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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2015/04/26

ファミリービジネスの学習開始

先日、FBAA(ファミリービジネスアドバイザー)資格認定プログラムに参加してきた。
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私たちのお客様は、ほとんどが同族会社(ファミリービジネス)です。
今、承継期のお客様も多く、承継の一助となればと参加を決意したのでした。
(1)志について
同族企業の後継者について、マスコミは批判的であり、世間もネガティブな反応をする。FBAAは、正しい日本的ファミリービジネスの見識を広めることにより、こういうネガティブな意識を変革していくことにこそ意義があると思う。弱みと思っていた地方、同族企業こそが、強みである。私自身も2代目であり、全ての後継者に誇りを持ってほしい。受講して、私の使命、志を確認しました。
(2)日本の同族経営研究が遅れた訳
欧米と日本文化を比較すると、日本は、恥の文化であり、隠匿の美、謙虚さを大切にする。言いふらすこととくに自慢を極端に嫌がる。人に迷惑をかけないという美徳。秘伝のたれのように公開をしなかった。
FBAAの活動を通じて、承継の智恵、いわば知的資産を形にしていきたい。
(3)正解のない世界
ファミリービジネスは、なかなか理論化できない分野であり、人が介在しなければ解決できない。ITやAI(人口知能)では対応できない。正解のない世界である。家族は、心のケアが大事である。配偶者、子供の心はコントロールできない。事業については、財産権のみ民法、税法、会社法のルールがある。つまり、コントロールできる。関係書籍の多さからいっても自明である。
正解のないファミリービジネスの理論化を挑戦しよう。
(4)オーナーの責任
オーナー家には、社会に対する責任がある。地域社会を大事にする。長期的、雇用を守る。社員に機会も与える。社員は、理念や価値観に守られている。
ファミリーの責任という覚悟につき学習できたことは、今後の糧になる。
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(家族がコアとなる。だから家族を大事にしようと誓ったのでした。)

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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