなる。

自身以外の他人への価値提供ができる。

お客様からお金を頂ける力を高めることこそ価値がある。

自身の預金残高よりも将来会社に貢献する(会社のキャッシュインフローを増やす)能力を上げる方が価値がある。

 

貯蓄よりも投資へ。

学習し続ける組織の強さを再確認でき、ファイナンス理論の本質を学べました。

「日本医業経営コンサルタント連盟の会長に就任」<508>

公益社団法人日本医業経営コンサルタント協会が設立から30年が経過した。

政治連盟の設立機運が高まり、5月21日の設立発起人会(16名)を経て、6月9日に日本医業経営コンサルタント連盟(政治連盟)の設立総会が開催される運びとなった。

 

協会会長を退任してから2年後の2016年6月、政治活動を念頭に親睦会「メビウスの会」(会員数22名)を設立し活動していたが、連盟設立を機に6月9日付けで解散した。

 

日本医業経営コンサルタント連盟の設立趣意書には、「何れかの政党に偏ることなく、協会が掲げる理念、政策の実現、「認定登録医業経営コンサルタント」と「協会」の認知度及び社会的地位の向上に理解を示していただい政党、政治家の皆様を支援することを目的」としています。

 

設立総会では、

1、連盟規約

2、役員選出

(会長1名、副会長7名、専務理事1名、常務理事3名、理事4名、監事2名の18名)

不肖、私が会長に選出された。

 

3、令和3年度事業計画

4、令和3年度予算

 

以上の議案が全員一致で承認可決された。

 

設立総会後に第1回理事会(会議場出席理事5名、オンライン出席理事7名)を開催して、

1、承認事項1、国会議員の顧問就任(衆議院議員5氏、参議院議員3氏)について

2、承認事項2、今後の運営は常務理事会に一任することについて

3、審議事項1、会費規程について

 

以上の議案が全員一致で承認可決された。

 

連盟は6月14日に東京都選挙管理委員会を経由して、総務大臣あて届出される。

 

私は、石川県が「まん延防止等重点措置」(13日まで)が発出中でありオンラインで出席したが、設立総会が無事に開催されほっとしている。

 

写真・・・

1、北國新聞記事(6/10)

2、オンラインの設立総会(6/9)

北陸三県全県に支店を有する三地銀と中小企業支援に関する連携協定締結 2021

はじめに~マスメディアの反応

今回の北陸税理士会と三地銀の提携。

大きくメディアに取り上げて頂きました。

テレビ局では、NHKとHAB。

夕方に放映されました。

新聞社では、北國新聞社(掲載左。週刊誌っぽくライトな筆致でネクタイの件を記述している。)や北陸中日新聞、ニッキンなど。

 

2.提携のきっかけ

石川県のある支部のある会員からの一本の電話から、今回の提携の話が始まった。

「石川県の各支部と北國銀行しか提携しないので、毎年開催している金融懇話会に北陸銀行や福井銀行に参加頂けない。

他の地銀との提携は可能か?」

電話を受けたのは、昨年(2020年)の9月頃であった。

このリクエストを受けて、中小企業支援対策部の部会を数度重ね、今回の提携が実現した。

 

そして、支部との覚書きに協力項目に「キャッシュレス納付」の追加を決定したのは、ある課税庁の幹部との話が大きい。

政府は、未来投資戦略2018(平成30年6月15日閣議決定)の中で、今後10年間(2027年6月まで)にキャッシュレス比率について4割程度を目標としている。

また、令和事務年度国税庁実績評価の事前分析表(財務省令和2年9月)においても、令和7年度までにキャッシュレス納付比率が4割を目指していると明記されている。

そんな話であった。

コロナ禍ということもあり、非接触型納付は時代が求めているだろう。

という経緯でキャッシュレス納付が付け加わった。

 

3.北陸税理士会会報記事

6月11日、北陸税理士会はホテル日航金沢において北陸銀行・北國銀行・福井銀行と「中小企業・小規模事業者支援に関する覚書」を調印した。調印式には三好会長以下10名と三地銀から9名が出席した。

この協定は、北陸税理士会と三地銀の双方が中小企業支援に連携して取り組むことを目的としている。

すでに、平成23年に富山県4支部と北陸銀行、平成24年に福井県6支部と福井銀行、また、平成29年に石川県5支部と北國銀行との業務協力に関する覚書を締結し、中小企業支援に取り組んできた。

今回、北陸税理士会は、北陸三県に営業基盤を有し、県下の中小企業に対し円滑な資金供給をしてきた三地銀と包括的な業務協力の覚書を締結することで、これまで以上に相互に情報を共有し、事業承継支援及び再生支援などの分野で、より質の高いサービスを行い、北陸経済の発展に寄与していく。

具体的には、①税務、金融の支援及び課題解決の支援、②キャッシュレス納付の普及・促進、③地域における経済情報、動向等に関する情報交換、④中小企業・小規模事業者の支援等に寄与する事項を効果的に実施するための定期的な「金融懇話会」の開催を実施していく。

今回の協定で、新たにキャッシュレス納付の推進を協力項目に追加した。コロナ禍の中で、非接触型納付は三密状態を回避でき、時代の要請でもある。行政も現状2割程度のキャッシュレス納付率を令和7年度までに4割まで普及促進したいと考えている。

(中小企業支援対策部部長 木村岳二)

 

おわりに

今回の提携が会員の中小企業支援の環境整備の一つになれば嬉しい。

金融機関との連携。

事業承継支援やIT環境の支援など金融機関と更なる情報共有の実現に一助になればと思います。