★中央大学事務局
石川県支部の総会準備を行う。
大学から名簿を新たに入手し、1,800名弱の学員に総会案内を送付する。
恐らくは、2割ほどが宛先不明で返信されるであろう。
この発送手続きには、石川県庁の学員8名の方々にご協力頂く。(3時間弱の作業時間)
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弊社のスタッフK氏(中央大学卒)を事務局補佐と任命する。
問い合わせQ&A想定問答集を作成し、週明けの問い合わせに対応する。
名簿作成を検討しているが、個人情報保護の観点から、自身の情報を開示しない場合は、名簿のみのお渡しはご遠慮頂くこと。
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★事業承継セミナー&個別相談
ある金融機関で、事業承継計画セミナーを行う。
セミナー後の個別相談が2件あり、いずれも外部株主の株式の取扱であった。
業績の良い会社は、内部留保がかなり蓄積しており、株価も高い。
≪相談要旨≫
○外部株主との関係維持が難しい
○後継者に会社を譲る時、その外部株主が承継阻害要因となる。
○その株式を会社で買い取ると、相当の額となる。
後継者のために買い取りたいけれども、株価が高い。
どうしたら良いかという相談であった。
問題をこう簡素化してみた。
後継者への承継への環境整備とお金の問題、どちらを優先すべきか。
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≪回答要旨≫
○後継者への経営の環境整備が先でお金が後
○現経営者の力のある時に、外部株主から買い取ること
現経営者が後継者にできることを優先することが肝要でしょう。。。
事業承継の本質は思いやりだと考えています。
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中央大学学員会石川支部事務局からのお知らせ
現在、中央大学学員会石川支部事務局をさせて頂いております。
以下、お知らせです。。。
1.中央大学学員会石川支部のご案内
中央大学では、本学の卒業生を学員と呼びます。
中央大学学員会石川支部は、中央大学卒業で石川県在住の方々の会です。
県内でも中央大学卒業生は各界で活躍しておられます。
本会は、これら同窓の人たちが相集い、懇親を深め、同窓の絆をつくることを目的としております。
入会費 無料
年会費 3,000円(一般会員会費)
今回は会員に配布する会員名簿の作成を予定しております。
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2.中央大学学員会石川支部総会のご案内
日時 平成24年7月29日(日)
受付開始 午後3時30分
総 会 午後4時00分~4時45分
学術講演会 午後5時00分~6時30分
懇親会 午後6時40分~
場所 ANAクラウンプラザホテル 3階
懇親会会費 8,000円 (総会当日に徴収させていただきます。)
総会議題
第一号議案 平成23年度事業報告、会計報告の件。
第二号議案 平成24年度事業計画案、収支予算案の件。
第三号議案 役員改選の件。
学術講演会
講師 深町英夫先生
テーマ「中国政治体制100年」
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3.親睦ゴルフコンペのご案内
◎日時 平成24年7月28日(土)
7時40分集合 (8時10分スタート)
◎場所 能登カントリークラブ(宝達→日本海コース)
羽咋郡宝達志水町米出ワー1
℡0767-28-3155
◎会費 5,000円(賞品・パ‐ティ代)
プレー代は各自でご精算してください。
ビジター料金は特別割引で13,000円(キャデイ付)です。
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4.中央大学多摩キャンパス表敬訪問のご案内
標記につきまして会員の方から創立125周年記念式典も一昨年終わったところで多摩キャンパスを表敬訪問したらとの意見があり企画いたしました。
多摩キャンパスを見学した後、懐かしい旧中央大学会館跡地に建設された中央大学駿河台記念館の1階レストランで懇親会を開催します。
学員会会員のご家族の皆さまのご参加もお待ちいたしています。
