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2019/02/05

「ライオンの狩り」<423>

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1月23日と28日の二日、北國新聞夕刊に「お好み指導対局」が掲載された。

 

昨年12月19日に囲碁サロン石心で関西棋院の田村千明三段に公開指導をいただいた対局記事だ。

 

佃亜紀子五段の的確で簡明な解説と佃優子石心師範の文才溢れる観戦記である。

 

 

第1譜の題目は「人生の憧れ」

 

私は平成20年3月から平成28年12月までの8年9か月間、佃優子師範から279回の定期的な個人指導をいただいた。

 

三子局で数局しか勝てなかった。

 

その間に、お互いの経験や考え方を語り合いたいへん有意義な時間だった。

 

 

 

 

第2譜の題目は「ライオンの狩り」

 

囲碁はタイミングの掴みかたが難しい。

 

公開対局の解説では…

石がくっつかず「ダメヅマリ」にならない余裕が心に出てくるはずです。

 

例えば、左側に白の強くしっかりした形があるので隅は本手の守りで一時引いておきます。

 

そうしておけば薄い白がある左辺ではドーンと打ち込んで戦うことができ、白には眼形がなく困ったことでしょう。

 

狙いをすぐ実行せず、時期をみて戦う難しさは、実は「取りに行きたい、でも今すぐはダメ」という自分の心の調節が必要なのです。

ライオンの狩り方式です。

 

(観戦記抜粋おわり)

 

 

「ライオンの狩り」を調べてみると…

 

ライオンは集団で協力しあって狩りをし、目当ての群れを数ヵ所から囲いこむ。

 

群れに十分近づいたなら、近い獲物を標的にして、一気に襲いかかり、最後の一跳びで獲物を捕まえる。

 

群れのために狩りするのはほとんどメスである。

 

オスは重くて目立ちやすいたてがみが狩りのさまたげになる。

 

狩りにオスがいた場合、オスはメスが狩った獲物を独り占めしてしまう場合がある。

 

獲物を分けあうとすればメスよりも幼獣とであり、オス同士で獲物を分けあうことは滅多にない。

 

メスは狩りをしたらメス同士で直ぐに食べる。

 

またオスは2~3歳で成熟したと見なされ群れを去らなければならない。

 

群れは5~6頭のメスと1~2頭のオスからなっている。

 

 

囲碁をライオンに例えるその心は、自分の石と石を結びつける集団的な着手と相手の石を取りに行く時のタイミングを見極める大切さだと思う。

 

 

囲碁には人生訓に似た用語が多い。

 

・「取ろう取ろうは取られのもと」

 

(むやみに相手の石を取ろうとすると目が見えなくなる。逆襲をくい、自分の石が取られるのがオチだということ。べつに石を取らなくても、取るぞ取るぞと攻めながら周囲の利得を重ねる方が棋理にかなっている。)

 

・「カス石逃げるべからず」

 

(初級者はカス石と要石の区別が分かりにくいが、カス石を逃げるのはほとんど得にならないばかりか、ますます負担が大きくなる。)

 

・「厚みに近寄るな」

 

(厚みは地を作ろうとするよりも攻めに利用する方が効果がある。したがってあまり厚みに近寄ると攻められる危険がある。)

 

・「岡目八目」

 

(他人のしていることをはたから傍観していると冷静だから当事者よりも良く見える。八目ぐらい先までヨメる。)

 

 

囲碁の世界は奥深い。

 

写真…北國新聞夕刊記事。

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プロフィール

名前
木村 光雄
資格
税理士
認定登録医業経営コンサルタント
情報化認定コンサルタント
趣味
囲碁とゴルフ
座右の銘
「この道より我を生かす道なし、この道を歩く」

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