2022/10/09
人生100年時代の到来 2022
過日、100歳以上の人口が9万人を超えたという報道があり、いよいよ人生100年時代が到来したなと実感する。(女性が9割という事実も見逃せない)
52年連続で100歳以上の人口が増加している。
昭和を代表する漫画「サザエさん」の波平氏の年齢は54歳という設定だが、1960年の男性の平均寿命が65歳であることを考えれば、なるほど54歳であの「おじいちゃん」感を醸し出すのも納得だ。
私は現在52歳であるが、波平氏の2歳下というのは違和感しかない。
令和の時代は昭和と比して、テクノロジーの驚異的な発達と共に、平均寿命も伸長したわけだ。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」(リンダ・グラットン他著)を読んでも、どう生きるかは当然ながら明確に教えてくれない。
また、人口知能(AI)の猛烈な進展で、AIが人間の仕事を奪うと言われている。
ご丁寧に、オックスフォード大学のオズボーン教授は、会計の仕事について最もAI(人口知能)が代替できる仕事であると安易なそして無責任な断言もしていただいている。
この場を借りて、会計事務所経営者を代表して、その安直な断言に対し、厚く御礼を申し上げる。
不安を煽る時代変化(長寿と人口知能の進展)の中、我々はどう生きるべきか。
そのヒントを探るべく、10月14日金曜日に、北陸不動産鑑定士協会連合会主催の研修会にて「相続事業承継と不動産 ブルーオーシャンの見つけ方の一考察」と題して講演をさせて頂きます。
講演時間の90分は長い。長すぎる。
会場の皆様と一緒にその重い問いを考えたいと思います。
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