◎旅行日 平成24年9月28日(金)~9月29日(土)1泊2日
◎旅程表
*9/28(金)金沢駅===(貸切バス利用)==金沢東IC==(北陸・上越・圏央道)==国立府中IC===中央大学多摩キャンパス表敬訪問(施設見学・懇談会)==国立府中IC==(中央道)===高井戸IC==東京・秋葉原(泊)
夕食懇親会は駿河台記念館にて行います。(徒歩約10分)
*9/29(土)ホテル===東京スカイツリー(車窓)====浅草(浅草寺・仲見世見学と昼食)==首都高速==練馬IC===(関越・上信越・北陸道)====金沢東IC====金沢駅
◎旅行費用 御1人 32,000円 (シングルルーム利用)
*ご家族で参加を希望される方はツインルームご用意致します。
防衛業務に携わる意義
防衛という言葉の響きにロマンを感じます。いつだってヒーローは、悪人から民衆を守っています。だから、尊敬され何よりも格好良い。日本のウルトラマンや仮面ライダー、アメリカのスパイダーマン、スーパーマン。。。
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現在、会計事務所経営の他に「防衛」業務に携わっています。
1.雇用防衛・・・中小機構事業承継COとして、地域の支援機関に対し事業承継を円滑にする仕組みを導入することにより地域の雇用を防衛します。
2.企業防衛・・・TKC北陸企業防衛委員長として、TKC会計人に対し理念のある保険提案ができる仕組みを導入することにより、お客様の家族を含む利害関係者を防衛します。
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5月の予定表を振り返ると、半分以上「防衛」業務に携わっております。
地域貢献させて頂くという真摯な気持ちで、仕事に取り組みたいと思います。![]()
事業承継支援は金融機関の本業
(はじめに)
現在、中小機構北陸本部で事業承継コーディネーターをしております。
金融機関や商工会議所などに対して、事業承継支援をさせて頂いております。
事業承継支援は、地域の雇用を守ることを第一の目的としております。
早期に財産権と経営権を後継者に移行させる段取りをつけ、スムーズな事業承継をすることにより、地域の雇用を防衛します。
(事業承継支援は金融機関の本業)
金融機関で働く皆様の中には、「事業承継」は仕事ではないと考えている方もいます。
事業承継=相続という連想をしており、事業承継支援=税理士や弁護士やM&Aセンターの仕事と考えているからでしょう。
事実、行員の皆様が相続税や遺言の相談に乗った場合、税理士資格等がない場合、コンプライアンス違反となる恐れがありますので、そういう意味では正しいのかもしれません。
士業団体ではない金融機関が取り組む「事業承継支援」とは、貸金の返済の担い手が育つ、言い換えるならば、事業が続くような環境整備を行うことにあります。
事業承継を「貸金の返済の担い手承継」と定義すれば、貸金のある先について、すべて事業承継支援の対象先となります。
(事業承継支援は、究極のリレーションシップバンキング)
行員の皆様が事業承継支援の本質を理解し、支援に乗り出す時、壁にぶつかります。
とくに事業承継を意識していない小規模の経営者に対し、「事業承継」の必要性を説くとき、ネガティブな反応があるかもしれません。
「余計なお世話」だと。
この反応は、お客様が事業承継の必要性に気づいていない状態であり、この状態から「ありがとう」という反応に変えていくことを「コンサルティング」といいます。
お客様からの質問を答えるのは、単なる指導であり、金融機関に求められているのは、支援でありコンサルティングです。
お客様が事業承継の必要性に全く気付いていない状態から、どうアドバイスし提案していくか。
事業承継の「潜在ニーズ」を掘り起こすというのではなく、貸金のあるすべてのお客様が対象であるという意識をもって、事業承継支援に取り組んでいくことが大切かと思います。
過去の強みが将来の弱みとなる 帝王学最終回
先日、気になることがあって、私の「かかりつけ医」(私が勝手にそう思っている)に診て頂きました。
的確な判断ですぐに解決いたしました。
去り際、先生に「助かりました。ありがとうございます」と感謝を伝えました。。。
4.医療の本質
医療の目的とは何か。
私見ながら、医療とは人を幸せにすることだと思う。
