2011/10/10
職場と「負ける練習」
職場と「負ける練習」
弊社の基本理念は、昭和53年に制定しております。
「職場を自己修練、自己実現の場と心得・・・とあります。」
相田みつお先生の「負ける練習」を拝読し、職場は、日々の練習の場だと再認識しました。
「負ける練習」
柔道の基本は受け身
受け身とは投げ飛ばされる練習
人の前でたたきつけられる練習
人の前でころぶ練習
人の前で負ける練習です
つまり、人の前で失敗をしたり恥をさらす練習です
自分のかっこ悪さを多くの人の前でぶざまにさらけ出す練習
それが受け身です
長い人生にはかっこよく勝つことよりも
ぶざまに負けたりだらしなく恥を
さらすことのほうがはるかに多いからです
そして負け方や受け身のほんとうに身に付いた人間が
人の世の悲しみや苦しみに耐えてひと(他人)の胸の痛みを
心の底から理解できるやさしく暖かい人間になれるんです
そういう悲しみに耐えた暖かい心の人間のことを
観音さま、仏さま、と呼ぶんです
相田 みつを (著) 「一生感動 一生青春」 76頁引用
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