日本理化学工業の大山会長曰く、人間の幸せは4つしかないと喝破している。
1.人に愛されること
2.人に褒められること
3.人の役に立つこと
4.人に必要とされること
この4つのうち3つ(2~4)は、仕事を通じて得ることができる。
5.日本と欧米の仕事観
日本では、働くことを「傍を楽にする」と考える。
日本書紀によれば、伊勢神宮の天照大御神(あまてらすおおみかみ)が自ら畑仕事をし、機(はた)を織って働いたとある。
神様自身が働いている。
労働とは人に喜ばれること。
仕事をすることを善と考えている。
これは日本の文化だと思う。
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一方、欧米の仕事観は、仕事とは厳しくて嫌なもの。
旧約聖書によれば、神様が人間に罰を与えて働かせたとある。
したがって、7日目には安息の日曜日があると言われる。
欧米では、労働とは契約。
会社という職場で働くとき、使用人と労働者という関係となり、双方、労使協定というものを結ぶ。
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おわりに
日本も最近、権利を主張している方が増加している。
労使関係という欧米の考えが定着してきたと言えるのではないだろうか。
幸せのほとんどは、働くことで実現できる。
仕事があって幸せだ。。。
過去の強みが将来の弱みとなる 帝王学その3
新緑の季節。
風が心地よいです。
週末はゴルフをするなど外に出ていました。。。
3.外交を医療の代替とできるか
外交手段を軍備で行うことの是非ついては議論も多い。事実、北朝鮮や中国では、軍備を拡張している。
ミサイルに変わる外交手段はないか。キューバの取り組みがヒントとなる。
キューバの革命家チェ・ゲバラは医師であった。彼の医療を通じて社会貢献したいという思いは、今も脈々と受け継がれている。
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1986年、チェルノブイリ原発事故の際、キューバは、ウクライナに対して医療救援を実施した。しかも、キューバ国内が経済危機にあるなかで。
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また、キューバは、2005年のパキスタンの地震の時、チモールの災害やインドネシアの台風、四川省大地震でも医師団を送っている。この行動は、世界から尊敬されている。これはミサイルの抑止力よりも強大な力を持つ。
蛇足ながら、東日本大震災の発生時、キューバは日本に支援を申し入れたが、日本は拒否している。2005年、ハリケーン・カトリーナで被害を受けたアメリカが医師団の受け入れを拒否したの同様に。
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今後、日本の外交の柱を医療とする国家戦略を立案するのも一考に値する。
過去の強みが将来の弱みとなる 帝王学その2
昨日の5月5日で、42歳となりました。。。
関係各位のお祝いを頂戴し、厄のおそれが薄らいでいくとされる年となります。
皆様の支えでなんとか生きております。。。
さて、前回の続きです。
2.国民皆保険制度の永続について
現在の国民皆保険制度は永続に続くだろうか。
この制度が出来たのは1960年代。
人口が増え続け、成長時代の制度設計となっている。
経済が右肩上がりの時に創った制度をこの成熟期に同じような発想で適用している。
厚生労働省は診療報酬の単価をコントロールしている。
収益は統制経済、費用は自由経済となっている。
統制経済の弊害として、診療報酬には、地域差、技術、習熟度が全く反映されていない。
自由経済では考えられない状況となっている。官僚は、商売を知らない。このようなおかしな状況は続かない。
国家公務員の戦略は、結果の平等を常に追求している。
これからの国家運営は、民間人の戦略思考が求められている。
蛇足ながら。。。
厚生労働省の前身は、内務省である。
警察の役割も担い、基本的には性悪説の観点から、国民を指導している。国民は無知であり、指導すべき存在。
「投薬」という言葉は、薬を投げると書く。こういった時代背景を知ると、その言葉の意味合いがよく理解できる。
(続)
過去の強みが将来の弱みとなる 帝王学その1
GW。。。家にいて仕事しています。
何処に行っても自己実現は、私にとっては仕事です。。。
先日、帝王学として、先を考えるポイントをご教授頂き、まとめました。
1.過去の強みが未来の弱み
歴史を振り返るならば、過去の強みが未来の弱みになることがある。なぜか。制度を作った当初の状況を人間は守ろうとし、変えることができないからだ。
国家が成立する条件とは何だろうか。国家の官僚組織が参考になる。歴史的に優先順位は以下のとおりとなる。
①食糧(農林水産省)
②教育(文部省)
③医療・福祉(厚生労働省)
食糧を確保することが最優先となる。次に、教育はインドの狼に育てられた例にもあるように、国家の一大事となる。そして、医療・福祉が続く。
国家が永続するには、常に座標軸を持つことが大事である。
(続)
後継社長に必要なもの
(後継社長に必要なもの)
事業承継に携わる中で、親族内外を問わず事業承継がうまくいった後継社長とそうでない社長の共通点があるように感じます。
それは、頭の良い後継者が、良い後継社長とは必ずしも言えないということです。
人格とか徳という言葉ではなく、愚直なことを継続できる資質が必要ではないかと日頃、考えておりました。
(後継社長の十分能力)
後継者には頭の良さではなく、もっと人間の基本的資質が必要だ。
こうした漠然としたものがありましたが、上原春男先生の著書『成長するものだけが生き残る』をパラパラと読んでいて、視界が一気に開かれました。
「雑用こそきちんとこなす「度量」で人は測られる」(126~130頁)に回答がありました。
それは、「やさしさ」です。
人間の能力=IQ(知力)×EQ(忍耐力、行動力、熱意、やさしさで表される人間力)
この「やさしさ」こそが、人間の度量と成長力を測ることができる指標と書かれており、全くその通りと思います。
(将来の成長力を測るある実験)
上原先生は、長年、人のやさしさを見る「実験」を行なっています。
研究や実験で忙しそうにしている学生に、わざと「おなかがすいたから、パンを買ってきてくれないか。」とお使いを頼みます。それに対して学生がどんな反応を示し、将来どのように成長していくかを多数のサンプルから統計を取っています。
学生の反応パターンは以下のとおり。
①「はい。すぐ行ってきます」と二つ返事ですみやかに席を立つ
②「わかりました」とやりかけの仕事をすぐに一段落させてから行く
③「これをしてから行きますから、少し待ってください」と当面の仕事を優先させる
④いかにも気乗りのしない様子で、黙ってしぶしぶ席を立つ
⑤「なんで、私が先生のパンを買いにいかなくてはいけないのですか」と食ってかかり、結局行かない
読者の皆様はどのパターンでしょうか。
この実験を始めた頃の学生は、すでに定年を迎えており、学生の行く末を観察すると、結果として、①と②のようなやさしい反応を見せた学生は、ほとんど成績も伸び、いい仕事に就き、満ち足りた人生を送ったという。
一方、④や⑤のような反応をした人は、仕事を転々としたりして、あまり幸せそうな人生を送っていない。
師匠や上司から頼まれたことは、「Yesかはい」。
愚直に素直に生きる。
「頼まれごとは試されごと。」
これからも挑戦していきたいものです。。。
人生を有効に生きる 最終
桜が開花しました。
春を実感しております。
「人生を有効に生きる」の最終回です。
7.基本という土台
基本を大切にしているか、土台があるか?
行き詰まった時に、基本に立ち返ることで、自分の位置を確認できる。
基本に立ち返ることで、自分を客観視し、それにより弱点を克服できる。
基本という土台があるため、同じ世界で成長し、次の階段を上ることができる。
地道な勉強や仕事をバカにして、手を抜いたりしない。
基本がわかっているから、次の世代を育てることができる。
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8.一流を知る感性
身銭を切って、一流のものに触れているか?
身銭を切って、いまの自分には背伸び、贅沢と思えるものに触れている。
一流のものに触れることで、いかに自分がまだ成長しなくてはならないかを実感できる。
負けん気が強く、必ず自分も一流なものに相応しい人間になろうと努力する。
一方で、自分よりすごい人たちがいることを知ることで、謙虚になれる。
芸術や文化に触れたり、PC機器や見につけるものは多少無理しても最先端のものを買う。
